GUILTY GEAR(ギルティギア)のネタバレ解説・考察まとめ

アークシステムワークス制作の対戦格闘ゲームシリーズのひとつ。「ギア」と呼ばれる生体兵器と人間の戦い、そしてギアを巡る主人公のソルとライバルのカイたちの物語を描いている。後に開発された対戦格闘ゲーム「ブレイブルー」と並ぶ同社の象徴となった。さらに2D開発ゲームの金字塔として有名にもなり、今なおその人気を不動のものとし続けている。

ダストアタック

SとHSのボタン同時押しで使用できる攻撃で、相手にヒットさせると上空へ吹っ飛ばすことができる。ガトリングコンビネーションでもコンボに繋げることができる。

『GG』ではS+HS同時押しで使用できる、ヒット時に相手を上空に吹っ飛ばす攻撃。ガトリングコンビネーションで連続技に繋ぐことができる。さらにヒット後、レバーを上に入力していると相手を追いかける「チェイスジャンプ(GGX以降はホーミングジャンプ)」が発動し、そのまま吹き飛んだ相手に追撃をかけることができる。

相殺

互いの攻撃が同時にヒットした時、両者の間に稲光のようなエフェクトが発生して動きが一瞬止まる効果。この効果にダメージはなく、ジャンプや前進後退といった移動以外の行動でキャンセルでき、さらに次の行動が若干早くなる。

ダウン回避

ダウンする攻撃を受けた時に上方向のレバーと攻撃ボタンを入力することで復帰するシステム。ダウンする瞬間に素早く入力して復帰すれば攻撃に備えることができる。

ダウン追い撃ち

相手がダウンした時への攻撃行動で、下段技ならばなんでも当たるが、威力に若干の補正がかかる。

ロマンキャンセル

GULTY GEARシリーズを象徴する、どんな状態でも強制的にプレイヤーを自由に動けるようにするシステム。実行すると「ROMANTIC!」というシステムボイスとともにキャラクターから赤い円形のエフェクトが出て、コンボの発展や発動後に隙が大きい技のフォローといった用途に役立てることができる。

カオスゲージ/テンションゲージ

必殺技や覚醒必殺技など様々なシステムを使うために消費するゲージで、「GG」ではカオスゲージ、「GGX」以降ではテンションゲージと呼び方が変わっている。
各ラウンド開始時は0%からスタートし、攻撃やガードで最高100%まで溜まり、次ラウンドへの持ち越しはできない。そして、MAXの100%の状態になると覚醒必殺技などさまざまな行動を行うことができる。

その他にも前進する、攻撃を仕掛けるなどの積極的な行動を取る事で蓄積されるが、逆に後退する、攻撃を当てないなどの消極的な戦い方を続けていると、ゲージが減ったり、一定時間動けなくなる「気絶」状態になるなどのネガティヴペナルティが発生する。

覚醒必殺技

暗転演出を伴った、通常の必殺技よりも強力な威力を持つ必殺技。「GG」では残体力が50%未満になるもしくはカオスゲージを100%消費、「GGX」以降はテンションゲージを半分の50%消費して繰り出すという使用条件がついている。

条件付きだが使用すると後項の相手のサイクバーストを使用不可にして無防備にさせるため、確実にダメージを奪うことができる。また、一部のキャラクターには体力の多少に関わらずゲージを100%消費するものや、特定の条件を必要とするものがある。

一撃必殺技

文字通りヒットが成功すればド派手な演出と共に相手を一撃で倒す技で、本シリーズにおける究極奥義のようなもの。まさに一発で勝負を決める切り札と言えるが、「GGX」以降は技を出す前に一撃必殺準備を必要とし、かつ1ラウンドに一回しか出すことができない。

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@tsuru-no-ongaeshi9

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