GUILTY GEAR(ギルティギア)のネタバレ解説・考察まとめ

アークシステムワークス制作の対戦格闘ゲームシリーズのひとつ。「ギア」と呼ばれる生体兵器と人間の戦い、そしてギアを巡る主人公のソルとライバルのカイたちの物語を描いている。後に開発された対戦格闘ゲーム「ブレイブルー」と並ぶ同社の象徴となった。さらに2D開発ゲームの金字塔として有名にもなり、今なおその人気を不動のものとし続けている。

デッドアングルアタック

相手の攻撃をガードしている途中から、ガードをキャンセルして繰り出すことができる反撃で、ガード中に必殺技のコマンドを入力することで発動できる。

「GGX」以降ではテンションゲージを50%消費することでガードを中断してキャラクター専用の反撃行動を行うという設定になっており、発生は若干遅めだが長い無敵時間がある。また、ダメージも僅かながらに与えることはできるが、このダメージで相手の体力をゼロにして勝利することはできない。

フォルトレスディフェンス

デッドアングルアタックと同じようにカオスゲージ/テンションゲージを消費して、相手の必殺技をガードした時の体力の削りの無効化するシステム。

「GGX」以降では「必殺技による体力の削りの無効化」「相手との距離を通常ガードよりも大きく離す」「空中ガードできない技ができるようになる」といった強力な効果を発揮できるが、代わりにゲージを消費してしまう。さらにガード硬直が通常ガードよりも長くなるといったデメリットも存在する。

フォースブレイク

「GGXX」から追加された必殺技で、テンションゲージを25%消費することで発動できる。一部の技はさらに25%消費することで追加技を出すことが出来る。

バーストゲージ

「GGX」から追加された新システムで、体力ゲージの下にある「BURST」と書かれたゲージ。1文字ごとの数値が3000に相当しており、5文字全てで15000の最高値が設定されている。第1ラウンド開始時はフルに溜まっていて、サイクバーストの使用で消費し、時間経過で少しずつたまっていくが、相手から連続攻撃、もしくは覚醒必殺技のようなダメージの大きい技を喰らうことで早く溜まる。

また残体力が少ないと溜まる速度が速くなり、全て溜まると再度サイクバーストが発動可能になる。テンションゲージや体力ゲージと違い、バーストゲージはラウンドが変わっても持ち越される。

サイクバースト

バーストゲージを消費することで使用できる特殊行動で、ヒットすると相手を吹き飛ばす事が出来る衝撃波を全身に発生させる。ちなみにこの行動はガードが可能で、さらにダメージを与えることは無い。

通常時は金色の光を放って相手を上空に打ち上げ、追撃に繋げていくことが可能な「金バースト」となることが多いが、防御、もしくは攻撃を受けている時に発動すると青色の光を放って相手を吹き飛ばす「青バースト」となる。ちなみに金バーストはバーストゲージを4つ分消費するが、青バーストはゲージを全て消費する。

サーヴァントとマスター

「GG2」のみ登場するゲームシステムで、ゲームで主に行動するプレイヤーを「マスター」、そのマスターが従える使い魔のようなキャラクターを「サーヴァント」と呼ぶ。
「GG2」では、バトルフィールドの各地にプレイヤーの拠点となる「ゴースト」、そして本拠地である「マスターゴースト」が存在し、ゴーストを占拠して自分の領域を広げていきながら敵のマスターゴーストを攻撃して破壊することがお互い共通な勝利条件となっている。よって「GG2」における対戦はこの目的を目指し戦略を展開していくというゲームシステムとなっている。

ちなみにサーヴァントは「GG2」のゲームシステムにおいても重要なポジションを占めており、複数召喚して軍団を作ることができる上にゴーストを占拠、支配していくことができる。
さらに上級のサーヴァントとなればアクションゲームのボスキャラクターに匹敵する巨大さとパワーを持つものがあり、複数体集まり連携することでマスターをも凌駕するパワーを発揮することから、戦闘能力も侮れないところがある。

デンジャータイム

「GGXrd」から追加されたシステム。互いの攻撃が相殺した際にランダムで突入し、この時間中に先に相手に攻撃をヒットさせるとゆっくりとした吹き飛びと受身不可時間が発生し、追い打ちをかけるチャンスとなる。

ブリッツシールド

「GGXrd」で追加された特殊行動で、レバーを前後に入れず攻撃ボタンのいずれかを押してテンションゲージを25%消費する形で発動できる。ブリッツシールドを展開している間に攻撃を受けると相手の攻撃を弾く事ができ、一方で弾かれた側は無防備となり、反撃のチャンスとなる。

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@tsuru-no-ongaeshi9

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