世界中のホラーゲームに影響を与えた衝撃作『P.T.』公開当初の様子
ここでは2014年に公開されたホラーゲーム界の衝撃作『P.T.』の公開当初の様子から、配信が停止されるまでの流れをまとめた。『P.T.』は「プレイアブルティザー」の略で、「サイレントヒル」シリーズの新作の広告としてリリースされた短編ゲームだった。企画がとん挫すると同時に配信は停止され、幻のゲームとなってしまったが、『P.T.』は世界中のクリエイターやゲームファンに多大な影響を残した。
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昨今はビデオゲームがとても親切になっています。とにかく情報が多いわけです。しかしながら、小島監督は「そういうプロらしさが残っていると、怖さが減ってしまう」と言う
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「体験版だしすぐに終わるだろう」と踏んで堂々とプレイしていると、謎解きが予想以上に難しく、5時間経っても最後の難問が解けませんでした
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「開発陣はみんな恐がりだから。恐がりな人が作るタイトルは恐い」
ゲーム開発者さえも、ゲームのチェックプレイを避けていたというほど、怖かったそうです。
怖くて仕方がない場合は途中でやめてもらってもいい
ゲーム開発者はこのように断言しています。
新しい遊び方を提案した「業界初の取り組み」
「P.T.」とは「Playable Teaser」の略で、「インタラクティブに遊ぶことができるティザーを作りたかった」
『P.T.』というタイトルのゲームが発売されるわけではありません。
怖がっている映像を他の人に見てもらって、ゲームの輪が広がる仕掛けを試してみたかった
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イギリスの女の子がTwitchを介して世界中の人々とクリアしていた
1つのゲームをよりどころとして、世界中の人がコミュニケーションして正解にたどりつくティザーゲームを作りかった
ネットでは、そんな本作を攻略すべく、全世界でフラグの解読が進められていますが、いまだかつて、その方法を確立させた人物はいません
「まだ遊んでない方はぜひやってください。怖いので友達同士で集まってワイワイやったりとか、Twitchでみんなとネットで繋がってやった方がいいですね」
小島監督は語る。
「PT」は業界初のプレイアブル出来る「ゲームならではのティザー」。こういう手法が定着すればゲームならではの広がりと可能性が生まれると信じる。その正体がわかった後も充分楽しめると思うので是非体験して欲しい。また怖がりにひとは誰かの実況プレイをみてください。
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) August 16, 2014
P.T. - 7780s STUDIO
www.konami.jp
公式ウェブサイト
コンセプトムービー
そして、幻のゲームに…
コナミは4月27日、『Silent Hills』(P.T.)プロジェクトの開発を中止したことを正式に発表した