
時崎狂三(ときさきくるみ)とは、『デート・ア・ライブ』に登場する第3の精霊であり、ヒロインの一人。スピンオフ作品『デート・ア・バレット』、『魔術探偵・時崎狂三の事件簿』では主人公を務めている。顔の左半分を隠す長い黒髪が特徴的な少女であり、慇懃無礼なお嬢様口調で話す。人間社会に溶け込み、わかっているだけでも1万人以上を手にかけてきた最悪の精霊である。精霊の中でも強大な力を持っており、「刻々帝(ザフキエル)」という最強の矛たる武装「天使」を操り、夜刀神十香・鳶一折紙・崇宮真那の3人を圧倒する。
時崎狂三(ときさき くるみ)の概要
時崎狂三(ときさきくるみ)とは、『デート・ア・ライブ』に登場する第3の精霊であり、ヒロインの一人。スピンオフ作品『デート・ア・バレット』、『魔術探偵・時崎狂三の事件簿』では主人公を務めている。影と時間を操る精霊。顔の左半分を隠す長い黒髪が特徴的な少女で、慇懃無礼なお嬢様口調で話す。人間社会に溶け込み、わかっているだけでも1万人以上を手にかけてきた最悪の精霊である。精霊の中でも強大な時空を操る能力を持っており、それらを人類に向けることすら厭わない。「刻々帝(ザフキエル)」という最強の矛たる武装「天使」を操り、夜刀神十香(やとがみ とおか)・鳶一折紙(とびいち おりがみ)・崇宮真那(たかみや まな)の3人を圧倒した。しかし、折りに触れ五河士道(いつか しどう)に協力するなど、無差別にその力を使っているわけではない。作中ではトリックスター的な存在である。
時崎狂三(ときさき くるみ)のプロフィール・人物像

身長:157cm
誕生日:6月10日(時の記念日)
スリーサイズ:B85/W59/H87
好きなもの:動物
嫌いなもの:人間(ただし無垢な子供には優しい)
識別名:ナイトメア
CV:真田アサミ
精霊の中でも特に強大な時空を操る能力を有する、「最悪の精霊」の異名を持つ精霊。確信的に人の命を奪うと恐れられている。
しかし折りに触れ士道に協力するなど、無差別にその力を奮っているわけでもない模様。「プリンセス」や「ハーミット」とは異なり、何か大きな目的を抱いて行動しているようで、その障壁となり得る相手には容赦ない。
容姿は、黒髪を左右非対称のツインテールに括り、赤と黒を基調としたゴシック調のドレスを着用している。普段は前髪で隠しているが、左目が金色で、時計の文字盤になっているのが特徴。
所謂ヤンデレ気質であり、言動が危ない。誘惑も手馴れたものであり、初対面で五河士道(いつか しどう)を翻弄した。口調はゆったりとした「ですわ」口調で、興奮すると「きひひ」と笑う。本心を隠してミステリアスに振る舞う。
崇宮真那(たかみや まな)となんらかの因縁があるようで、彼女からは嫌悪・敵視されている。
時崎狂三(ときさき くるみ)の能力
霊装:神威霊装・三番(エロヒム)

霊装はゴシックな雰囲気のある黒と赤のドレス。
天使:刻々帝(ザフキエル)
身の丈の倍はあろうかという巨大な時計の形をしており、長針と短針はそれぞれ古式の歩兵銃と短銃になっており、刻々帝の能力を込めて発射する。時計の数字によって異なる効果を持っており、「一の弾(アレフ)」は対象の時間を加速させる。「二の弾(ベート)」は時間の進み方を遅くする。「三の弾(ギメル)」は対象を成長させる。「四の弾(ダレット)」は時間を巻き戻して傷などを復元させる。「五の弾(ヘー)」は少し先の未来を見通す。「六の弾(ヴァヴ)」は意識のみを過去の肉体に飛ばす。「七の弾(ザイン)」は対象の時間を止める、「八の弾(ヘット)」は自身の過去の再現体を出現させる。「九の弾(テット)」は異なる時間軸にいる人間と意識を繋ぐ。「一〇の弾(ユッド)」は撃ち抜いた対象の過去の記憶を知ることができる。「一一の弾(ユッド・アレフ)」は霊力を直接喰らって対象を未来へ送ることができる。「一二の弾(ユッド・ベート)」は霊力を直接喰らって対象を過去へ送ることができる。
時崎狂三(ときさき くるみ)の来歴・活躍
時崎狂三の暗躍
狂三は第3の精霊として登場するが、氷芽川四糸乃(ひめかわ よしの)などとは違い、完全な敵役である。精霊の霊力を持った人間・五河士道(しどう いつか)のことを知った狂三は、人間のふりをして学校に転入し、彼に接触。それが事実だということを確認する。そして自身の目的を果たすため、狂三は士道の霊力を食らおうと行動を起こす。狂三はその凶悪な能力を奮い、夜刀神十香(やとがみ とおか)、鳶一折紙(とびいち おりがみ)、崇宮真那(たかみや まな)の3人を無力化した。しかしそこへ駆けつけた五河琴里(いつか ことり)の火力により、やむを得ず撤退することになる。
「一二の弾(ユッド・ベート)」による歴史改変
折紙の境遇を知った狂三は、彼女が自身と同じような目的を持って動いていることを知る。そして、「一二の弾(ユッド・ベート)」を使い、折紙が目的を果たす手伝いをすることにする。「一二の弾」は1発で精霊一人の命を使いつぶしてしまうため、これまで使ったことがなかったのだ。それは、歴史改変という自分たちの願いがどのような結果をもたらすのかという実験でもあった。狂三は一二の弾を使用し、折紙を5年前に送り出す。
しかし、一二の弾の効果が切れ、戻ってきた折紙のただならない状況を見て、彼女の過去に何が起こったのかを知るため、士道に接触。彼を折紙が向かった日へと送り出す。そして無事に歴史を改変させ、事態を収束することに成功するのだった。
時崎狂三(ときさき くるみ)の関連人物・キャラクター
五河士道(いつか しどう)

本作の主人公。キスをすることで精霊の霊力を吸収・封印できるという特殊な体質をしている。
狂三は、当初士道のことを道具程度にしか見ていなかった。しかし真っすぐな士道と交流するうちに、いつしか彼を好意の対象として見るようになった。
五河士道/五河士織(デート・ア・ライブ)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
五河士道(いつか しどう)とは、『デート・ア・ライブ』の主人公である。高校2年生の少年。普通の一般市民だったが、キスによって人類の脅威である精霊の力を封印できる特殊能力を持っていた。ある精霊に出会ったことをきっかけに、義妹の琴里率いる秘密組織ラタトスクのサポートを受けながら、精霊を攻略し続けることになる。五河士織(いつか しおり)は士道が女装した姿。男嫌いの精霊・誘宵美九(いざよい みく)に接触するため、ラタトスクによって女装させられた。
鳶一折紙(とびいち おりがみ)

士道のクラスメイトであり、ヒロインの一人。過去に精霊に両親を殺害されたことから、ASTの隊員となり、仇である精霊に復讐するために戦い続けてきた。
折紙が狂三と同じような目的を持っていたことから、狂三は彼女を手伝うという名目で「十二の弾」を使用し、折紙を5年前に送り出した。
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