うみねこのなく頃にの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『うみねこのなく頃に』とは、同人サークル『07th Expansion』が発売したサウンドノベルゲームや、それを原作としたメディアミックス作品のことである。
この物語は、孤島で起きた連続殺人事件の真相が人の手によるものなのか、はたまた魔女の仕業なのかを焦点に話が進む。うみねこの世界では「魔法」と「愛」が密接に関わりあっている。現実世界において、本当の魔法とは何か、愛とは何かを問いかける数々のセリフが、読者や視聴者の心を惹きつけた。

魔法が通じずともこのロノウェ、忠義に厚き熱血漢である事実は揺らぎません。ましてや婦女子を見捨てることがあると思いで?

出典: renta.papy.co.jp

『episode8』で、ヤギ頭の男たちにロノウェが言ったセリフ。ロノウェはベアトリーチェの従者である悪魔で、有能な執事でもある。ヤギ頭の男たちは頭は山羊で体は人間の怪物のことで、ヤギ頭の男たちは六軒島を襲いにきた。ヤギ頭たちは奇跡の魔女、ベルンカステルの命令で六軒島を全て食べ尽くそうとしていた。ベルンカステルは見た目は可愛らしい少女だが、性格はとても冷酷で人の気持ちを無視した行動をする。ベルンカステルは、自身の暇つぶしのために六軒島にある全ての人を殺そうとしていた。そんな中、ベアトリーチェの師匠である魔女のワルギリアがヤギ頭の男によって襲われるが、ロノウェが庇う。ロノウェは、自身の力が通じずとも仲間の魔女のために立ち向かう。そんなロノウェの紳士的な一面が現れた、名台詞である。

煉獄の七姉妹の名言・名セリフ

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左からルシファー、マモン、サタン、ベルゼブブ、アスモデウス、ベルフェゴール、レヴィアタン

姉妹に見下されたあの日、私は他の6人を心底嫉妬したわ。七日七晩かけて嫉妬した!その末に私は他の姉妹を凌駕する力とスピードを得たのよッ!!

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『episode3』で煉獄の七姉妹の次女、レヴィアタンが霧江に言ったセリフ。レヴィアタンは『嫉妬』を司る悪魔で、相手に嫉妬すればするほどパワーアップする。煉獄の七姉妹の役目はベアトリーチェの命令で碑文の内容に沿って六軒島にいる人々を殺害することで、レヴィアタンは霧江を狙った。このセリフはその時のもので、レヴィアタンは姉妹との実力差に嫉妬し、それを原動力に成長したという『嫉妬』のポジティブな捉え方が出来る名セリフだ。

私は欲しいものは絶対に手に入れる!当然主の笑顔も!だって私は強欲ですから!

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『episode4』で煉獄の七姉妹の五女、マモンが縁寿に向けて言ったセリフだ。縁寿は、真里亞が死後に残した魔道書を頼りに煉獄の七姉妹を呼び出す魔法に成功させる。縁寿は現在、聖ルチーア学園という全寮制の女学園の生徒だが、クラスメートからいじめを受けていて、辛い日々を過ごしていた。そんな笑顔が無い縁寿に対して、マモンはこのセリフを言って縁寿を元気付ける。マモンは強欲を司る悪魔で、欲しいものは何でも手に入れたいと思う性格だ。そして、今マモンの欲しいものは「縁寿の笑顔」だった。ポジティブで明るさと友情を感じさせる名台詞である。

私は誰も知らないことを私だけが知っていることが好き。誰も出来ないことを私だけが出来ることが好き。だから勉強は好き、練習は好き。だって!私だけが誰も知らない英知を独り占めしたいから!

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『episode4』で、マモンが縁寿に語りかけたセリフ。マモンは、縁寿が受ける授業を見学する。マモンの姿は他の生徒たちには見えない。意外と興味津々に授業を聞くマモンに対して縁寿は不思議に思うが、マモンはこの言葉を返した。ポジティブで、上昇志向が現れている名言だ。

我らが主に逆らう愚かなるニンゲンどもよ!今こそ平伏せ!審判の時ッ!

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『episode4』で、須磨寺霞やその部下たちに対して煉獄の七姉妹全員が言ったセリフ。縁寿は彼女の命を狙う須磨寺霞やその部下たちの前で、煉獄の七姉妹を呼び出す魔法に成功する。魔法はその存在を信じていない人たちの前では脆く、魔法を使うことができない。人間ではない煉獄の七姉妹たちも同じで、魔法を信じていない人たちの前では存在を維持することが出来ず、人間の前に姿をあらわすこと自体が不可能だ。六軒島の連続殺人事件で過度なオカルトチックで残酷な殺害の仕方をしたり、人間には不可能だと考えられる犯行を行うのは、魔女の仕業と思われるような残酷な犯行を行うことで、六軒島にいる人たちに少しずつ魔女の存在を認めさせるためだ。
しかし、縁寿は真の魔法の意味を理解したため、大勢の人の前でも煉獄の七姉妹を呼び出すことに成功した。煉獄の七姉妹たちは縁寿を殺そうとする須磨寺たちを倒し、魔法の存在を認めさせるために縁寿とともに反旗を翻す。七姉妹たちが格好いい名台詞だ。

エヴァ・ベアトリーチェの名言・名セリフ

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エヴァ・ベアトリーチェは左端の帽子を被った少女だ。見た目は絵羽の少女時代にそっくりだが、非常に残酷で抜け目ない性格をしている。

今こそ。はっきりと。言い切るわ。南条の前に現れし私こそ。18人の人間では証明できない⋯黄金の⋯魔女なのよッ!

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『episode3』でエヴァ・ベアトリーチェが戦人に言ったセリフだ。エヴァ・ベアトリーチェは少女時代の右代宮絵羽をモデルとした魔女のため見た目も言動もそっくりだが、性格はベアトリーチェを凌ぐほどに残虐で頭も切れる。戦人は、ゲーム盤上で起きた六軒島連続殺人事件を「人間の犯人がいる」として推理するが、医者である南条の殺害の件だけがどうしても人間の犯行では説明がつかなかった。エヴァは論理詰めの発言で、戦人は人間の犯人がいるという説が維持できなくなり、どんどん首を絞める。エヴァの勝利宣言が気持ちよく響き渡る名言である。

きゃッはははははははっはっは⋯!!この私を差し置いて誰が六軒島の王者ですって?この私を差し置いて留弗夫が犯人んんん?おこがましいと知りなさいッ!このエヴァ・ベアトリーチェを差し置いて誰がこの島の虐殺者を語るとッ!!?

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