Lobotomy Corporation(ロボトミーコーポレーション)のアブノーマリティまとめ

『Lobotomy Corporation』とは、不思議な存在「アブノーマリティ」を管理するゲームである。
アブノーマリティとはこのゲームの象徴である様々な姿形をした奇妙な存在。きちんと対処を行えばおとなしくしていてくれるものの、対応を誤れば大惨事を引き起こす。
かわいらしいキャラクターに見えるが、これはプレイヤーにかけられた認知フィルターによるもので、実際は見るだけでも発狂しかねない恐ろしい外見をしている。

脱走情報

脱走可能であるかの情報と、鎮圧のための属性耐性(このアブノーマリティがどの属性攻撃に弱いか)が表示される。
RED、WHITE、BLACK、PALEの4属性に対し、耐性、弱点、と表示される。

E.G.O情報

E.G.Oとは各アブノーマリティから抽出した武器や防具のこと。
正式名称は「Extermination of Geometrical Organ(幾何学的器官の根絶)」。

この項目では、各アブノーマリティに対応したE.G.Oの性能の閲覧と生産ができる。
PE-BOXを消費して生産されたE.G.Oは職員に装備させることができる。
また、最大生産数が決まっており、最大生産数以上のE.G.Oの生産はできないようになっている。

バックストーリー

そのアブノーマリティに関する逸話やレポートが書いてある項目。

韓→英→日の多重翻訳によりニュアンスが失われていたり、日本語として成り立っていない文章になっていることが多く、文字も小さめであるため非常に読みづらい。

アブノーマリティ一覧

Training Standard Dummy Rabbit(教育用ウサギロボ)

Training standard Dummy Rabbit(0-00-00、教育用ウサギロボ)は、ウサギ型の標的人形のような姿をしたアブノーマリティである。リスクレベルはTETH。

ゲームのチュートリアル専用のアブノーマリティ。
従順で無害であるため、新米管理人の訓練に利用されている。
「ウサギロボ」と呼ばれているが、ニンジンは嫌い。たまに脱走をするがそれは悪意あってのことではなく、大好きな人と一緒にいたいがための行動。

Scorched Girl(マッチガール)

Scorched Girl(F-01-02、マッチガール)は黒く焦げた少女の姿をしたアブノーマリティである。リスクレベルはTETH。
収容選択時のフレーバーテキストは「君の元に行こう。やがて私のように灰になってしまう、君の元へ」

モデルは童話の「マッチ売りの少女」で、灯したマッチに映った夢を切望するあまり妄想に取りつかれ、自分にマッチで火をつけて焼死した。
少女は火の灯ったマッチと共にあることで、いつか見たよりよい人生への憧れを体現しているとされている。

マッチガールと名前はついているが、あくまで本体は胸に刺さったマッチである。

One Sin and Hundreds of Good Deeds(たった一つの罪と何百もの善)

One Sin and Hundreds of Good Deeds(O-03-03、たった一つの罪と何百もの善) は壊れた黒い十字架に貫かれた浮遊する頭蓋骨のアブノーマリティである。
リスクレベルはZEYIN。名前が長いため、プレイヤーからは「One Sin」「罪善」と呼ばれる。
収容選択時のフレーバーテキストは「それはあなたを裁く救世主であり、奈落へ落とす執行者です」

1日目に必ず登場するアブノーマリティで、ゲームを始めたばかりの初心者プレイヤーでも安心して世話ができる危険度の低いアブノーマリティである。
とはいっても扱いやすいというのはゲーム的なもので、設定はアブノーマリティらしく危険。
罪善は告白により明かされた人間の「罪」を糧としている。職員は罪善の前に立って自分の罪を告白しなければならないのだが、ちょっとした嘘ならともかく、誰にも話すことはできず墓に持っていくような重大なものであった場合、罪を告白した職員は過去数年間の記憶を失ってしまったという報告がある。

後述するアブノーマリティ「白夜」に対する制圧手段という隠し要素がある。
白夜は特定条件下で職員を自らの使徒に変え、真正面からでは太刀打ちできない強さの使徒12人が施設中の職員を皆殺しにするという特殊能力を持っている。
この時にのみ罪善に使用できるコマンド「懺悔」が現れ、懺悔することで罪善が白夜に継続して大ダメージを与え続け、白夜を倒すことができる。
これは罪善のモデルがキリスト教における主(神)であること、白夜と使徒がキリストと12人の使徒であることを踏まえた隠し要素。

The Queen of Hatred(憎しみの女王)

The Queen of Hatred(O-01-04、憎しみの女王)は水色の髪とアニメ風の黄色い目を持つ肌の白い少女の姿をしたアブノーマリティ。リスクレベルはWAW。
最初は「魔法少女」という名前だが、エンサイクロペディアを埋めていくことによって名前が「憎しみの女王」に変わる。
収容選択時のフレーバーテキストは「愛と正義の名のもとに、魔法少女がやってくる!」

正義の味方である魔法少女という設定から、他のアブノーマリティが脱走しているとそれを感知して自ら収容室を脱走し、脱走したアブノーマリティの鎮圧にかかる。鎮圧が完了するとそのままテレポートし、自分の収容室に戻る。
しかし鎮圧中に職員が死亡するとヒステリーを起こし、第二形態へと変身する。第二形態へと変身した憎しみの女王は理性を失い、目に映るものすべてを攻撃しようとする。
うまく使えば強力な味方となるが、扱い方を間違えると厄介なアブノーマリティである。

Happy Teddy Bear(幸せなテディ)

Happy Teddy Bear(T-04-06、幸せなテディ)は、大きなテディベア人形のアブノーマリティである。リスクレベルはHE。
収容選択時のフレーバーテキストは「その記憶は暖かい抱擁から始まります」
小さな子供に与えられたテディベアが子供の成長とともに忘れられ、押し入れにしまわれたことで、何の変哲もないぬいぐるみがアブノーマリティとなったという経緯を持っている。

同じ職員が二回連続で作業を行うと特殊能力が発動し、幸せなテディに力いっぱい抱きしめられ、入室と同時に職員は絞め殺されてしまう。
これは、テディベアが再び誰かに忘れられることを恐れるがあまり抱きしめた人間を放そうとせず、その結果、抱きしめた相手を窒息死あるいは圧殺してしまうという設定によるもの。同じ職員が何度もテディベアに会いに行くことでその職員を持ち主だと認識してしまい、離れることを嫌ったテディベアが抱き殺してしまうのだ。

Red Shoes(赤い靴)

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