ハヤテのごとく!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「ハヤテのごとく!」は、畑健二郎による漫画作品。
平凡な高校生「綾崎ハヤテ」は、博打好きのダメ両親の借金一億五千万の肩代わりにヤクザに売り飛ばされてしまった。ヤクザから逃亡中、誘拐された三千院財閥の令嬢「三千院ナギ」を劇的に救い出したハヤテは、そのお礼として「三千院家の執事」の職を与えられ、執事としての生活を始める。ハヤテや個性豊かな周りの人々は数々の名言を残している。

『ハヤテのごとく!』の概要

「ハヤテのごとく!」は、畑健二郎によって「週刊少年サンデー」に2004年から2017年まで連載されていた漫画作品。
単行本にして全52巻にのぼり、アニメ、映画、ゲームなど、数多くのメディアミックスもされた人気作である。

平凡な公立高校に通う普通の高校一年生綾崎ハヤテは、無職で博打好きのダメ両親に代わり、凄絶な数々のアルバイトで生活費と学費を稼ぐ毎日を送っていた。
そんな高校一年生のクリスマスイブ、「借金一億五千万の肩代わりにハヤテを売り飛ばした」という書き置きだけが残され、両親が失踪してしまう。
ヤクザから逃げ惑うハヤテは、偶然見かけた財閥令嬢「三千院ナギ」を誘拐しようと企てるが、浅慮と無計画故に決行前に失敗してしまう。さらに、ハヤテが目を離した隙に、ナギは別のグループによって本当に誘拐されてしまった。
ナギを劇的に救い出し、そのお礼として「自分の新しい仕事」を望んだハヤテは、三千院家の執事職を与えられ、個性豊かな人々に囲まれながら執事生活が始める。

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ドタバタ執事コメディーを繰り広げる中で、数々の名言も飛び出し、物語を盛り上げていった。

『ハヤテのごとく!』の名言・名セリフ

ハヤテ「僕は信じている!! 最後に笑うのはきっと…ひたむきでマジメな奴なのだと!!」

ダメ両親に代わり生活費を稼ぐハヤテは、かつて夢に出て来たサンタの、「最後に笑うのはひたむきでマジメな奴だ」という言葉を信じ続け、それを活力にアルバイトをこなしていた。
自転車便のバイトに精を出しながらこの言葉を反芻するハヤテだったが、直後に一億五千万で売り飛ばされてしまう。言葉だけ見れば綺麗なものだが、現実の厳しさが襲い掛かるシーンである。

ハヤテ「人として生まれたからには、太平洋のように、でっかい夢を持つべきだ」

ハヤテが将来の夢について三千院家メイドのマリアに聞いた際、特にこれといったものがないマリアは「ナギがだらしない生活をやめて真人間になってくれること」と答える。その流れでハヤテが目を輝かせながら夢について熱く語る、セリフの一部。
坂本龍馬がかつて言っていた名言を引用したもので、いかに夢が大事であるかとハヤテは語り、知らず知らずのうちに、微妙な夢しか持たないマリアの心に傷を負わせた。

ハヤテ「夢を見るから、人生は輝く」

マリアに対し、夢について語るハヤテのセリフの一部である。
モーツァルトの名言の引用であり、「夢の無い人生は暗い」と仄めかすこの名言で、微妙な夢しか持たないマリアにさらなる心の傷を負わせた。

ハヤテ「大きな夢を見れない人間の人生は、きっとゴミのようなものだ」

マリアに対し、夢について語るハヤテのセリフの一部である。
ジェームズ・ボンドの名言の引用であり、「夢のない人生に価値はない」とダイレクトに言うこの名言で、微妙な夢しか持たないマリアにとどめを刺し、マリアは落ち込んだ。

ハヤテ「時に男には、貫かねばならない意地があるという…」

風邪をひいたハヤテを看病するナギだったが、家事全般が壊滅的なナギが作ったお粥には、何を間違えたのかキッチン用洗剤が混入されていた。それに気付いたときのハヤテの決意である。直後、鍋一杯のお粥を完食し、ハヤテは男の意地を通しきった。

ワタル「男が一度やるって決めたらなぁ…もう後には引けねぇんだよ!!」

ナギの幼馴染であるワタルと伊澄が三千院家に来ていた際、伊澄がハヤテに好意を抱いていることをワタルは察してしまう。伊澄に惚れているワタルは勢いでハヤテに決闘を申し込むが、実はハヤテは軟弱そうに見えてハイスペック執事であり、決闘開始前に見せた剣捌きでワタルもそれを察した。
すでにハヤテに勝てる気がしないワタルだったが、「決闘をやめるなら今の内だ」というナギに対し上記のセリフを返した。十三歳ながら男気の見えるセリフである。

ギルバート「誤解や行き違いを乗り越えてこそ…人の信頼は強くなるのデス…。ですカラ…カン違いを恐れてはいけまセン…」

ナギが勘違いから怒り、勢いでハヤテを一億五千万円で伊澄に売り飛ばしてしまう。あらゆる誤解や勘違いが紐解かれ、ハヤテへの怒りが的外れなものだったと気付いて落ち込むナギを、親戚のギルバートが慰めたセリフ。この時、「ハヤテが助けに来るかどうか、絆を試そう」というギルバート発案によるナギの狂言誘拐中である。人を売り飛ばすなどと勘違いにしても酷いナギの行いだったが、ナギの誘拐を聞いてハヤテは飛んできたのだった。ハヤテの執事としてのナギへの絆は証明された。

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