ぼくんち(西原理恵子)のネタバレ解説・考察まとめ
1995年から1998年に『ビッグコミックスピリッツ』にて連載された西原理恵子の代表作。第43回文藝春秋漫画賞を受賞。田舎町を舞台に、母親が出て行った3人姉弟の生活を描く。キャッチフレーズは「シアワセって、どこにある?」。2003年に観月ありさ主演で映画化され、2010年と2016年には舞台化された。
「BSマンガ夜話」に登場
1999年に、マンガを1作品取り上げて徹底的に討論する「BSマンガ夜話」にて「ぼくんち」が取り上げられた。
色々な漫画家の絵を「下手」と切り捨ててきたいしかわじゅんが「この漫画は上手いかどうか」と質問された時に、「上手いと思うよ」と高評価していた。
タタミイワシのようなコマ割りが特徴と分析され、サイバラ本人の幼少期の記憶などを推測しながら話が展開した。
目次 - Contents
- 『ぼくんち』の概要
- 『ぼくんち』のあらすじ・ストーリー
- 『ぼくんち』の登場人物・キャラクター
- 一太
- 二太
- かの子
- かあちゃん(今日子)
- こういちくん
- こういちくんの姉
- さおりちゃん
- さおりちゃんのとうちゃん
- 鉄じい
- 『ぼくんち』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「泣いてるヒマがあったら、笑ええっ!!」
- 「両手で持てるもんだけで、よしとしとかんとな。」
- こういちくんとの銭湯シーン
- 「あきないは、短く持ってコツコツあてる」
- こういちくんがハマグリを撒くシーン
- 一太が独り立ちを決意するシーン
- 「人は一人では生きられない。」
- 「ううん、今まで寝たなかで、多分最高の男」
- 一太の失恋シーン
- 「わし、この目ぇ、生まれてから50年きたないもんしか見てないんですわ。やから子供にはきれえなもん見せとうて。またどっか、そうゆうとこさがしますわ。」
- かの子の小さな頃の回想
- こういちくんに家族ができるシーン
- 「ああ おれは、おやじに捨てられたんじゃなかったんだ」
- かの子が家を燃やすシーン
- 一太がおでん屋を始めるシーン
- 「こうゆう時は笑うんや。」
- 映画版『ぼくんち』
- 原作との相違点
- 主題歌
- ガガガSP「卒業」
- 挿入歌
- 大西ユカリと新世界「ナンキバウンド」
- KAJA&JAMMIN'「DOWN&FLY」「DON'T STOP THE MUSIC」「RUNNIN'」
- 『ぼくんち』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「BSマンガ夜話」に登場