六花の勇者（ラノベ・漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

「霧」、「幻」、「封印」、「塩」の聖者の力を借りて作る結界。結界を発動させるための神殿が魔哭領のすぐ近くにある。発動方法は「祭壇にある宝剣を握って血を伝わらせ所定の言葉と共に石板を壊すこと」である。

『六花の勇者』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

アドレット・マイア「俺の名前はアドレット・マイア！地上最強の男だ！」

「俺の名前はアドレット・マイア！地上最強の男だ！」とは、主人公、アドレット・マイアの名セリフ。第1話でも最初の数分で何度も発言しており、幾度となく発しみんなから呆れられているが、何度も聞いているうちに頼もしく聞こえてくる不思議な言葉。ある意味で迷言ともいえる。
なお、第1話ではアドレット以外も「地上最強」と発言しているため、10回以上この言葉を聞くことになる。

アドレット・マイア「そろそろ脱獄でも考えるか」

「そろそろ脱獄でも考えるか」とは、第1話で無期限の懲役刑に処されたアドレットが、右腕の怪我（おそらく骨折）が治ってからぼやいた名セリフである。
もっと前から脱獄できそうなくらい、アドレットは筋トレなどをして普通に牢屋で普通に暮らしいた。アドレットのポテンシャルの高さが見える面白いシーンである。

アドレット・マイア「俺は地上最強だからな！」

「俺は地上最強だからな！」とは、第2話でのアドレットの名セリフ。村人がまだ取り残されていることを聞いて、村に行くか先を急ぐかというジレンマに陥る。アドレットは村人を助けに行こうとするが、ナッシェタニアがそれを止めて説得する。その時に、アドレットが「わかった」と言っておきながら、村人の元へと馬を走らせながら言ったのがこのセリフである。
やはり主人公はこれくらい直情的にバカな方が気持ち良い。第二話はナッシェタニアが非常識でアドレットが常識人という構図になっていたため、余計にアドレットの好感度が上がったシーンである。

アドレット・マイア「地上最強の俺を！？」

第5話で、フレミーが偽物であればアドレットをとっくに殺しているはずだから偽物でないとハンスは推理する。「とっくに殺されている」というその言葉に、アドレットは「地上最強の俺を！？」とハンスに訴えかけた。
ハンス、アドレット、それからこの後のフレミーの発言も含めてテンポが秀逸なシーンである。

ナッシェタニア・ルーイ・ピエナ・アウグストラ「私、少し変な女の子なんです」

「私、少し変な女の子なんです」とは、旅を始めて今までとは違う世界が見えてはしゃいでいるお姫様、ナッシェタニアがテンションが高くなったあまりにアドレットに軽く攻撃を仕掛けて謝るシーンでのセリフ。
少し変というレベルを超えている。しかも、この後で反省した振りだと自白する。ナッシェタニアの性格に問題がありすぎて、アドレットが対照的に常識人に見えてしまうシーン。

アトロ・スパイカー「復讐のためでは人は強くなれない。信じるものがあるから強くなれる。」

自身が最強になった理由をアドレットが「師匠の言葉」を借りてフレミーに伝えたシーン。
アドレットは大切な人たちを信じ、フレミーは信じることができなかった。
アドレットとフレミー、過去を失った者同士の心の対比を表している。

フレミー・スピッドロウ「私に優しさを向けないで。殺したくなるわ。」

第3話終盤。六花の勇者たちと合流すると殺されるというフレミーに対して、アドレットは「守ってやる」という。その後のフレミーのセリフが「私に優しさを向けないで。殺したくなるわ」である。
登場して間もないが、かなり裏の設定がありそうなフレミー。「死ねないのよ。この手で魔神を倒すまでは」と発言しているのも気になるシーンである。

フレミー・スピッドロウ「後悔しろ」

偽物だと疑われ、他の六花の勇者から追われることになったアドレット。フレミーを人質にすることで神殿からは脱出するが、逃げる際にハンスからの攻撃で負傷してしまう。アドレットはフレミーに手当てをしてもらうことで助かった。
第7話では、アドレットが過去の話をしたことで、フレミーも自分の話をする。凶魔を母に持ち、凶魔たちと一緒に暮らしてきたフレミーは、六花の勇者候補を殺す命令を受ける。その時にチャモと戦闘するが、返り討ちにあってしまう。何とか逃げ出したフレミーだったが、任務を果たせなかったことで母親に殺されかける。フレミーは母親を信頼していたために、その裏切りが憎くてたまらない。その時の言葉が「後悔しろ」である。
フレミーが六花の勇者を殺した流れと、そして何故魔神を倒そうと考えているか、その理由が判明したシーンである。