神様になった日(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『神様になった日』とは『Angel Beats』『Charlotte』に続く、原作・麻枝准×制作・P.A.WORKSによる3作目のオリジナルアニメ作品である。2020年秋にTVアニメとして放送された。
高校生最後の夏休み、大学受験を控えた成神陽太の前に全知の神を自称する少女ひなが現れ「30日後に世界が終わる」と予言する。最初は戸惑う陽太であったが、ひなの的確な予言を目にしてひなの力が本物だと確信する。陽太の家に居候することとなったひなと「世界の終わり」に向けて騒がしい夏休みが始まる。

高城自体もファンであるアイドル「ゆさりん」がプリントされている

6話の祭り客には『Charlotte』登場した高城丈士朗が出演している。来ているTシャツは『Charlotte』に登場した西森柚咲が描かれておりED欄には友情出演という特別表記もされている。

主要舞台のモデルは山梨県山梨市。山梨市との聖地巡礼コラボレーションタイアップも

フルーツ公園「恋人の聖地」からの夜景。

本作の舞台は山梨県山梨市とされている。2020年11月22日は公式と山梨市のタイアップが決定、聖地巡礼のキャンペーンとして聖地探訪マップが作成、配布され、聖地を巡礼して特別待ち受けを手に入れるキャンペーンも行われた。またキー局に続いて、テレビ山梨でのアニメの放送も決定した。監督の浅井義之は山梨を舞台に選んだ理由として「物語中盤からの映画の撮影イメージを探してロケ地を探していると山梨のフルーツ公園に目がとまった」とインタビューで答えている。フルーツ公園の展望台を最終回に陽太とひなが眺めるシーンは監督が原作・脚本の麻枝准に頼み込み組み込んでもらったとのこと。

公式サイトでは本編に登場する料理を宣伝担当が再現する料理企画「だーまえグルメ」が連載

再現された料理の一例。6話のたません。

本作は数多くの料理や、食事シーンが登場している。グルメ要素としても見どころがある作品となっている。公式サイトでは宣伝担当スタッフにより本編の料理を実際に再現した「だーまえグルメ」のコーナーも連載されていた。(「だーまえ」とは脚本の麻枝准のファンからの愛称)レシピを詳細に記載していた特設サイトである「麻枝准研究所」は公開が終了されてしまったが、公式サイトではスタッフの再現した料理の写真を見る事が出来る。

空の撮影する映画の元ネタは麻枝准作詞Liaの「Karma」

イラストレーターごとPによる「Karma 」イラストムービー

7話で始まった映画の内容は原作・脚本の麻枝准が作詞・作曲をしたLiaの楽曲「Karma」を元ネタにしている。Liaは『Angel Beats!』や『AIR』と麻枝准作品での主題歌を何度も担当している。Liaのオリジナルアルバム『dearly』に収録されたこの曲は麻枝准本人も自分の最高傑作と呼ぶ楽曲でファンからの人気も高い。ライブ用にイラストレーターごとPによる「Karma」のイラストPVも制作された。本作の陽太が撮影に来ている服もこのPVで登場しているものであり、7話の撮影の時にひなが「Karma」を歌うシーンも存在する。最終話である12話の上映会では空の映画のタイトルがはっきりと「Karma」と映し出されている。

『神様になった日』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):やなぎなぎ「君という神話」

ED(エンディング):やなぎなぎ「Goodbye Seven Seas」

挿入歌:やなぎなぎ「宝物になった日」(5話、12話)

挿入歌:やなぎなぎ「夏凪ぎ」(9話、12話)

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