トータル・リコール / Total Recall

トータル・リコール / Total Recall

『トータル・リコール』(原題:Total Recall)とは、1990年6月に公されたアメリカ映画のSF映画。日本では1990年12月に公開された。原作は、フィリップ・K・ディックが1966年に発表した小説『追憶売ります』(原題:We Can Remember It for You Wholesale)である。舞台となるのは近未来。建築家のダグラス・クエイドは、行ったこともない火星での悪夢に日々悩まされていた。思い詰めた彼は、人工の記憶を植え付けるリコール社で「火星で活動する諜報員」の記憶を移植しようとする。しかしこれがきっかけで、彼の封印された記憶が蘇る。監督はポール・ヴァーホーヴェン、主演はアーノルド・シュワルツェネッガーが務めた。

petits_poisx1のレビュー・評価・感想

トータル・リコール / Total Recall
5

面白そうだけど、そうでもない。

シュワちゃんの方はみたことがありません。そういう題の映画があったことは知ってましたが、これはそれのリメイクだったんですね。リメイクといっても違う話のようです。
元嫁が結構しつこく追ってきて怖かったです。なかなかSFチックで面白い映画でした。でも、ちょっとよく分からないところも多くて、最初見た時はもっと世にも奇妙な物語的な話かなというか、実はすべてが夢だったみたいな大どんでん返しが待っているとか勝手に思い込んでいました。
最初に、主人公が手術?を受けるところがよく分からなかったというか、元嫁がなんで嫁のふりしていたのかとか、記憶がない意味がよく分からなかったので夢オチだと思い込んでました。
演出はスマートな感じで、街並みもいかにもSF映画って感じで好きです。
コリン・ファレルもちょっと困り顔の人だし、俺は誰だ?って戸惑っている役が似合っている気がします。また、後半はあまり盛り上がってないなって気がします。フォールの警備も甘いし、もう入れたんだねってぼーと見てしまいました。もう少し、後半に盛り上がりどころを作ってほしいです。
面白いのか、そうでないのかちょっと微妙な映画で、評価に困るところがあります。