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petits_poisx1のレビュー・評価・感想

ゴールデンカムイ / Golden Kamuy / 金カム
10

北の寒さを吹き飛ばす男たちの熱い戦い

北海道のどこかに隠されたアイヌの金塊をめぐる冒険譚。
様々な角度から趣向を凝らしており、多層的な魅力で読者を飽きさせない。
何度でも読みたくなる本作の魅力の一端をご紹介したい。

1.キャラクター
不死身の二つ名を持つ主人公・杉元、アイヌの少女・アシリパ、人たらし・鶴見中尉率いる第七師団の面々、
金塊のありかを示す刺青を体に掘られた囚人たち…。
多数のキャラクターが登場するが、それぞれの思惑や金塊を求める動機が深く描かれている。
敵味方が入り乱れる描写の中で、それぞれの関係性が変化していく様子も細やかに描かれている。

2.歴史ロマン
舞台は日露戦争後の明治時代。戦争により心や体に傷を負った登場人物も少なくない。
また、鬼の副長と呼ばれた新選組の土方歳三も主役級の重要な役どころで登場しており、好きな人にはたまらない。

3.アイヌ文化
現代の日本人には決して身近とは言えないアイヌ文化を魅力的に紹介しており、異文化理解に一役買っている。

4.狩猟とグルメ
北国の山や海で獲れる動植物を料理しておいしくいただくシーンが豊富にある。読めば思わず「ヒンナヒンナ」と言いたくなるだろう。

5.ギャグとシリアスのバランス
キャラクターの関係性や個性を生かしたギャグシーンも楽しい。
シリアスな本編の合間に挟まれるギャグでクスリと笑い、肩の力が抜ける、そのバランスが絶妙である。

6.美術や映画への多数のオマージュ
ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を模したシーンではで各キャラクターが座る位置に趣向が凝らされていたり、
鶴見中尉の演説シーンはヒトラーのそれと同じポーズになっていたり。
作中に散りばめられた絵画や映画へのオマージュを探すのもまた一興。

本作にはアニメ版もあるが、漫画を先に読んでいると2倍3倍に楽しみが膨らむだろう。ぜひ、手に取っていただきたい。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
10

連載開始からずっとファンです

このHUNTER×HUNTERという作品に出会ったのは小学生高学年くらいだったと思います。当時の友人家で遊んでいた時に、ちょうどHUNTER×HUNTERがテレビで放送されていたのを今でも覚えています(笑)ただ、そこでは「あぁ、面白いな〜」くらいだったのですが、どんどん見入ってしまいビデオやらゲームやらにも手を出す様になりました。しかしここで罠がありました。漫画やアニメの出来は大変素晴らしいのですが、やはりゲームになると「くそげー」の部類に入るものばかりだったと記憶してます。当時はなけなしのお小遣いで購入したゲームボーイのHUNTER×HUNTERゲーム、プレイステーションのゲーム、2作。特にゲームボーイの方は酷かったのを今でも覚えています(笑)そして約20年経った今でもファンで、連載開始を心より待ち望んでいる一人です。内容が難しい場面などは何度も読み返したり、行ったり来たりしながら理解していました。特にヒソカVSクロロ団長は色々考察動画などを視聴してでさえよくわかりません(笑)現在最新巻ではブラックホエール号の話ですが、面白いことは理解できるのですが、自分の理解が追いついているのかは疑問が残ります。ただ、一貫して言えることは「ずっと面白い」ですね。中にはすぐ休載するから嫌いという方が多い様に思いますが、食わず嫌いは一旦やめてアニメからでも是非見てほしい作品です!

ひなこい
10

あの日向坂46のメンバーと本気(ガチ)で恋愛できる最高のスマホゲームアプリとなっています!!!

今や多くのファン「おひさま」の方々から愛され応援されるようになった「日向坂46」のメンバーの皆さんと、全力で恋愛することができちゃいます!現実の世界では絶対にあり得ないことも、このゲーム内だけでは叶えられるかもしれません。「日向坂46と過ごす青春学園」をテーマに、ゲーム内ではストーリーが進んでいき、好きなメンバー(推しメン)の『彼氏』を目指して仲良しレベルを上げていくのも面白さの一つです。また、メンバーごとに繰り広げられるストーリー展開も一人ひとり異なるので、22通り(全メンバー22人分)の楽しみ方があります。そして何といっても、全メンバーのカード(「ひな写」)やムービー、ボイスはゲーム内限定の撮り下ろしを使用しているので、ここでしか見られないコンテンツが満載で、飽きることなく楽しくゲームをプレイすることができます!定期的に開催されるイベントやガチャにもたくさんの魅力が詰まっていて、ランキング上位に入るとメンバー直筆のリアル特典などの豪華景品を手に入れることもできちゃうイベントも年に数回あるので、毎日のログインやカード(「ひな写」)の育成なども今よりずっと楽しくなり長い期間プレイできます!

トータル・リコール / Total Recall
5

面白そうだけど、そうでもない。

シュワちゃんの方はみたことがありません。そういう題の映画があったことは知ってましたが、これはそれのリメイクだったんですね。リメイクといっても違う話のようです。
元嫁が結構しつこく追ってきて怖かったです。なかなかSFチックで面白い映画でした。でも、ちょっとよく分からないところも多くて、最初見た時はもっと世にも奇妙な物語的な話かなというか、実はすべてが夢だったみたいな大どんでん返しが待っているとか勝手に思い込んでいました。
最初に、主人公が手術?を受けるところがよく分からなかったというか、元嫁がなんで嫁のふりしていたのかとか、記憶がない意味がよく分からなかったので夢オチだと思い込んでました。
演出はスマートな感じで、街並みもいかにもSF映画って感じで好きです。
コリン・ファレルもちょっと困り顔の人だし、俺は誰だ?って戸惑っている役が似合っている気がします。また、後半はあまり盛り上がってないなって気がします。フォールの警備も甘いし、もう入れたんだねってぼーと見てしまいました。もう少し、後半に盛り上がりどころを作ってほしいです。
面白いのか、そうでないのかちょっと微妙な映画で、評価に困るところがあります。

THE 有頂天ホテル
3

登場人物が多すぎる

大晦日の10時から12時の間にホテルで起こる人間模様を描いた群像劇です。主役の役所広司は、副支配人としてすごく機転もきくし、すごいのに、なぜか別れた元妻にカッコつける男の役を演じていました。そんなカッコつけなくてもと思いますが、まあ、男の悲しさですかね。役所さんはおもしろいので、なかなか、良かったと思います。松たか子さんも強い女で良かったです。でも、いろいろと大げさな人が多すぎて、見ていて癖がつよいっとイライラしました。三谷幸喜さんは香取慎吾さんを気に入っていて、よく使っていますが、私は彼が演技が上手いとは思えないし、なんか作り物的な笑顔だし、もっと年のいった大人の男を演じればいいのに、少年みたいな役をして、下手だなと思います。それに、篠原涼子のコールガールって。日本にコールガールなんていますか。デリバリーヘルスの人ならわかるけど、一人でやってるコールガールなんて、アメリカじゃないんだからと思いました。というように、気になる人もいるし、第一、登場人物が多すぎてよくわかりませんでした。唐沢寿明の役とか別にいらないなと思いました。唐沢くんが友情出演してくれるとかはうれしいけど、あんな癖ある役じゃなくてよくない?だから、長くなるんだよと思いました。もっと、人を絞って、短くまとめた方が良かったと思います。