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kenmaru99のレビュー・評価・感想 (2/2)

カーク・フランクリン
10

ゴスペル愛好家に大人気のアーティスト

映画『天使にラブソングを…』公開以来、日本でも宗教に関係なく、一つの音楽のジャンルとして「ゴスペルを歌う」と言うことがポピュラーになり、ゴスペル教室なるものも増えてきた。本場アメリカからの来日ライブも人気だが、ゴスペル愛好会たちが増えた事により、「ゴスペルフェスティバル」と言うような参加型のイベントも開催されるようになり、コンテストも行われるようになってきた。
そもそも「ゴスペル」と言うのは福音=神の御言葉=God Spellからきており、アメリカでのゴスペル音楽の前提は「神を讃える、神に感謝する、神の素晴らしさを伝える音楽」であり、一人で歌っても100人で歌ってもゴスペルなのである。なので「音」としてはポップスやロック、ヒップホップ、アフリカンビートを取り入れた楽曲まで多岐にわたっており、どれもゴスペルなのである。
そんな中で人気を博しているのが、Kirk Franklinと言うアーティストだ。流行音楽の要素をゴスペルに取り込み、伝統的な形式のスタイルにとらわれない新しいゴスペルを提唱してきた。1993年にリリースしたデビュー・アルバム『カーク・フランクリン&ザ・ファミリー』ではゴスペル界初のプラチナ・ディスクを獲得し、グラミー賞を受賞したと言う実力も持っている。
「Hossana」といったつい体が動いて、手拍子してしまいたくなる楽曲や、「Why We Sing」といったエモーショナルでグッとくるバラードまで様々な作品を世に送りだりている。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
10

父を追ってハンターの世界へ

小さな島で育った少年ゴン。自分を捨ててハンターの道を選んだゴンの父ジンに一目会いたいという思いから、行って欲しくない育ての親ミトさんの言葉を振り切り、ゴンもまたハンターの道を選びます。ハンター試験に挑むことにしたゴンですが、まずハンター試験会場が詳しく明かされていないのでたどり着けないハンター希望者も多数います。同じハンター希望者のクラピカとレオリオと出会い、試練を乗り越えて無事にハンター試験会場へたどり着くことができます。試験会場へ行くまででもこんなに大変でなので、きっとハンター試験はもっと大変なはず。ゴンたちも気合が入ります。そして始まったハンター第一次試験。第二次試験会場まで試験管にただついて行くだけという試験。楽勝かと思いきやこれがとてつもない距離。しかもだんだん速くなっていき持久力を試す試験だったのです。脱落するハンター志望者たち。そこでゴンはキルアに出会います。同い年ということもあってすぐに意気投合し、余裕の2人はどちらが先に着けるか勝負するほど。一方、クラピカとレオリオにもそれぞれハンターを志望するには理由があってその思いを叶えるべく、必死にくらいつきます。無事一次試験を合格し、二次試験、三次試験とクリアしていきます。その後の試験は今までとは違ってハンターの技術や本質を見ていく試験で、ゴンのずば抜けた発想や動物並みの運動神経の良さなのが生かされて無事にハンターの資格をとることができました。ハンターになってからのゴンや仲間たちはそれぞれの思いに向かって敵にも自分にも戦いながら成長していく物語です。一度見始めたらとまらず、続きが気になり眠れないほどでした。伏線もたくさんあって、それがちゃんと回収されていくのは見ていてすっきりします。最高に面白いのでおすすめです。

灼熱カバディ / Burning Kabaddi
10

もうネタスポーツとは言わせない!今一番熱いスポーツ漫画「灼熱カバディ」

カバディ…それは道具を使わず、己の肉体のみで戦う熱いスポーツです。灼熱カバディでは、そんなカバディを題材にしたスポーツ漫画です。

主人公の宵越は、中学時代トップレベルのサッカープレイヤーでしたが、途中でスポーツが嫌いになり高校では部活をしていませんでした。ある日半ば強引な形でカバディ部へ強制入部させられた宵越ですが、勝つために努力を惜しまない姿勢や、失敗しても腐らないメンタルの強さ等でカバディでもその才能を如何なく発揮していきます。メンタルが強い主人公はスポーツ漫画としては珍しいタイプだと思います。
そして、この漫画の一番の特徴は何といっても読んでいて熱くなる展開の多さです!
カバディという私たちにあまり馴染みのないマイナースポーツが題材でありながら、読者の心に響くような熱いシーンが数多くあります。
今まで試合で負け続け、あまり良い思い出のなかった三年生がそれでもカバディを続けたいという気持ちや、才能の差を目の当たりにしてもカバディが好きでやり続ける選手等、キャラクター一人一人にストーリーがあり主人公以外のキャラクターも生きていると言えます。
また、カバディというスポーツを全く知らなくても読んでいくうちにルールが分かっていくのも魅力だと思います。灼熱カバディは単に漫画として熱く面白いだけではなく、カバディの面白さも伝えてくれる漫画だと思います。
カバディがネタスポーツと言われるのも、終わりが近いかもしれません。

リネージュII / Lineage II
8

今からなら初心者でもTUEEEEできるかも?!

17年目に突入した古参MMORPG「LINEAGE2」ですが、今回サーバー統合により3つのサーバになります(現在12サーバー)が、
プラス!新規サーバーが追加されます!「パプリオン」という4つ目の新サーバーですが2018/5/23からの始動であり、5/18~5/22までキャラクター事前作成が可能となっています。この新サーバー、新規からしかできないんです…つまり5/23のメンテナンス明けから全員でLv1から「よーいドン!」であります。既存の3サーバーからのサーバー間キャラ移動も無し!ガチャ課金もこのサーバーにあっては現在適用無し!まさに新天地、全員スタート位置が一緒なのです。なのでタイトルの「初心者でもTUEEEEできるかも」というのがおわかりでしょうか、時間さえあれば強くなってしまうんです。「時間なんて無いよ~」という方、現在はゲーム内マクロがあるので反復行動で自動狩りも可能なんですよ(規約違反ではありません)。遊び方は色々、もくもくと1人で狩りする人、PT募集して狩りに行く人、チャットでみんなでワイワイがメインな人、PvP(対人)メインな人等々、いろんな楽しみ方があります。裏技なんてものは無いのでいきなり強くなるとか、装備が最高に!とかは無いのが安心。1アカウントLv85になるまでは基本無料なのですが、それ以降遊ぶには基本月額30日¥2000となります。しかし!今回のパプリオンサーバーでは5/23~8/1までLv無制限で無料で遊べます。なので「無料の期間だけやってみようかな」と思った方でもLv85超えても安心です。さらに期間限定で経験値などが2倍になるイベントもあったりと、古参MMORPGですがまだまだ遊べます(笑)詳しくは「リネージュ2 NC」でググってみてくださいね。

僕のワンダフル・ライフ
10

とてもおすすめです!!

とてもおすすめできる映画です!犬好きの人、ペットを飼っている人には絶対見て欲しいです!
終始、感動して泣いてしまいました!犬が出てくる映画は今までに何本も見てきましたが、こんなにも泣いた映画は初めてです。
この映画は主人公の犬が老衰や事故で死んでしまうけれど、別の犬の姿に何度も何度も生まれ変わりながら、最終的には一番最初の飼い主のところへ戻るというお話で、今までの犬の映画にはないお話となっています。本作では全部で4つの家族に飼われますが、この映画の面白いところは生まれ変わるたびに4回とも姿も名前も変わるということです。意識だけが同じなのです。まったく別の犬に変わり、それぞれまったく違う人生を送るというとこが面白いです。1回目はイーサンという男の子に飼われます。犬の名前はベイリーです。イーサンはとても優しく最後までベイリーのことを可愛がります。2回目はカルロスという青年に飼われます。犬の名前はエリーです。こちらはなんと警察犬として生まれ変わります。最後は警察犬としての仕事をしっかりと果たし死んでいきます。3回目はマヤという女性に飼われます。犬の名前はティノです。ティノは犬のおかげで結婚し幸せな人生を送ります。そして4回目はある恋人に飼われます。ここでは粗末に飼われ最後は捨てられてしまいます。しかし捨てられたことで犬は最初の飼い主、イーサンのところへ戻ることができます。最初はイーサンはあることがきっかけでベイリーだと気がつきます。気づいた瞬間にもまた泣いてしまいます。健気で純粋な犬の物語!ぜひたくさんの方に見て欲しいです!

リメンバー・ミー / Coco
10

子供から大人まで楽しめ、ずっとリメンバーするであろう映画

トイストーリーからピクサー作品のファンであるし、2018年のアカデミー賞でも最優秀アニメ映画を受賞したばかりの本作なわけあって、見る前の期待感はすごいものだった。結論からいうと、その期待感をまったく裏切ることなく、優しい、ほっこりした気持ちで見終えることができた素晴らしい映画だった。
題材はメキシコの「死者の日(日本でいうお盆のようなもの)」。
メキシコを彷彿させるカラフルな主人公のミゲルは伝説のミュージシャン・デラクラスのようになりたいと願っていた。しかし、ミュージシャンであった先祖が家族に迷惑をかけた一件があり、一族では代々音楽が禁じられていた。そんなミゲルは死者の日、あるきっかけで死者の国に迷いこんでしまう。そこで出会うユニークなガイコツたちと元の世界へもどろうとするストーリーと、祖先の隠された謎にまつわるストーリーがテンポよく進む。
ガイコツたちが暮す魅惑的な死者の世界と、キャッチ―な楽曲、セリフのいたるにところで耳にするスペイン語の響きが、ストーリをより引き立てている。最後は涙なくしては見られないが、それは悲しみの涙というより、家族の絆の素晴らしさからくる涙となった。

100万の命の上に俺は立っている
9

今までにないタイプの主人公

『100万の命の上に俺は立っている』の主人公は、今までにないタイプの主人公で、困っている人を助ける、女の子が捕虜になれば助け出す等、マンガではお決まりのシーンがあったとしても、助け出すこと自体が、効率が悪いと感じれば、無視をして進んでいこうとする、ある意味完璧な合理主義者です。
映画などで誰かを助けるために主人公がピンチに陥ってしまう、というのはよくある話ですが、そういうイライラもなく、合理的に進めていってもらえるので、読んですっきりします。
いろいろピンチや葛藤など出てくることもありますが、全て気持ちよく解決していきます。それ以外にも主人公が敵を罠にはめていくことがあり、主人公の性格の悪い部分も出てきたりと、かなり濃い人間味を感じて、感情移入しやすかったです(逆にマンガとしては感情移入しにくい方もいらっしゃると思いますが、主観ですので…)。何度も言いますが、今までに見てきた正義感が強くまっすぐな性格で、困っている人を見つけると、ほおっておけない主人公に飽きてきた方は、少しダークな部分もある主人公にひかれていきますので、100万の命の上に俺は立っているを一度読んで見てください。

テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss
10

物語の最後は感動です

テイルズオブシリーズ10周年記念作品です。
このゲームはPS2と3DSで発売されているのですが、PS2版は画面の切り替え時のロード時間が非常に長いです。
ゲームに快適さを求める方であれば、3DS版をおすすめします。
テイルズオブシリーズのゲームの特徴として、難易度設定があるのですが、PS2版のほうが限界値が高めに設定されています。
でも、どちらかというと、高すぎて困るという部類だと思われますので、それほど気にならないと思います。
戦闘も非常に臨場感があり、3Dフィールドでキャラクターが自由に動かせることが出来ます。
技が特定の属性の魔方陣の上で変化することもあり、(FOF変化)すごく迫力があります。
ですが、この作品の特徴は何よりもストーリーが非常に魅力的な所にあると思います。
貴族生まれのわがままな主人公が、絶対的に信頼していた人物に裏切られ、そのショックを乗り越え成長していく姿が非常に魅力的です。
当初は一緒に旅をする仲間といざこざも多かったのですが、主人公が変わっていく姿に、仲間達も絶対的な信頼を持つようになる、
仲間もそれぞれに重い背景があり、それを共に乗り越えていく、それによって結束が強まっていく、
その過程が非常に上手く描かれていると思います。
エンディングは本当に感動ものです。
アニメでも放送されています。本当にゲームと遜色ない出来です。どちらもお勧めします。

w-inds.
10

w-inds.の多彩な音楽とダンス

w-inds.というと、デビュー当時のあどけない少年姿と、ハイトーンボイスで歌われる爽やかなポップスを思い浮かべる方が多いと思います。アイドルという印象も強いと思います。
しかし、彼らは、現在メンバー全員が30歳を超えた、いいオトナです。そんな彼らは、年々成長を重ねるごとに、奏でる音楽のジャンルを変え、非常に様々なジャンルの音楽をリリースしています。そしてそのどれもが、完成度が高いものとなっています。
これまでリリースした音楽のジャンルは、ポップス、バラード、ダンスミュージック、EDM、トロピカルハウス…等。こうして言葉にして並べるとバラバラのようにも思えますが、どの楽曲を歌っていても、「w-inds.の音楽」にしてしまっているところが、素敵だと思います。メンバー3人が皆とても仲が良く、その仲の良さが音楽にも滲み出ているのも、惹かれる理由の一つなのだと思います。
また、ハイレベルなダンスも彼らの魅力の一つです。特に生のライブで見た時の迫力は、ものすごいものがあります。その実力はダンス界でも注目が置かれるほど。リーダーの千葉涼平くんはソロ活動の一環として、ダンスイベントに何回も主演として出演しているほどの実力者です。
昔の彼らのイメージしか持っていない方々は、是非一度、今の彼らの音楽やパフォーマンスを見てみて欲しいと思います。

劇場版ポケットモンスター みんなの物語
8

劇場版ポケットモンスターを見てやる気が出た大人

先日、『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』を子供と映画館で見てきた者です。
5年ほど前から毎年見ています。前作では、サトシとピカチューの感動モノだったこともあり、親である私も感動してしまいました。その時に本作の予告を見ていて「来年の映画はルギアかぁ。リメイクっぽいしあまり見たくないなぁ」っと思っていました。
そんな気持ちで臨んだ今年の映画はどうだったかというと、去年とは別の意味で感動させてもらいました。映画を見るまでは「みんなの物語????」っと思っていましたが、映画が進むにつれて徐々に「みんな」の意味が分かってきました。
映画の中では、子供が持つ感性や、子供ならではの悩み、中高生が持つ挫折や、勇気が出ないことへの悩み、中年男性が持つ今の自分に対する自信の無さ、仕事への責任と我が子との関係、老人が持つ過去の悲しい出来事から立ち直れないこと、が描かれます。
物語の中心にはサトシとピカチュウがいて、ポケモンを通して勇気を出して頑張る姿は自分自身に当てはめて考えさせられる内容でした。ですので子供はもちろん、孫と来たおばあちゃんやご両親も真剣に楽しめる作品になっているのではないでしょうか。
もちろん「ポケモンがかわいい♪」「サトシがかっこいい」「ロケット団が面白い」といった要素が盛り沢山なため、重たいテーマにライトに楽しめる映画でした。今回の映画は万人が楽しめる映画だと思います。ぜひ、映画館やDVDで楽しんでみてください。