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uh-roncha19のレビュー・評価・感想

アルドノア・ゼロ / Aldnoah.Zero
8

スーパーロボットを量産機で無双!【アルドノア・ゼロ】

火星で発見された古代テクノロジー「アルドノア」をもとに火星に建国された「ヴァース帝国」。
超科学文明を手に入れた「火星」と、技術力の劣る「地球」が、人型兵器「カタフラクト」で戦争を繰り広げるロボットアニメが【アルドノア・ゼロ】です!

親善大使として地球にやってきた火星の姫が暗殺され、学生だった主人公・界塚伊奈帆(かいづか・いなほ)は戦争に巻き込まれていきます。
しかし「カタフラクト」の戦力差を別のロボット作品で例えるなら、ゲッターロボ(火星)VSジム(地球)状態。
はっきり言って無理ゲーです。

ですが伊奈帆はそんな逆境をものともせず、戦いながら敵の戦力を的確に分析し、的確に弱点をついて勝利していくのです!
あまり感情の起伏がなく一見クールな伊奈帆ですが、無惨に殺されてしまったクラスメイトの仇を打つなど、熱い一面も持ち合わせています。

伊奈帆は「鬼滅の刃」の竈門炭治郎でおなじみの花江夏樹さんが声優を努めているので、花江さんファンでロボットアニメ好きな方は一見の価値ありの作品です。

また、澤野弘之さんが手掛けたクールなBGMが作品を一層盛り上げているので、まずは1話を見て下さい!
綺麗な流れ星に心を奪われ、続きが気になること間違いなしです!

東方怪綺談 〜 Mystic Square.
10

東方怪綺談

東方projectは1996年に作られた弾幕系シューティング、ファンタジーPCゲームです。

東方project第五弾・「東方怪綺談」(とうほうかいきだん)は前作に引き続き全六面の通常ステージと全1面のエクストラステージとなっています。
自機は博麗霊夢と霧雨魔理沙に、「封魔録」でラスボスだった魅魔と「東方幻想郷」のラスボスだった幽香を加えた4人になりました。
本作品のBGMのほか、過去4作品のBGMも一部アレンジが加えられた上でほぼ全て収録されています。
この作品をもって「東方project」の開発は一旦終了しました。
風見幽香(かざみゆうか)は花を操る妖怪です。
花を操る程度の能力をもっています。
四季のフラワーマスターと呼ばれる大妖怪で、普段は花を育てていたり、クッキーを焼いたりしているが、極度のドSで戦いになると徹底的に滅ぼしにかかります。
純粋に高い妖力、身体能力だが同じ強大な妖怪にしか本気は出しません。
魅魔は悪霊で能力はありません。
なぜかはわからないが博麗神社に恨みを持っており、手下に博麗神社を襲わせることで博麗神社の秘宝である陰陽玉に力を蓄積させて、後にそれを奪うことで全人類に復讐しようと考えていました。
しかし霊夢と戦う頃には邪気が抜けてきており、今では恨みをもっていたはずの博麗神社に住み着いて、神(祟り神)のような存在となり、毎日霊夢をからかって遊んでるそうです。

彼方から
8

少女漫画「彼方から」は重厚な冒険譚

『彼方から』はひかわきょうこ作の少女漫画。
絵柄は1900年代の少女漫画特有の味があり、キラキラという効果音が似合うような印象の漫画です。
あらすじは”女子高生が異世界に迷い込む”という異世界転生の先駆け的ものです。
異世界転生とは言っても、主人公の女子高生にはいわゆる「チート」能力は無く、あくまで非力な少女のままストーリーが進みます。
ヒロインは言葉も常識も違う世界で年月を重ね、だんだんと成長していきます。あくまで普通の少女のできる範囲で物事をしっかり考えており感情移入や親近感が湧きやすい人物像です。
一方ヒーローは敵うものがいないほどのスーパー超人としてヒロインを守るために始終戦います。ここら辺は少女漫画らしい夢のある設定です。
絵柄はキラキラしいですが、展開はバトルシーンがかなり多く、それが高い画力で描写されており、かなり見ごたえがあります。あまりの戦闘の多さに、少々飽きがくる方もいるかもしれません。
肝心の恋愛シーンはかなりゆっくりした印象です。悪いということではなく、旅の中での心情変化などを丁寧に描いています。そのため、シーン数としてはかなり抑えめではあります。
高い画力や人物描写に引き込まれる作品です。変に甘すぎる恋愛ものが苦手だったり、ストーリー重視の方には是非お勧めです。

いのちの停車場
7

在宅介護について考えさせられました

旦那が見たいと言うので、私も見ました。予告を見ると「暗い内容で泣けるんだろうな」と感じ、あまり期待していませんでした。
在宅介護に関しては知らないことも多く、興味深く見ました。医師(吉永小百合さん)は、病院から金沢の在宅介護の診療所に勤務になります。そこで、在宅介護を受けている人々や主人公の幼なじみのエピソードがあり、そこまで深く掘り下げるわけでなく割とあっさりめにストーリーが描かれていました。しかし、それが少しファンタジーっぽいような感じを受けて、雰囲気が私好みでした。
在宅職員達がよく集まる料理屋さんが、暗がりで凄く雰囲気が良くて、オシャレでした。
石田ゆり子さんやガンの子供、介護職員の広瀬すずさんのエピソードには泣けました。
吉永小百合さん演じる医師の父親は病気で、痛みが薬や注射では治すことができず安楽死を自ら望みます。父親からそれを言われ悩みますが、最後は安楽死を受け入れて父親の願いを叶えようと決意します。そのことはとても考えさせられました。痛みはとても苦しいものだと思います。自分が父親の立場なら、同じく死を望むと思います。娘(医師)の立場なら、生きて欲しいと思うのは当然です。物語では父親が自殺を図ろうとし、「死なせてくれ」と懇願します。そこまで言われたら、もう望みを叶えるしかないだろうと思います。
最後は凄く考えさせられる内容で、安楽死をしたのかは分かりませんでした。
松坂桃李さんの役も、「医師になる」と診療所を出て行き、その後が描かれていないので気になりました。
もしかしたら、続編があるのかもしれません。

amazarashi / アマザラシ
10

amazarashiというバンドを聴いてみて欲しい

私が「1度聴いてみて欲しい!」と強くおすすめするミュージシャンは『amazarashi』です!
誰もが人生で必ず経験するであろう「挫折」や「苦悩」を経て「それでも…」と自分の中で燻っている「諦めきれない」という気持ちに火を着けてくれる楽曲や、リスナーの「これまで」を肯定してくれるような優しい楽曲が多いです。
あまりにも等身大で綴られた言葉には、「これは自分の歌なのか?」と感じる人も少なくないと思います。

「こんな僕だからこそ あなたが好きになってくれたって言うなら…」(未来づくり/千年幸福論 より)という歌詞が持つ、過去を許容する言葉の力はすごいです…。

歌詞カードをじっくりと読んで欲しいミュージシャンです。
ライブでも、ステージと客席の間にスクリーンを挟んで、歌詞を投影しながらライブする程言葉を大事にされています。

また、作詞作曲を担当されているボーカルの秋田ひろむさんが書く歌詞は、宮沢賢治や寺山修司といった作家にも影響を受けており、「歌」というよりは「詩」に近いかもしれません。
アルバムの特典にもご自身で書き下ろされた小説が付いており、楽曲と合わせて読むことでより作品の世界観を楽しめる仕様になっています。

是非一度聴いてみてください!

キテレツ大百科
9

アニメ化もされた名作

藤子・F・不二雄先生の描かれた、フジテレビでアニメ化もされた作品です。ただ、原作は連載誌も知名度が低く、単行本も3巻までしかありません。アニメで知った…という方も多いと思います。アニメではコロ助は初めからいますが、原作では、キテレツの先祖、キテレツ斎が残したキテレツ大百科に載っていた発明品で、キテレツが一番最初に作った発明品でもあります。完成した当初のコロ助は、アニメとは違い、ママを閉じ込めてしまうといった問題行動も起こします。個人的に一番違うのは、ブタゴリラだと思います。アニメでは、狂言回しとして確固たる地位を築いていますが、原作ではただの嫌な奴です。基本的に登場するときは、悪いことしかしません。そして、キテレツの発明で、酷い目に合わされるのです。だからアニメしか知らない人が原作を読むと、相当びっくりするんじゃないかと思います。ちなみに、原作もアニメも、最後は大百科がなくなってしまう、という終わりになっています。その上で取る行動、そしてどうなったかは大きく違うので、それらを見比べても楽しいかもしれません。現在は、藤子・F・不二雄大全集があるので、原作はそれで読むことができます。

南條愛乃
9

南條愛乃の楽曲がもつ魅力とは

声優、fripSideのボーカル、そしてソロ名義でも活躍しています。透明感のある歌声と、声優活動を通して培われた演技力によって、激しい曲から静かな曲まで、幅広い曲調に合わせて歌声を使いわける実力を持っており、新しい作品をリリースするごとに成長を感じさせてくれます。多彩な作曲家たちが生み出した作品でも違和感を感じさせずに歌い上げ、彼女の持つ歌唱力は本物であると言えるでしょう。
作詞を手掛けることが多く、そこから垣間見える彼女自身の人生や価値観などが、ファンを引き付けています。1st アルバム「東京 3650/1」では、シングルとカップリングに起用された楽曲以外、全て自身が作詞を手掛けています。このアルバムからはタイトルにある通り、デビュー10年目という節目での彼女の経験や心情を強く感じることができます。ライブやラジオで語る彼女の楽曲に込めた思いやエピソードで心を打たれた方は多いでしょう。このアルバムに収録されている曲の一つである「Recording.」では、彼女のファンに向けた気持ちを歌っています。
2nd アルバム「Nのハコ」では、これまでの作品を通して知り合った人や、友人に作詞を依頼した楽曲が多く含まれており、彼女の周囲の人間から見た姿を楽しむことができます。
また、主要都市以外でもライブを行うといった試みからファンと一体になって活動を楽しむという姿勢が見られ、彼女のもつファンとの関わりを大事にするといった一面に惹かれてファンになる人も多いことでしょう。
歌声、楽曲、アルバム…作品すべてを通して、一見自分とは違う世界に住んでいると思える彼女を、身近に感じることができるという、独特の世界を楽しむことができます。
彼女が生み出す歌声だけでなく、歌詞にも心を打たれ、作品すべてから南條愛乃という人間を感じることができる。それが彼女の魅力です。

帝一の國 / Teiichi: Battle of Supreme High
9

最初どんな映画なのか全く想像できなかったが

タイトルを見た時になんとなく元ネタが漫画なのはわかったが、どんな映画なのか想像できなかった。お気楽そうな映画が観たくてなんとなしに見始めると、気がついたら引き込まれていた。
菅田将暉演じる帝一のキャラのアクが強すぎて「ただの危ないやつ?」と思ったが実はなんだかいいやつで、それを支える人たちもなんかいい人…。ライバルさえも「実はいいやつなんじゃないか」とすら思えてくる。帝一のお父さんがはめられて捕まった時に見せた帝一の本音の叫びには思わずほろりとしてしまった。
間宮祥太朗演じる氷室ローランドと千葉雄大演じる森園億人との対戦での、どちらにつくかの戦いも、とても面白かった。氷室ローランドの、自信に満ち溢れていたがあるところからそれが急降下していく様も人間らしくて飽きさせない。
千葉雄大はほんわか、なよなよしたイメージだったが今回の知的な役は結構はまっていたような気がする。そして最後の民主主義にのっとった選挙のラスト。邦画はあまり観ない方だがそのラストの展開に思わず笑ってしまった。おかしくて笑ったのではなく、「楽しくてワクワクして」笑った。そうきたか!の連続で最後の最後まで面白かった。そして最後の帝一のセリフには考えさせられて背筋がひやっとした。みんな選挙に行こうね、と強く思って終わった。楽しいしかっこいいし勉強になりました。久々にいい映画観たと思いました。

君の膵臓をたべたい / キミスイ / I Want to Eat Your Pancreas / Let Me Eat Your Pancreas
10

君の膵臓を今から見たい方

君の膵臓を食べたい作品物凄く良いです。
17歳の高校生であるヒロインの女の子が、膵臓の病気に、犯されており、ある日病院にクラスメイトの男の子が、やってきます。そこで、病院のイスの上に、置かれていた一冊の本を見つけます。その本は、共同文庫と書かれていました。たまたまその本を見つけ読んでしまいます。するとそこに、ヒロインが現れます。本を読んでしまったのか女の子の方が、男の子に尋ねますします。男の子は、図書委員なのですが、女の子も図書委員になります。学校帰りに一緒に遊びに行く事もたびたびありました。また、クラスメイトで女の子の病気を知っているのは男の子ただ一人だけです。他のクラスメイトには内緒です。ある日女の子が、男の子を旅行に誘います。男の子は、日帰り旅行だと思っていましたが泊まりの旅行でした。色々な場所に行き旅行を楽しみます。その夜ホテルに、泊まるのですがホテル側の間違いで一緒の部屋になってしまいます。一緒の部屋の出来事も見所です。旅行から帰ってきた男の子にも変化があります。しかし、旅行から帰ってきた女の子は数値が悪かったため検査入院してしまいます。男の子がお見舞いに行きますがその時のお話も良いです。退院したらまた何処かに行こうと約束します。女の子が退院して男の子が彼女をカフェで待ちます。女の子はメールを送っていますがメールは途中で途切れてしまいます。女の子は通り魔に刺されてしまっていたのです。男の子はひどく悲しみ、お葬式にも出ませんでした。お葬式が、終わり男の子は女の子の家を訪問し共同文庫を取りに行きます。男の子は共同文庫を読み、今まで抑えていた感情が一気に出てしまい泣いてしまいました。その後男の子は、女の子の親友に彼女が膵臓の病気だったと伝えました。親友も泣いてしまいました。
余り話しはまとまっていませんが素晴らしい作品なのでぜひ見てみて下さい。