地獄少女 / Hell Girl

地獄少女 / Hell Girl

『地獄少女』(Hell Girl)とは、2005年から2017年にかけて放送されている地獄少女プロジェクト原作によるテレビアニメ、またテレビアニメを原作とした漫画、テレビドラマ等を指す。晴らすことのできない恨みを抱えた人間の依頼を受けて相手を地獄に送る少女を描く。本稿では主に原作のテレビアニメについて記述する。

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地獄少女 / Hell Girlのレビュー・評価・感想

地獄少女 / Hell Girl
8

シリーズ化希望

原作漫画は読んだことあります。
原作も結構ひどい話っていうかひどい目にあう話だけど、実写化だとどうかなと思っていましたが、ちゃんとひどい目にあってました。
アイドル襲撃とか、ほんとやな男でそいつが地獄に落ちるところはすごく良かったです。
この男、ほんとに嫌なやつで、人の夢を潰しておいて、それに喜びを感じるとかキモいです。
こんなやつ、地獄に落ちて当然だとは思いますが、地獄に落としたほうも、男の母親に恨まれて地獄に落ちるというのがよかったです。
やっぱり、復讐すれば自分も恨まれるかもしれないし、ただやなやつ退治だけではない話なところが気に入りました。
玉城ティナの地獄少女もよかったです。
漫画でもなぜ彼女が地獄少女となったのかも謎だったりしたのですが、そういうミステリアスな雰囲気がすごく出ていて、原作通りという感じでした。話の作りも何個かの話があるオムニバス形式で見やすいし、一つの話を変に伸ばすよりよかったし、漫画にある話ではなくて、新しい話だった(似たような話はあったかもしれませんが)ので、嬉しかったです。
まだまだ新しい話は作れると思うし、ティナさん地獄少女も見たいのでシリーズ化してくれるとうれしいなと思います。

地獄少女 / Hell Girl
6

「いっぺん死んでみる?」

とても怖そうなタイトルでとても怖いセリフだが、心霊的な話ではなく、人が持つ恨みや憎しみについて描かれたものである。強く恨みを持つ者が、午前零時に『地獄通信』にアクセスすると地獄少女が現れる。地獄少女に渡された藁人形の赤い糸を解いたときに契約が結ばれ、恨まれた相手は速やかに地獄に流されるというもの。その際、地獄送りにした人も、死ぬ時には地獄に流される。自分が地獄に流されることを幻想で見た人達は、最初は糸を解くことを食い留まるも、恨みの強さが勝り、糸を解いてしまう。
生きていると自分の力だけではどうすることもできないような苦しみに出くわす。相手の存在があっても、その人を消すことはできないし、殺すことなどもってのほか。現実世界ではできないからこそ、『地獄通信』の存在は、魅力に思うところもある。このアニメでは、恨む人も恨まれる人も両サイドの情景が描かれているため、見ている私達もその時の心境を理解しやすい。
地獄少女はシリーズとなっており、話が進んでいくにつれ、地獄少女やしもべについて描かれている回もある。恨み恨まれる人々の話だけでなく、なぜ、地獄少女が地獄少女になったのか、しもべ達の前世はなんだったのか。なぜ地獄送りをしているのかなども分かってくる。

地獄少女 / Hell Girl
4

実写、地獄少女

地獄少女は閻魔あいが主人公で、魅力的なキャラのはずなのにも関わらず実写版では出番が少ないです。

原作では、あいのお付きの骨女や一目連などのサブキャラが地獄に流されてしまう人の周りにいる描写が多いのですが、その描写が少なく、地獄に流される人がメインのような感じです。

オープニングから話はすぐ始まりますが、あの地獄流しの話から現代までの描写はなくてもよかったのではないかと思いました。
ですが、その母になった人の死に際の表情はあまりにも上手く怖さを倍増させるものだったので、女優さんがすごいです。

ここから少しネタバレになります。

魔鬼が最終的に流されますが、その前に遥という女性がいます。
エピソードの登場人物に高校生の女の子がいますが、その子がライブハウスで痴漢に遭うところを助けます。
遥は「魔鬼のライブを汚すな」と攻撃的です。
あのシーンはライブハウスが悪く見えてしまう気がして、ライブが好きな私にとっては少しショックなシーンでした。

子供には見せづらい薬の描写や少しセクシーなシーンもありますので、もしお子さまのいるご家庭は見る時間にお気をつけください。

地獄通信に繋がるときや地獄流しのエフェクトがキレイですごくかっこいいので、映像などに興味があるかたはすごく楽しみに見て良いと思います。