うみねこのなく頃にの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『うみねこのなく頃に』とは、同人サークル『07th Expansion』が発売したサウンドノベルゲームや、それを原作としたメディアミックス作品のことである。
この物語は、孤島で起きた連続殺人事件の真相が人の手によるものなのか、はたまた魔女の仕業なのかを焦点に話が進む。うみねこの世界では「魔法」と「愛」が密接に関わりあっている。現実世界において、本当の魔法とは何か、愛とは何かを問いかける数々のセリフが、読者や視聴者の心を惹きつけた。

『episode8』で源次が紗音に言ったセリフだ。紗音の生い立ちは複雑だった。元々紗音は、金蔵と金蔵の娘であるベアトリーチェから間違いが起きて生まれた子供だ。紗音は赤ん坊の時に子供が生まれない蔵臼と夏妃の養子になるが、子供を作れなかったから養子を用意されたという事実に夏妃は耐えられずに、赤ん坊の紗音を崖から突き落としてしまう。奇跡的に無事だった紗音だが、成長するにつれて違和感を感じるようになる。初潮は来ず、体つきも少年のようなもののままだった。
紗音はある時、金蔵が残した碑文の謎をとく。謎の答えである部屋にたどり着くとそこには黄金のインゴットの山が積まれており、当主である金蔵や源次たち使用人がいた。紗音はそこで自分の生い立ちを知ってしまう。そして、崖から落ちた際の怪我が原因で、子供が産めない体になっていたことも教えられた。紗音は、夢である素敵な家庭を築くことも、好きな人と付き合うことも叶わないと知る。(紗音も右代宮家の一員で、譲治は近親となるため。)
そんな中、紗音が男の子に扮した姿である『嘉音』に朱志香が恋をしたと言う。さらに、両親とは不仲が原因でしばらく六軒島には来なかった初恋の相手、戦人が親族会議で六軒島に来ることを聞く。紗音は、様々な気持ちが綯い交ぜとなってしまい、「いっその事肉の器から解放できたら⋯」と考える。紗音は、その思いに至った時、六軒島の連続殺人事件の計画を思いつく。そして、源次達に犯行の相談をした。源次は紗音の苦しみをよく知っていたため、この計画に協力する。このセリフは、紗音への忠誠心が現れた名台詞である。

ベアトリーチェのゲーム盤における連続殺人事件(episode1や2などで語られた殺人事件)の犯人の大半は紗音だが、現実におきた連続殺人事件の犯人は留弗夫と霧江によるものである。

熊沢チヨの名言・名セリフ

私は女として⋯九羽鳥庵のベアトリーチェ様のお心を誰かに伝えねばと思ってまいりました。

出典: renta.papy.co.jp

『episode7』で、熊沢が金蔵に言ったセリフだ。episode7では連続殺人事件が起きる何年か前、『ベアトリーチェ』の真実を探るためにやってきたウィルが金蔵にベアトリーチェの話をする。ウィルは、『九羽鳥庵』という六軒島にある隠れ屋敷の存在を知っていた。それに興味を示した金蔵は、ウィルと話をすることになる。そして、現実にいたベアトリーチェの真実を話す。金蔵が若き頃、『ベアトリーチェ・カスティリオーニ』というイタリア人の女性と出会った。その女性と恋仲となった金蔵は、ベアトリーチェ・カスティリオーニのことを深く愛するが、彼女は若くして亡くなる。悲しみに暮れた金蔵だが、ベアトリーチェ・カスティオーニと自分との間には子供がいた。そこで、その子供に『ベアトリーチェ』と名前を付けて、『ベアトリーチェ・カスティリオーニ』の生まれ変わりとして『九羽鳥庵』で育てる。『九羽鳥庵』とは金蔵が娘のベアトリーチェのために六軒島に建てた隠れ家で、ベアトリーチェ・カスティリオーニとは別の政略結婚で結婚した妻の目を遠ざけるために、娘であるベアトリーチェを九羽鳥庵に幽閉した。ベアトリーチェと『ベアトリーチェ・カスティリオーニ』は、瓜二つの見た目をしていた。娘を「ベアトリーチェ・カスティリオーニの生まれ変わり」と信じた金蔵は、ベアトリーチェに対して時に間違った愛を注いでしまう。しかし、娘のベアトリーチェは、金蔵に愛を注がれる理由が理解できずに苦しむ。
熊沢は、ベアトリーチェの乳母として親身になって彼女を育てたため、ベアトリーチェの苦しみを理解していた。そしてそんな彼女の苦難を、誰かに知らせなければならないと考えていた。このセリフは、そんな熊沢の思いが込められている。

いえいえ、あれは猫ちゃんの仕業ですとも。ね!

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『episode8』の紗音の回想で、熊沢が紗音に言った言葉である。幼い頃から使用人として右代宮家で働いてきた紗音にとって、あれこれと気にかけてくれる熊沢は母のような存在だった。それと同時に、熊沢によって紗音は『魔法』を教えられる。ある日、幼い頃の紗音は仕事でミスをして、金蔵のツボを割ってしまう。金蔵は恐ろしい態度の変わり者として有名なため恐れ慄く紗音だが、熊沢は「これは猫の仕業です。」と庇ってくれる。熊沢の優しさと機転が効いた名台詞である。実はこれがうみねこのなく頃にでいう所の魔法の始まりでもあり、光を出したり物を動かすといったことはしていないが、言葉によって紗音の心を楽にした。

南条輝正の名言・名セリフ

治療費にはちと多すぎましたのでな。ちゃんとお釣りを払いましたが。

『episode7』で、南条がウィルに言った言葉だ。ウィルはベアトリーチェの事を訪ねるために六軒島にやってきた。そこで金蔵から彼の若かりし頃や、ベアトリーチェとの出会いの話を聞く。戦中にイタリア人であるベアトリーチェ・カスティリオーニと出会った金蔵は瞬く間に恋に落ちた。大怪我を負ったベアトリーチェ・カスティリオーニを助けるために金蔵は、医者である南条の所を訪ねた。海外の人の治療をすると普通は大使館に連絡が行きイタリアに返されてしまうが、二人はそれを望まなかったので、金蔵は黄金のインゴットを南条に差し出して「軍機だから秘密に治療せよ。治療費は必ず持ってくる。」と黄金を担保にして言った。南条は「正直厄介ごとはごめんだ」と思っていたが、義理堅い性格でもあったので、結局ベアトリーチェを匿って治療することにした。
そして、金蔵は後日治療費を払いに来た。しかし、治療費にしては多すぎたと南条は語る。このセリフは、金蔵との出来事を思い浮かべながら言ったセリフだ。ウィルは、南条に対して「大きなカネを扱うやつほど小さなカネにもキッチリしてる。⋯治療費以上を貰おうとしなかったあんたの律儀さに惹かれるところもあったんだろうよ。」と、評する。実際に、金蔵と南条は趣味もあったためか、この日から金蔵の死後まで続く長年の付き合いとなった。お金に対してキッチリとするのが良い人間関係を構築する秘訣だとわかる、南条の名台詞である。

ベアトリーチェの名言・名セリフ

出典: renta.papy.co.jp

ベアトリーチェは金髪でドレスを着た女性。

緑の髪色の女性はベアトリーチェの以前の姿だ。隣の赤い服の派手な女性はガァプという名前で、瞬間移動の能力を持ったベアトリーチェの仲間だ。

長いわ。一言、妾を殺してやると言えば良い。

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『episode4』で、ベアトリーチェが戦人に言ったセリフ。連続殺人事件の犯行が進み、遂に生き残ったのは戦人一人となってしまった。そこで、戦人は黄金の魔女であるベアトリーチェと最終決戦をすることになる。決戦内容は、連続殺人事件の犯人が人間か魔女かを突き止める推理合戦だ。ベアトリーチェは魔女である自分の犯行だというが、戦人は人間の犯人がいるはずだと提唱する。そしてすべての真相を突き止めて、戦人は一人残された妹の縁寿の元へ帰ると言うが、ベアトリーチェはこのセリフで一蹴する。
「愛の告白は一言で十分」と同じ意味で、ぐだぐだと御託を並べるのではなくスパッと一言伝えればいいと言うベアトリーチェの潔さが現れた名言だ。

生きよ、縁寿。笑って、恋をして、心を震わすものとたくさん出会うがいい。現実に幸せがないのなら自ら探し出して作り出すのだ。現実を輝かせるため生きよ。現実から逃げ回ってたどり着いた死の国に幸せも未来もないのだ。そなたは最後の最後で真実と向き合ったのであろうが。ならば生きて幸せをつかめ、縁寿。

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『episode8』で、ベアトリーチェが縁寿に言ったセリフ。縁寿は連続殺人事件の犯人が、自分の両親である留弗夫と霧江だということを知ってしまい、ショック死する。そして、紗音の過去やベアトリーチェとの関係性や幼い頃の自分の姿など、長い夢を見る。縁寿は夢から覚めると、『黄金卿』という場所にいた。黄金卿とは、天国のような場所である。様々な事実を一気に知って混乱してしまった縁寿は、「私は何を信じたらいいの⋯!?」と、動転してしまう。そこでベアトリーチェは悪いのは連続殺人事件の計画を立てた自分だという。ベアトリーチェの正体である紗音は、大好きな人たちと天国で一緒になるための一族心中計画を立てる。しかし、途中で霧江たちが先に殺人を犯したというのが真実だった。
黄金卿で、親族たちはそれぞれの罪を許し合った。そしてベアトリーチェは縁寿にこのセリフを語りかけた。縁寿は元々、連続殺人事件の真相を知ったら死ぬつもりだった。しかし、ベアトリーチェは死んだ後には何も残らないから生きて幸せになれと縁寿の背中を押した。

ここは妾のッ!我らの黄金卿!!土足で踏み入るならばそれ相応の歓迎をしようぞ!つまりだ、上品に一言で言うとなァ。味噌汁で顔洗って出直してきやがれえええあああ!!!

出典: renta.papy.co.jp

『episode8』で、ベアトリーチェがヱリカに言ったセリフ。エリカは亡くなった皆が眠る黄金卿に進入し、黄金卿を破壊しようと襲ってくる。そんなエリカに対して啖呵を切った、ベアトリーチェの迫力ある名言だ。

ロノウェの名言・名セリフ

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