闘神伝シリーズ(Battle Arena Toshinden series)のネタバレ解説・考察まとめ
闘神伝(とうしんでん)はタカラより発売された3D格闘ゲームでシリーズ化されている。最初のシリーズは1995年1日1日にプレイステーション版の「闘神伝(バトルアリーナ闘神伝)」が発売された。
ボタン一つで側転(軸回転)、飛び道具、必殺技などが出せるので、初心者でも簡単に楽しめるゲームになっている。リングアウト(闘神伝2まで)もあり攻撃力だけでなく、何が勝敗に繋がるか分からないのも闘神伝の面白さだ。
カイン・アモウ(CV:STEVE "BANG" PANG / 置鮎龍太郎)
イギリス人男性。自分が暗殺した賞金首の子供ナルを養女として育てた。
12月24日生まれのAB型で身長178cm、体重64kg。
武器は「キャリバーン」という名の西洋刀。
この剣は伝説のアーサー王の愛剣エクスカリバーだが、カインはそれを知らない。
エイジとはライバル関係で、共にエイジの兄であるショウを師匠としている。
日本での修行後、謎の人物により暗殺された父の仇を討つ為に賞金稼ぎとなり、裏の世界では「ストーム」の通り名で有名になっていった。
だがある日、自分が仕留めた賞金首にナルという名の子供がいることを知る。カインは罪の意識からか、この子を引き取り養女として育てていく。
そして闘神大武会において父の仇がショウであることや、貿易商の父が肉親ではない上に秘密結社と敵対する組織の暗殺者であったという事実を知る。
またカインの技名はエイジの技名を英語にしたものが多い。
モンド
モンド(CV:岸野幸正)
日本男児。夜鬼一族。
身長179cm、体重66kg。
武器は「青龍の槍(せいりゅうのやり)」という名の槍で、一族に伝わる四聖武具の一つ。
この四聖武具とは、四神獣を象った武具であり、他のキャラクターが持つ、白虎の太刀、玄武の盾、朱雀の弓は、もともと夜鬼一族の四聖武具でいつの間にか流出した。
ウラヌスの敗北と、秘密結社の混乱によって、朱雀の弓が失われ、その秘めた力が明らかになる事はなかった。
この四聖武具を「4つ集めた者には偉大な力が授けられる」という秘められた力が備わっていたらしく、これを一堂に集める事が今回の大武会の真の目的となった。
背中に背負っている天神箱で火球を発射出来る。
夜鬼一族は古来より富士の樹海に人知れず暮らしており、潜入・裏工作のスペシャリスト達である。
一族の戦士は幼時から己の使命を全うするように教育され、感情に左右されない冷酷な戦士として育つという。
ある組織から秘密結社の調査を依頼され大会に参加する。
ソフィア
ソフィア(CV:鉄炮塚葉子 / 冬馬由美)
ロシア人の女性。
2月6日生まれのA型で身長172.5cm、体重50kg。
武器は「クラースヌイバーリァ」という名の革の鞭。
職業は私立探偵。自分の過去に関する記憶を失っており、過去を知る手がかりを求めて闘神大武会に参加した。実は秘密結社が作り出した強化人間の1人であり、肉親と思っていた母と妹も秘密結社の構成員にすぎなかった。25歳(『闘神伝2』当時)。
金髪ポニーテールで、SMの女王様の如き格好をしている。そのため、ことぶきつかさも「プレステ倫理ギリギリのデザイン」と言っている。
ホー・ファイ
ホー・ファイ(CV:大倉正章)
中国人男性。
身長154cm、体重48kgで年齢は107歳。
武器は「魂葬牙爪(こんそうがっか)」という名の鉄の鉤爪。
元は暗殺用に作られた無銘の鉤爪であったが、無数の人々の血を吸い続けるうちにいつしか「魂葬牙爪」と呼ばれるようになった。
普段は手品師として好々爺を装っているが、その実態は人を殺さずにはいられない殺人鬼。
今回の大会も、その能力を狙って送られてきた招待状に対し、「好きなだけ血を見れる」ということだけで参加した。
かつて妻だったであろう人物の髪の毛を大事に持っている。この女性は彼を止められる唯一の人だったらしい。
比較的に飛距離の多い攻撃技が多い。1の時の必殺技の「曇々斑々曇斑々」は相手の周りをぐるりと回るように攻撃しながら、最後に高く飛び跳ね頭上から攻撃する為、その時にそのままリングアウトしてしまうことも多々ある。
デューク・バルテルミ・ランバート
デューク・バルテルミ・ランバート(CV:塩沢兼人)
フランスの片田舎の領主。執事のセバスチャンが身の回りの管理をしている。秘密結社幹部のウラヌスとは元恋人同士だった。
2月3日生まれのA型で身長190cm、体重75kg。
武器は「デルニエ・ヴァンクール」という名の両手剣。
かつて領地を訪れたエイジと勝負をし、家宝の剣を叩き折られて敗北した。エイジとのリターンマッチの為に大武会に参加した。
エイジとの勝負で折られた家宝の剣とつがいの剣で戦いに挑んでいる。
騎士道を貫き、剣術にのみを使う為、他のキャラクターにある蹴り技などのコマンドがない。その為、倒れた相手に向かって攻撃コマンドを入力しても「早く立たないか!」と相手を急かすようなセリフを発するのみで攻撃は出来ない。
エリス
エリス(CV:鉄炮塚葉子)
日系トルコ人の女性。父は秘密結社幹部のガイア、エリスは父の存在を知らない。
6月5日生まれのO型で身長160cm、体重47kg。
武器は「ダーク」という名の2本の短剣。
旅芸人一座の踊り子として生活をしている。事故で家族を亡くしたと思っていたエリスだが、父が生きているという噂、そして秘密結社と関わりがあることを耳にする。
そこでエリスは秘密結社が開催する大武会に参加することを決意した。
実はガイアの娘で、危険を感じたガイアは旅芸人にエリスを預けた。
緑色のセミロングヘアとシースルーの衣装が特徴的。
ティンカーベルがモデルになっており、闘神伝の中ではマスコット的なキャラクター。
同社から発売された「スーパー億万長者ゲーム」のキャラクターとしても登場する。
ガイア
ガイア(CV:郷里大輔)
日本人男性。危険が伴うことを恐れ、娘のエリスを幼い頃に旅一座に預けた。
6月16日生まれのO型で身長214cm、体重96kg。
武器は「バッドエンド」という名の斬馬刀。
秘密結社の四大幹部の一人。闘神大武会を開催し、自分の部下になるような強者を集めようとしてた。その真の目的は家族を謀殺したウラヌスに復讐する為だった。初代の闘神伝では鎧を身につけ強いラスボスとなっていたが、闘神伝2以後は鎧を脱ぎ、通常キャラクターとして登場している。
ショウ
ショウ(CV:置鮎龍太郎 / 小野坂昌也)
日本人男性。エイジは実の弟であり剣術も教えた。
8月1日生まれのA型で身長176cm、体重63kg。
武器「飛燕剣(ひえんけん)」という名の東洋刀。
「血色の天使」と恐れられ、各地に旅人のように現れることから「風の異邦人(エトランゼ)」とも呼ばれている。
エイジとカインの剣術の師匠である為、二人の優れた技がほぼ使える高性能なキャラクター。
飛び道具の「烈空斬」はエイジと違い、2発の気弾が出る。実はショウという名は仮名らしい。
トレーシー
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