地獄少女(Hell Girl)のネタバレ解説・考察まとめ
『地獄少女』(Hell Girl)とは、2005年から2017年にかけて放送されている地獄少女プロジェクト原作によるテレビアニメ、またテレビアニメを原作とした漫画、テレビドラマ等を指す。晴らすことのできない恨みを抱えた人間の依頼を受けて相手を地獄に送る少女を描く。本稿では主に原作のテレビアニメについて記述する。
IT企業の社長に父を殺された女子高生が社長を地獄へと送る回。
女子高生は憎んでいた社長を地獄通信によって地獄に送った後、「人生はゲームなんだからゲームオーバーまで楽しんだ者の勝ち」という社長の台詞のままに生きることを決意する。
サーカス団の双子
サーカスで働く双子の姉妹がいた。
姉はサーカスの中で虐待され、妹は団員にかわいがられるという対極の立場にいた二人だったが、姉は地獄通信を使って妹を地獄へと送る。
姉はその後、妹のように団員から寵愛され、それを喜んで受け入れる。
地獄少女「人を呪わば穴二つ」
標的を地獄流しにする代償を解説する際に地獄少女が用いる台詞。
地獄少女「いっぺん、死んでみる?」
「闇に惑いし憐れな影よ 人を傷つけ貶めて 罪に溺れし業の魂 いっぺん、死んでみる?」
依頼された人間を地獄に落とす際の台詞。
地獄少女「この怨み、地獄へ流します」
依頼された人間を乗せた舟を漕いで地獄へ下る際の台詞。あいが依頼者に感情移入しているかのような描写がある回もある。
『地獄少女』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
時代劇『必殺シリーズ』がコンセプト
本作は時代劇『必殺シリーズ』の「法で裁けぬ怨みを依頼者から引き受け、成敗する」というコンセプトを採用している。
制作陣の「『人を呪わば穴二つ』の言葉のように、依頼者の人の命を奪うという心願成就には、それ相応の罰が必要である」といった考えの元、「依頼者も代償として地獄へ落ちる」といった設定が追加された。
地獄通信は安土桃山時代後期から存在
本作に登場する架空のウェブサイト「地獄通信」は、安土桃山時代後期から存在していることが作中で示唆されている。これは地獄少女が活動を開始した時代と一致している。
安土桃山時代後期には「地獄絵馬」と呼ばれる真っ黒な絵馬の裏に地獄に流したい相手の名前を書き、神社に奉納するといった方法がとられていた。また、昭和中期ごろには新聞の尋ね人欄に浮かび上がる宛先へ依頼の手紙を書き、郵便ポストに投函することで地獄少女が現れるといったようにその時代に合わせた方法に変わっていっている。
『地獄少女』の主題歌・挿入歌
OP(オープニング):SNoW「逆さまの蝶」(第1期)
ED(エンディング):能登麻美子「かりぬい」(第1期)
目次 - Contents
- 『地獄少女』の概要
- 『地獄少女』のあらすじ・ストーリー
- 『地獄少女』の登場人物・キャラクター
- 地獄少女
- 閻魔あい(えんまあい)
- 三藁(さんわら)
- 一目連(いちもくれん)
- 骨女(ほねおんな)
- 輪入道(わにゅうどう)
- その他
- 柴田一(しばたはじめ)
- 柴田つぐみ(しばたつぐみ)
- あいの祖母
- きくり
- 山童(やまわろ)
- 寒河江ミチル(さがえみちる)
- 『地獄少女』の用語
- 地獄通信
- 三藁(さんわら)
- 『地獄少女』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- IT企業社長「人生はゲームなんだからゲームオーバーまで楽しんだ者の勝ち」
- サーカス団の双子
- 地獄少女「人を呪わば穴二つ」
- 地獄少女「いっぺん、死んでみる?」
- 地獄少女「この怨み、地獄へ流します」
- 『地獄少女』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 時代劇『必殺シリーズ』がコンセプト
- 地獄通信は安土桃山時代後期から存在
- 『地獄少女』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):SNoW「逆さまの蝶」(第1期)
- ED(エンディング):能登麻美子「かりぬい」(第1期)
- OP(オープニング):SNoW「NightmaRe」(第2期)
- ED(エンディング):能登麻美子「あいぞめ」(第2期)
- OP(オープニング):北出菜奈「月華 –tsukihana-」(第3期)
- ED(エンディング):能登麻美子「いちぬけ」(第3期)
- OP(オープニング):ミオヤマザキ「ノイズ」(第4期)
- ED(エンディング):能登麻美子「いろがみ」(第4期)