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登場人物が多すぎる
大晦日の10時から12時の間にホテルで起こる人間模様を描いた群像劇です。主役の役所広司は、副支配人としてすごく機転もきくし、すごいのに、なぜか別れた元妻にカッコつける男の役を演じていました。そんなカッコつけなくてもと思いますが、まあ、男の悲しさですかね。役所さんはおもしろいので、なかなか、良かったと思います。松たか子さんも強い女で良かったです。でも、いろいろと大げさな人が多すぎて、見ていて癖がつよいっとイライラしました。三谷幸喜さんは香取慎吾さんを気に入っていて、よく使っていますが、私は彼が演技が上手いとは思えないし、なんか作り物的な笑顔だし、もっと年のいった大人の男を演じればいいのに、少年みたいな役をして、下手だなと思います。それに、篠原涼子のコールガールって。日本にコールガールなんていますか。デリバリーヘルスの人ならわかるけど、一人でやってるコールガールなんて、アメリカじゃないんだからと思いました。というように、気になる人もいるし、第一、登場人物が多すぎてよくわかりませんでした。唐沢寿明の役とか別にいらないなと思いました。唐沢くんが友情出演してくれるとかはうれしいけど、あんな癖ある役じゃなくてよくない?だから、長くなるんだよと思いました。もっと、人を絞って、短くまとめた方が良かったと思います。