魔法少女リリカルなのは（アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

CV：清水愛

なのはのもう一人の親友で、いつもアリサを含めた仲良し3人組で行動しているおっとりした少女。物静かだが芯は強く、頑固ななのはと暴走しがちなアリサの緩衝役となっている。
親は工業機器の開発製造を行う会社の社長で、2人姉妹の妹。数えきれないほどの猫を飼っている他、服にも猫型のボタンをあしらうなど、大の猫好き。

リンディ・ハラオウン

CV：久川綾

時空管理局に所属する提督で、巡航艦「アースラ」艦長。かつて任務の中で夫を亡くした未亡人。
物腰の柔らかい穏やかな女性だが仕事には厳しく、時には現場に赴く魔導師でもある。
日本文化をこよなく愛しているが、緑茶に砂糖とミルクを入れて飲むなど、感性がやや独特。

クロノ・ハラオウン

CV：高橋美佳子

14才。リンディの息子であり、アースラに所属する執務官。
生真面目な性格で仕事に対しても厳しいため人当たりがきつくなりがちだが、根は母や仲間を思いやる優しい少年。

エイミィ・リミエッタ

CV：松岡由貴

16歳。時空管理局通信主任兼執務官補佐で、アースラの管制官。16歳。
お喋りが好きな明るく気さくな性格だが頭の回転は速く、艦長のリンディ、執務官クロノに次ぐ実質的なアースラのNo.3となっている優秀なオペレーター。クロノとは学生時代からの友人で、公私に渡って彼をサポートする良きパートナー。

プレシア・テスタロッサ

CV：五十嵐麗

フェイトの母親。フェイトにジュエルシードの収集を命じつつ、鞭打ち等の厳しい虐待を繰り返している。
かつて「大魔導師」として名を馳せた程に、魔導師としても研究者としても優秀な人物だった。当時は研究で忙しく娘と過ごす時間に罪悪感を抱く優しい母親だったが、自身が関わっていた新型の大型魔力駆動炉の開発プロジェクトが暴走事故を起こした事によって愛娘のアリシアが死亡。更に事故の責任を全て押し付けられ、違法研究者の汚名を着せられてしまう。
その後「プロジェクトF.A.T.E」に参加して人造生命の開発と記憶転写の技術を学び、アリシアのクローン・フェイトを生み出した。最初こそ娘として愛したが次第に違和感を抱き、自分から何もかもを奪い去ろうとする「得体の知れない悪鬼」として憎むようになる。

アリシア・テスタロッサ

CV：水樹奈々

フェイトのモデルとなった少女で、プレシアの一人娘。至って普通の少女だったが、プレシアが開発を担当していた大型魔力駆動炉の暴走事故に巻き込まれて命を落としてしまった。
生前プレシアに誕生日に欲しいものを問われ「妹が欲しい」と答えていた。

『魔法少女リリカルなのは』の用語

魔法

本作における「魔法」とは、精霊や妖精の力を借りるような幻想的なものではなく、「超科学」として扱われるものである。
発動にはその引き金となる行為（トリガー）が必要で、特定の長文の発音による「詠唱」、特定の掛け声や魔法名の発音による「コマンド」、特定の動作による「アクショントリガー」、インテリジェントデバイスの判断で自立発動する「デバイス発動」の4つがある。種別や形式も様々なものが存在しており、なのは達が使う「ミッドチルダ式」はコマンドを多様し射撃・砲撃などの攻撃を主体としたスタイル。

デバイス

所謂「魔法の杖」のようなものであり、使用者の負担軽減の為の補助装置。魔法はアプリケーション的な扱いをされており、デバイスはそのプログラムを迅速かつ有効に走らせるコンピュータ、アプリケーションを十分に扱えるだけの魔力や制御力が魔導師の実力によるものという関係になっている。
デバイスの特徴のひとつとして、持ち運びやすいカードやアクセサリのような形から戦闘時の杖や銃の形へ変形する事が挙げられる。
AIを搭載し使用者に対して最適な機能や判断を自ら行う「インテリジェントデバイス」、魔法情報を蓄積・使用する為の「ストレージデバイス」など、様々な種類が存在する。

レイジングハート

CV：Donna Burke

なのは専用の「インテリジェントデバイス」。穏やかな女性の音声を発し、なのはと会話をしながら戦闘時のサポートだけではなくアドバイスや精神面のケアも行う。「ジュエルシード」を封印する為に設定した呪文は「リリカル・マジカル」。
バトン状の「デバイスモード」、音叉状の射撃形態「シューティングモード」、最大出力用に光の翼を展開する「シーリングモード」などに変形する。