バジリスク〜甲賀忍法帖〜(Basilisk)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』とは、山田風太郎の小説「甲賀忍法帖」をせがわまさきが漫画化した作品。2005年にTVアニメ化もされている。この物語は徳川将軍家の世継ぎ問題に巻き込まれた伊賀と甲賀、その両家の跡取りが愛し合いながら殺し合いをする運命をどのように受け止めるかを描く時代劇漫画。

室賀豹馬(むろが ひょうま)

CV:宮林康
弦之介の瞳術の師匠であり、また叔父である。参謀役として仕えている。生来より盲目であるが夜間のみ弦之介と同じ瞳術を発動することができる。性格は争いを好まない温厚な性格であり人望厚い。血気盛んな忍達を諌めることができるだけの発言力もある。最後は筑摩小四郎に討たれたが、小四郎の目が見えないことを逆手に立ち往生して倒されたことを悟らせなかった。

霞刑部(かすみ ぎょうぶ)

CV:北側勝博
物体に溶け込み姿を消す忍法を使う。体は大柄だが忍術を使う偵察や奇襲などの隠密任務に長けている。性格は基本的に冷静だが血の気も多い武闘派。最後は甲賀を追ってきた伊賀の船の上で薬師寺天膳の首を骨を折り雨夜甚五郎を倒した後に、朱絹の忍術によって壁に溶け込んでいた場所を見破られて討ち取られる。

お胡夷(おこい)

CV:木村はるか
如月左衛門の妹。蛭のような忍法を使い、相手に触れたところから血を吸い込み倒す。無邪気な性格で豊満な体を持つ。ドラマCDでは兄さまの嫁は自分しかいないと過剰な思慕を吐露している。最後は簑念鬼に抱きつき血を吸おうとしたが簑念鬼の忍法で全身を貫かれ打倒される。

鵜殿仗助(うどの じょうすけ)

CV:平勝伊
女好きでお調子者だが、気が回り頭も切れ冷静な分析能力を持つ。その為弦之介の護衛役を任されたりする。大きい体を活かした弾力性のある移動や体当たり等の忍法を使う。柔軟性がすごく直接的な攻撃はあまり通用することはない。最後は雨夜甚五郎に体内に潜り込まれ打倒される。

地虫十兵衛(じむし じゅうべえ)

CV:伊丸岡篤
両手両足が無いが蛇のような動きで移動できる。占星術を得意としている。思慮深く和睦に関しても前向きに考えており、お胡夷とは茶飲み友達である。また口から槍の穂を出して不意打ちをすることもできる。最後は駿府に向かった弾正に凶兆が出たので救援をしに行くが、天膳に討ち取られる。

風待将監(かざまち しょうげん)

CV:千々和竜策
蜘蛛の動きと口から粘りのある痰を出す忍法を使う。御膳試合の代表に選ばれる直接戦闘に長けた武闘派で性格も剛毅。地虫十兵衛の占星術は信じておらずそれ故、過去の回想では少々ひどい目にあっている。最後は伊賀4人相手を追い詰めるも蛍火の忍法と簑念鬼によって討ち取られる。

甲賀弾正(こうが だんじょう)

CV:(老)小林清志、(若)羽多野渉
甲賀卍谷頭領で弦之介の祖父。長毒針の使い手。若い頃は伊賀のお幻と恋仲であり、両家の縁組が進めば甲賀と伊賀の因縁もなくなると思っていた。最後は不戦の約定を解かれた後すぐにお幻と相討ちになる。

伊賀鍔隠れ衆

朧(おぼろ)

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