ハッピーシュガーライフ(第7話『砂糖少女の原材料』)のあらすじと感想・考察まとめ

さとうはしょうこに「本当の事」を話すため、自分の家に案内することにする。一方、北埋川はさとうが他の人間と秘密を共有しようとしていることに憤り、「異臭がする」との通報によって彼女の家に警察を差し向けた。さとうが自宅に叔母殺害の痕跡を残していると考えたからこその行動だったが、家のドアが開くと、さとうの叔母が元気な姿で警察らを出迎えるのだった。
今回は「ハッピーシュガーライフ」第7話『砂糖少女の原材料』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「ハッピーシュガーライフ」第7話『砂糖少女の原材料』のあらすじ・ストーリー

さとうの行動に憤る北埋川

さとうとしょうこのやり取りを、向かいのビルから目撃していた北埋川。彼はさとうの素性について、このような仮設を立てる。

北埋川「(ある所に、1人の少女がいました。少女は幼い頃に両親を亡くし、人の間で生まれる愛を知ること無く育ちました。真実の愛が知りたい少女はたくさんの男の子と触れ合い、愛を知ろうとしました。が、どれも少女の心を奪うことはありませんでした。探して探して、傷つきながら探し続けて……少女はたった1つの愛に辿り着くことが出来たのです。しかし、彼女のたった1人の身寄り(叔母)は、こう言いました。『そんなの愛じゃない、許せないわ。普通じゃない』少女は自分の愛を否定された事をひどく怒り、叔母を殺してしまいました……)」

さとうがしょうこに話すと言った「本当の事」が叔母に関する事なのか、はたまた別の事なのか定かではない。それでも北埋川は、さとうが自分以外の人間に素性を見せようとしていることにひどく憤っていた。

北埋川「許さませんね。貴方と秘密を共有するのは、私だけでいいでしょう……松坂さん」

さとうの家まで移動する2人

さとうとしょうこは松阪家に向かう道中、互いの家からバイト先までの距離について話していた。さとうはバイト先の近所に住んでいるのに対し、しょうこは通勤に家から1時間かかるにも関わらず、わざと家から遠い職場を選んだのだという。

しょうこ「私さ……家でも学校でも、結構窮屈な思いしてたのよね。なんかいっつも、心が縛られてる気がしてた。でも、アンタと一緒に居る時は違ったのよ。どうしてか、本当の自分で居られたの。こんなの初めてなの。私、いま心がすっごく軽い。 今のバイトして良かった、アンタに会えたから! ありがと、さとう」
さとう「私もだよ。何かね、しょうこちゃんと話してるの好き。気楽になれるっていうか、楽しい気持ちになれた。色々な嫌なこと、忘れられてたんだ。友達って良いな、って思った。私たち、気が合うかもね? 私も、しょうこちゃんに会えて良かったよ」

さとうの言葉に、しょうこは思わず嬉し泣きしてしまう。北埋川が2人を背後からストーキングしているとも知らず、さとうは終始楽しそうに笑っていた。

一方、部屋に閉じこもっていた太陽は、「しょうこがさとうの家に行く」という旨のメールを何者かから受け取っていた。

太陽「ひ、飛騨さん!? 松阪さんの家に行くなんて、そんな……ダメだよ、危険過ぎる! 僕のしおちゃんがぁ……!」

さとうの家を捜索しようとする警察

さとうがしょうこを連れて来たのは、前にもしょうこが1人で訪ねたことのあるマンションだった。さとうが履歴書に記している住所であり、しょうこは前に1度だけ訪ねていたが、その時はチャイムを押しても誰も出なかったという。しょうこがその時のことを思い出しつつ、さとうの後について彼女の部屋に向かうと、ドアの前には男性警官の光瀬と女性警官が立っていた。

光瀬「この部屋の方ですか?」
しょうこ「警察……?」
光瀬「実は、『この部屋から異臭がする』との通報がありました。チャイムを押しても、誰も出てこないので……中を見せていただいても構わないでしょうか?」

通報したのは北埋川であり、その動機は、さとうが他の人間に秘密を話そうとしたことに対する腹いせだった。

さとうの様子を窺う北埋川

北埋川「(人体を小分けに処理するのに都合がいい場所……それは、やはり自宅。松阪さんから頼まれ、私が始末したあのゴミ……中身は恐らく、行方不明の彼女の叔母! であれば余計に、その痕跡は自宅に残っている可能性は高い。松阪さん……2人だけの秘密を他人と共有しようだなんて、私は許しませんよ。ならばいっそ……バラしてやるまで! しかし彼女のことだ。この場も上手く躱してくるか……?)」

そんな北埋川の予想とは裏腹に、さとうは本気で困ったような表情をしながら、警察に対し「今は都合が悪い」と歯切れ悪く抵抗する。そんな彼女の様子を見て、北埋川は興奮を抑えきれなくなった。

北埋川「(まさか……まさかまさか、そんな表情をするなんて! ちょっと、本気ですか!? 躱せないくらい焦っちゃってるんですか!? てことはやっぱり、この部屋にヤバイものがあるってことですか!?ヤバイ、抑えろ……抑えろ……(笑い声が)聞こえちゃうでしょーっ! ああ、何という事でしょう。私を蔑み、踏みつけ、卑しく罵倒した松阪さん。そんな彼女の秘密を……この私の手で、白日のもとに晒してしまうなんて!今、あなた必死で頭の中で、この状況をどう回避するか考えているんじゃないですか? ていうかまずいでしょ、だってもし痕跡が見つかったら、処理した私もどうなるか分からないのに!でも見たい、見たい、見たい! あの子の焦燥した顔がもっと! 今はそれだけが僕のエクスタシー……それ以外は、全部後で考える! 松坂さーんっ!)」

さとうの叔母

観念したさとうはドアの前に鍵を落とし、「帰ってきたよ、私だよ」とドアの向こうへ呼びかける。鍵を落とすのは叔母を呼ぶ合図であり、やがて徐に開かれるドアから、包帯や湿布を体のいたる所に付ける中年の女性が現れた。彼女がさとうの叔母であり、「先日処理した袋の中身は叔母の死体」というアテが完全に外れた北埋川は、目の前の光景にただただ驚愕していた。

光瀬「あの、チャイムを何度か押したのですが……今、お話を聞かせていただいても大丈夫ですか?」
叔母「あらー、すみません気づかずに。お話って、何ですか?」
光瀬「えっと……この部屋から異臭がする、と通報がありまして。中を見せて頂きたいのですが……」
叔母「警察の方……大変ですねー。でも、家の中なんて、何もありませんよ?」
光瀬「確認させて頂きたいんです」
叔母「確認……どうぞー」

警察を通した後、叔母はしょうこにも部屋に上がるよう促し、ついでにさとうの手を引きながら家の中へ入っていった。しょうこも慌てて後を追うが、部屋一体に漂う淀んだ空気に、思わず足が止まってしまう。

しょうこ「(なに? なんか、ここ……暗い、まだ夜じゃないのに)」
叔母「どうぞ?」
しょうこ「あ、はい」
しょうこ「(何でこんな、湿った感じがするんだろう。それに何か、変な匂いがするような……あまりここに居たくない!)」

部屋内の光景に絶句する警察

警察は捜索を進める中で、とある一室に鍵が掛けられているのを発見する。

女性警官「こちら(の部屋)は? 鍵がしてあるようですが」
叔母「あー、はい。その部屋にはゴミがあって……鍵を増やしたら、匂いがどうにかなるかなーと思ったんですが」
光瀬「開けてもらえますか?」
叔母「嫌です」
光瀬「えっ」
叔母「だって、臭いです。ムワーってなるから、嫌なんですー!」

結局警察は、引き留めようとする叔母を無視してドアの鍵を開け、その部屋に進入する。中には1枚の布団が敷かれ、その周囲に大量の紙くずが散乱しているという、性行為の跡と思われる光景が広がっていた。また部屋一体に強烈な異臭が充満していて、光瀬は思わず咳き込んでしまう。

しょうこ「ねえ、さとう。ここ、本当に……アンタの家なの?」
さとう「そうだよ」

男性警官に言い寄る叔母

結局家の中に危険物などは見当たらなかったため、警察は叔母に対して衛生面に関する注意だけ行う。すると叔母は、唐突に笑い声を上げはじめた。

女性警官「なに笑ってるんですか!」
叔母「いえ、ごめんなさい。だって……ウフフ、お巡りさんって、本当に大変なんだなーって。(男性警官に抱きつき)ねえお巡りさん、何日シてないんですか? 可哀想に。自分を慰める暇さえ無いんですか?」
光瀬「なっ。ちょっと、離しなさい……!」
叔母「そうですよね。幼い頃からずーっと警察官に憧れてて、遊びにも目を向けずに勉強を続けてきた」
光瀬「止めて下さい! 止めなさい……!」
叔母「こんな汚い部屋にも、舌打ちしたいの我慢して、雑用みたいな仕事をこなす。真面目でとっても良い子。だけど……ふと、寂しくなる。それゆえに、自分がとてもつまらない人間じゃないか? 真面目なことしか取り柄がない、他には何もない、心底つまらない人間――」
光瀬「っ、このぉ!(叔母を叩こうとし、寸前で手を止める)」
叔母「いいよ、叩いて? 私を叩いてスッキリしちゃお?」

狼狽する光瀬を叔母が軽く押すと、彼は力無くその場に尻餅をついてしまう。そして叔母は倒れる光瀬の上で四つん這いになり、自分を欲望の捌け口にするよう彼に働きかけた。

叔母「遠慮しなくていいんだよ、それはとっても気持ち良くなることなんだから。私の頬を思いっきり叩いて、お腹を殴って怒鳴りつけて、それから衣服を無理やり脱がせて……心ゆくまで犯して良いの。別に、恥ずかしがることじゃないんだよ? だってそれがあなたの本性で、一番大切な心の部分なんだから。そんなあなたも愛してあげるから……私を、捌け口にして良いんだよ?」

しょうこが「王子様」を欲していることを見抜く叔母

光瀬を誘惑する叔母を前に、さとうは昔の叔母の「何をしたって構わない。どんな欲望でも、全部飲み込んであげるから。だって、それが愛だから」という台詞を思い出しながら、苦虫を噛み潰すような表情を浮かべる。程なくして女性警官が叔母を突き飛ばし、光瀬を連れてそそくさと外へ出ていくが、光瀬はどことなく叔母に見惚れるような表情を浮かべていた。

叔母「遠慮なさらず……私はいつでも、ここに居ますから」

叔母は警察を見送った後、今度はしょうこに語りかける。

叔母「あらー? あなたも少し、寂しそう……愛に飢えてるの? そうね……たった1人の王子様、見つかると良いわねぇ」
しょうこ「えっ!?」

その後、さとうは叔母の言葉を遮るようにしょうこの前に立ちふさがり、「ホントに変わらないね、叔母さん」とだけ吐き捨てると、そのまましょうこを連れて外へ出ていってしまう。その間ずっと笑い声を上げていた叔母に、しょうこは恐怖を覚えるのだった。

しょうこ「(優しい声なのに、いつまでも耳にまとわりつくような……不気味な声)」

さとうから目を逸らすしょうこ

マンションを出た後も、しょうこの手を引いて歩き続けるさとう。しょうこは強引にさとうを引き止め、彼女の叔母のことをまくし立てるように非難した。

しょうこ「何なの、あの人! さとうの叔母さんだってことは分かってるけど……でも、あの人変だよ! いきなりあんな事して、愛とか言うし! ……あ、ごめん(さとうの手を離す)」
さとう「あの人にとっては、あれが愛なんだって。人の欲を全て受け止める、暴力でも性行為でも何でも。他人からそれらを受け入れることに、喜びを感じてるの。私はあの人に育てられた。あの人と私は血が繋がってる。しょうこちゃんはさ……それでも、私の友達で居てくれる?」

さとうの問いかけに対し、しょうこは叔母の奇怪な振る舞い、そしてさとうに対する「私が唯一本音で話せる友達」という自身の言葉を同時に思い出す。そして、「バカさとう! そんなの、当たり前じゃない」という言葉が頭に浮かぶも口に出すことは出来ず、しょうこはさとうから目を逸らしてしまうのだった。

さとう「ごめんねしょうこちゃん、びっくりさせちゃったね。全部忘れて? 明日からはまた、いつも通りのバイト仲間でいよう」
しょうこ「(違うの、さとう。アンタと向き合いたい。苦しんでるなら、力になりたい。さとう……私、私知らなかったの。中途半端な勇気が、こんなにも……人を傷つける事を!)」

しょうこを置いて1人帰路につくさとうは、「ねえさとう、アンタの叔母さんおかしいよ。ねえ、アンタもおかしいんじゃないの?」という何者かの声を思い出していた。

さとう「(久々に、痛かったの思い出しちゃったなぁ……いっつもそうだった。だけどもう良いんだ)」

「友達」についてしおに聞くさとう

さとうはマンションに戻った後、叔母の住む部屋『305号室』の近くに北埋川が居るのを見つけたため、二度と自分をつけたり嗅ぎ回ったりしないよう釘を刺す。北埋川がその場を去っていくのを確認した後、さとうは非常階段を使って12階まで登り、彼女としおが暮らす部屋『1208号室』へと帰宅するのだった。

しお「さとちゃん、おかえりなさい」
さとう「ただいま、しおちゃん!(しおに抱きつく)」
しお「ぎゅーっ!(抱きしめ返す)」
さとう「ねえしおちゃん、『友達』って知ってる?」
しお「友達? 友達、ともだち……知らない! 友達って何?」
さとう「私もよく分かんないや。友達って、何なんだろ」
しお「さとちゃん、変なの」
さとう「(それでも良いの、しおちゃんさえ居れば良い。だって私は、それだけで満たされているから)」

絵のモデルになるさとう

話は1208号室の元の住人である男性画家が、さとうに出会った日に遡る。その日さとうはマンションの入口前で、雨が降る中1人で立ち尽くしていた。画家が声を掛けると、さとうは「家に帰りたくない」と言い、彼はさとうを自分の部屋へと招き入れた。

さとう「ねえ、お邪魔させて貰ってるんだし、お礼するよ。何してほしい?」

さとうの申し出に対し、画家は彼女に絵のモデルになってもらうことにする。画家が筆を走らせている間、その前にじっと座っていたさとうは、ふと彼に質問を投げかけた。

さとう「ねえお兄さん……『愛』がどういうものか、知ってる?」

「ハッピーシュガーライフ」第7話『砂糖少女の原材料』の感想・考察

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