ハヤテのごとく!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「ハヤテのごとく!」は、畑健二郎による漫画作品。
平凡な高校生「綾崎ハヤテ」は、博打好きのダメ両親の借金一億五千万の肩代わりにヤクザに売り飛ばされてしまった。ヤクザから逃亡中、誘拐された三千院財閥の令嬢「三千院ナギ」を劇的に救い出したハヤテは、そのお礼として「三千院家の執事」の職を与えられ、執事としての生活を始める。ハヤテや個性豊かな周りの人々は数々の名言を残している。

ナギ「生きた証というのは…誰かに与えられるものではないと思うのだ…」

冬休み最後の夜、ナギが突然ハヤテに語り出したセリフ。
もっともらしいことを言っているようであるが、実際のところ翌日から学校に行きたくないが故のただの言い訳である。
「人として生まれたからには自分らしい生き方が……」などと哲学的にもっともらしく、学校に行かなくてよい大義名分を作り出そうと必死に語りだした。

ヒナギク「少しくらいワガママ言わないと…幸せつかみそこねるわよ」

ナギの弁当を届けるためナギの通う白皇学院にきたハヤテは、生徒会長のヒナギクに出会う。学院名物の時計塔は、ハヤテも一度登ってみたいと思っていたものであり、ヒナギクの会長権限で登らせてもらえるという。その提案に謙虚なハヤテは否定の姿勢を見せるが、そこへヒナギクが返したセリフ。それまでずっと遠慮や謙虚が当たり前のように行動してきたハヤテにとっては、心に響く言葉だった。

野々原「男なら…かなわぬ敵にもひとまず当たれ」

ハヤテはナギの生活習慣を解消すべく、ナギを連れて剣道部へ部活見学へ赴く。
そこで突っかかって来た東宮と剣道勝負をする展開になったが、ハヤテの闘気を見た東宮は勝負前に怖気づいてしまう。そんな東宮に、東宮家執事の野々原が言ったセリフ。
貧弱な東宮を強くしようという想いが見えるが、怖気づく彼を見る限り今のところ効果は無さそうである。

ワタル「いいか!! 面白いかどうかなんて、結局、主観だ!! どこまで行っても、まずは自分の目で確かめなきゃ、わかんねーんだ!!」

ハヤテが執事になる前にいた学校の同級生、西沢が、レンタルビデオショップで店長のワタルに「面白い作品はどれか」と聞いた際に返ってきたセリフ。十三歳にしてこんな本質をつくような意見を言えるほど、数々の作品を見てきた経験値とその愛が窺える。

ワタル「失った時間は取り戻せないが…信頼は取り戻す事ができると思うんだ!」

ワタルはメイドのサキに「成人式用に振袖を買ってやる」と約束したものの、すっかり忘れていた。そのことをナギに相談に行った際の第一声である。
この後、高級店の紹介と共にナギが無利子無期限で3800万円貸し出す提案をしたが、ワタルは「自腹じゃないと意味無い」と断って20万円の振袖をサキにプレゼントした。十三歳ながら、「ハヤテのごとく!」の中でも男気のあるキャラである。

ハヤテ「守りたいんだ…誰よりも速く…誰よりも速く…君の元に駆けつけて!! 文字通り――――疾風のごとく!!」

三千院家に恨みのあるマフィアの娘「シスター」により、ナギが巨大ロボに襲われ、絶体絶命のピンチだった。
その際のハヤテの強い想いである。一流の執事たるもの必殺技の一つや二つ持っていて当然(という世界観)であり、このシーンでハヤテはようやく、上記の強い想いを具現化した超スピードの必殺技を習得したのだった。

マリア「本当にスゴい人は、どんな弱者にも手を抜かないのですよ」

ナギとマリアがゲームで遊んでいたが、ナギの負けっぱなしだった。「少しくらい手加減してくれないと私が勝てないぞ」とナギが苦言を呈したときのマリアの返答である。優しそうに見えるマリアの容赦のない一面が垣間見えた瞬間である。

アテネ「いい事。女の子と本当につきあいたいなら、強くなりなさい。そして誰よりも優しくなりなさい。さらにその子を一生金銭面で苦労させない、甲斐性を持ちなさい」

ハヤテは一度、西沢に告白されてフッていた。ハヤテがそんな西沢と町で偶然会ったところに、ハヤテが現在通う白皇学院の同級生である花菱、瀬川、朝風、ヒナギクも遭遇する。ハヤテが西沢の想いを断り続けていることを知った四人がその理由を聞いたとき、「自分には甲斐性がないから」とハヤテは返した。
幼い頃に付き合っていた女の子、アテネに上記の言葉を教え込まれていたためである。不幸体質かつ借金執事なハヤテにとって、今の自分は誰かと付き合う資格がないにも程がある。ハヤテの中でそのアテネの教えは深く染みついていた。

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@gacgac0202734

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