花よりも花の如く(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『花よりも花の如く』とは、2001年より白泉社の『月刊メロディ』にて連載の開始された、日本の伝統芸能『能』をテーマに描かれた成田美名子による漫画。
2006年より掲載誌が隔月刊誌『MELODY』にリニューアルした。
元々は同作家の連載『NATURAL』のスピンオフの読み切りから始まり、連載になった作品。
榊原憲人は幼い頃から祖父の元で能楽師として修行を積んでいた。憲人は様々な人物と出会いながら成長していく。

能楽師。観世流と思われる創風会の責任者であり、6世相葉左右十郎(あいばそうじゅうろう)。
コミックス11巻にて名跡を長男の相葉匠人に譲り、自身は相葉泰一(あいばたいいつ)を名乗る。
シテ方。稽古は厳しく時には手も出るほどだが、それは能に対しての真摯な態度の表れであり、憲人を初めとする弟子たちの悩みには、丁寧に相談に乗る。
自身の後継者を憲人にするか西門にするか悩んだこともある。

相葉匠人(あいば たくと)

七世相葉左右十郎。創風会のシテ方の能楽師。芸風は豪快だけれども繊細さも兼ねている。
憲人の母方の伯父で、海人の父親。
「お父さん、女の人になってる時は怖くない」と移動中の列車の中で言われてしまい、社内販売の乗務員に誤解を受ける。

創風会所属の能楽師たち

森澤楽(もりさわ がく)

憲人の弟弟子。父親も創風会所属の能楽師。幼少期に奈良県に引っ越すが、その際地毛の茶髪を染めて黒髪にしていたことで、染髪料に被れてしまい、いじめにも遭った為不登校となってしまう。
ある日コンビニであった剣道場の子供たちに付いていったことから、剣道を始め、社会生活を復活し、東京に戻り、髪を染めずに能を続けていくことになった。
才能もあり、弟子として裏方としての気遣いもよく出来る。
憲人からは弟弟子の中では一番信頼されている。
生まれた時から、サイコメトリックな力を持ち、その場にかつて存在した人々の感情を読み取る力があり、憲人の内面に関しても、本人が気付かないようなことも指摘してくる鋭さを持つ。
憲人の妹の彩紀には幼少期から彼女の姿の幻を見ており、特別な縁を感じている。
口べたなのか、口数は少ない。語彙が少ないとの周囲の指摘もあり、やや天然でもある。
周りの空気を読んでいないようで、繊細な気遣いに長けている。

相葉海人(あいば かいと)

相葉匠人の長男。憲人の小さい頃に似ていると言われる。

渡会直継(わたらい なおつぐ)

渡会直角の父。ベテランの能楽師だが融通の利かない性格で、妻と子には敬遠されている。

渡会直角(わたらい なおずみ)

匠人と同年代の能楽師、渡会直継の息子。内弟子として連雀に住み込んで修行中。厳格で融通の利かない父親を避けて能からも遠ざかっていたが、憲人たちのニューヨーク公演を見て能楽師を志す。
英語も堪能で、明るくちゃっかりした所がある。また思ったことをすぐに口に出したり、行動に移したりすることから反発を受けることもあるが、生来の茶目っ気があり嫌われてはいない。
年下だが兄弟子になる森澤楽からの教えも守っており、彼なりに合理的な選択を常にしている。
憲人の妹の彩紀に思いを寄せ、楽をライバル視してもいる。

五十嵐陽一(いがらし よういち)

憲人の兄弟子。宮本芳年、白石航と三人で暁光会を設立。

石井安貴(いしい やすたか)

創風会所属の能楽師。憲人の弟弟子で楽や直角の兄弟子。

岩村栗太郎(いわむら くりたろう)

創風会所属の子方で、岩村さんの息子。不思議な能力の持ち主で絵に描いたことが、実際の事件になったりする。憲人が火事に巻き込まれることも、当てている。

その他の能楽師たち

宮本芳年(みやもと ほうねん)

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