特捜エクシードラフト（特撮テレビ）のネタバレ解説・考察まとめ

日向愛の弟で10歳。姉同様、剣道をはじめとしたスポーツに勤しんでいる快活な少年。
エクシードラフト関係者ゆえに事件に巻き込まれることも多い苦労人でもある。

デビット秋葉（演：嵯峨周平）

第19話～第20話、第28話～第29話、第43話～第44話および最終話に登場した宇宙捜査官。28歳。
元は中南米テロ撲滅委員会の特別捜査官だったが、とある事件にて殉職した地球人であった。しかし、実体を持たぬ意識生命体が死体を依代として乗り移り、行動するようになる。光の戦士とも呼ばれる。当初はエクシードラフトを見下して対立するも、互いに認め合うようになり、エクシードラフトに度々協力するようになった。第44話で事件を終え宇宙に戻る途中、大門に襲われ死んだかに思われたが、最終話において生きていることが判明し、光球の姿でエクシードラフトに加勢し、大門打倒に貢献した。

美香／天使ミカエル（演：森安加代子）

第33話から登場し、度々隼人の前に現れる謎の少女。その正体は神に遣われし者・天使ミカエルである。
神を絶対としており、種として人類を存続させるために一部の人間（子供のみ）を悪魔・大門の魔の手から守る使命を受け行動する。しかし、保護する人間以外の犠牲は厭わず、保護した子供の心情も一切気に掛けることがない等、人間に対しては極めて冷徹であり、見下した態度を取る。また、神の意思に反するエクシードラフトを抹殺しようとするなど、目的の為ならば手段を選ばない一面を持ち、人間は神の意思に従うことを当然としか認識していない。しかし隼人が見せた人間の矜持に多少は感化されている。
最終回で大門消滅後、エクシードラフトの前に姿を現し、最後まで諦めることなく戦い抜いた彼らの姿を見て神の力は必要ないと判断し、人類に地球の未来を託すことを告げた。

正木俊介警視監（演：宮内洋）

階級は警視監。43歳。かつてウインスペクターとソルブレインを設立した人物で、現在は警察庁に在籍している。第47話にて、大門が起こした一連の女性連続殺人事件の極秘情報をエクシードラフトに提供する。また、大門の本格攻勢に備えパリへと旅立つも、大門の力によって異次元空間に幽閉されてしまう。しかし最終的に大門の死により無事解放された。後付けであるが、エクシードラフトの設立にも協力したとされている。

装備・メカニック

トライジャケット

耐熱性：4500℃（レッダー、ブルース）、4700℃（キース）
パワー：常人の50～70倍
ジャンプ力：20m（レッダー）、15m（ブルース、キース）

迅速な捜査活動および救難活動を最優先に考え、運動性を重視した特殊強化スーツ。装着時のコードは「実装」。装甲は炭化チタナイト繊維で強化したチタニウム・サーメットに電磁波・放射能シールド材を積層し、ベルゼリオンイリジウム系の超硬度特殊軽合金を使用している。3人の特性に応じ、ベルゼリオンイリジウム系合金内の金属元素配合比率を変更しているため、各人ごとに性能が若干異なる。

レッダーのスーツは防弾性・耐衝撃性を始めパワー、スピード等総合的に優れた「スワットモード」、ブルースのスーツは追跡・電波吸収性・捜査能力に優れた「アレストモード」、キースのスーツは耐熱・消火・救助能力に優れた「ファイヤーモード」と呼称される。

バトルジャケット

耐熱性：4800℃
耐圧性：1平方cmあたり8トン
パワー：初期型トライジャケットの3倍（常人の150～210倍）
ジャンプ力：50m
走行速度：100mを4.5秒

第33話から登場にて破壊されたトライジャケットの強化版で、隼人が新たに「実装」する。レスキュー重視の機能に特化していた従来より戦闘面を重視したパワーアップが施されており、名称もシンクレッダーに変化している。頭頂部には2門の電磁ビームガンが備えられているが殺傷能力はなく、敵をしびれさせて動きを封じるためのものであり、戦闘用であっても人の命を守るという基本コンセプトは守られ続けている。

強化トライジャケット

パワー：初期型トライジャケットの2倍（常人の100～140倍）

バトルジャケットと同じく第33話から登場したトライジャケットの強化版で、耕作と拳が新たに「実装」する。外観上の違いは初期型に対し、腕と脚に白いラインが1本入っているのみのマイナーチェンジであるが、全体的にパワーアップが施されている。35話ではドラフトレッダー用の強化トライジャケットが登場したが、本話一度限りの登場であった。

EDRT-001 リボルバックG-3／EDRT-002 トライシャフト

リボルバックG-3は、エクシードラフトが装備する多機能ハンドガン。6つのモードの切り替えが可能であり、1 - 3はそれぞれ普通の実弾の「ブラスター」、速射レーザーの「レーザーパルス」、消火ビームの「ケミカルショット」として、トライジャケット実装前に使用される。（レーザーパルス、ケミカルショットは劇中未使用である）トライシャフトをアタッチメントとして追加装着することで4 - 6のモードが使用可能となり、それぞれブラスターの5倍の威力を誇り、障害物の破壊に使用する強力ビーム「ハイパーブラスターモード」（主にレッダーが使用）、麻痺ビームや電撃弾を発射し、犯人の足止めに効力を発揮する「サンダーグレネードモード」（主にブルースが使用）、冷凍ビームの「フリーズレーザーモード」（主にキースが使用）の3種類のレーザービーム銃として使用する。
トライシャフトはエクシードラフトが装備する特殊警棒で、高電磁ショックウェーブ発生装置を内蔵しているスタンスティックである。前述のとおり、リボルバックのアタッチメントとしても機能する。

EDRT-003 アクセスロック-S