封神演義の宝貝(パオペエ)まとめ

「宝貝(パオペエ)」とは、藤崎竜の漫画『封神演義』に登場する武器である。仙人の太公望は、師である元始天尊に命じられて仙女の妲己をはじめとする悪の仙人を神界に封じる「封神計画」を遂行する。物語が進む中、歴史を陰で操作する女媧の存在や、封神計画の真の目的が明らかとなる。中国王朝が殷から周へと移り変わる時代を舞台に、仙人の世界を絡めた同名小説をモデルに、展開や一部キャラクターや宝貝のデザイン等が少年漫画風にアレンジされている。本項では敵味方の仙人たちが使用する武器・宝貝をまとめる。

黒琵琶(くろびわ)

魔家四将の一人である魔礼海(まれいかい)の宝貝。
琵琶の形をしており、聞いた者の神経を乱して敵と味方を区別をつかなくさせる。標的の指定ができるので、同士討ちをさせることも可能。

花狐貂(かこてん)

魔家四将の一人である魔礼寿(まれいじゅ)の宝貝。
くじらとも鳥ともつかない生物の形をしており、城壁でも兵士でも食べて破壊する。リモコンでの遠隔操作もできる。しまう時はポケットに入れられるほど小さくなり、複数体いる。口の中は何でも瞬時に溶かしてしまう消化液で満たされているらしい。

縛竜索(ばくりゅうさく)

趙公明の腰に下げられた縛竜索。

妲己や聞仲と並ぶ金鰲列島の仙人である趙公明(ちょうこうめい)の宝貝。
乗馬用の鞭のような形状をしており、凄まじい破壊力を誇る。

混元金斗(こんげんきんと)

趙公明の妹・雲霄三姉妹の長女であるビーナスこと雲霄(うんしょう)の宝貝。
全てを吸い込む壷で、「ビーナス・愛の泉あふるる壷」と雲霄自身は読んでいる。打神鞭で起きた風すらも吸い込んでしまうが、あまりに巨大なものを吸い込もうとすると壊れてしまう。

ミステリアス・ヴェール

雲霄三姉妹の宝貝。
弱い宝貝攻撃はすべて無効化してしまう。能力は高いが、見た目には怪しい仮装をしているようにしか見えない。

神の見えざる手(かみのみえざるて)

宮廷画家だった楊任(ようにん)が趙公明に与えられた宝貝。
目にはめ込むタイプで、光を発してその光を浴びた者に幻覚を見せる。作中では楊戩との戦いで使用された。楊任は「私は、知らない者にも変身できる」と言っていたが、実際には幻覚を見せられていただけだと知った楊戩に「一度正体を知られたら終わりという弱点もある」と言われ敗北した。

瘟㾮傘(おんこうさん)

瘟㾮傘を着た、呂岳の部下たち。

趙公明の部下である呂岳(りょがく)の宝貝。
スーツ状をしており、これを着ることでウイルスを噴霧する。スーツ自体が宇宙服のようになっており、自分が感染することはない。ウイルスには頭痛、昏迷など特定の症状の種類があるらしい。

万里起雲煙(ばんりきうんえん)

趙公明の部下である劉環(りゅうかん)の宝貝。
一度弓を引くだけで、無数の光の矢を放つことができる。

えどまち
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@edono78

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