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Rinao22のレビュー・評価・感想

ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦
8

悪魔的サイヤ人のデビュー作!

最強のサイヤ人といえば誰を思い浮かべますか?
悟空、ベジータ、バーダック…それぞれ思い浮かべるサイヤ人がいると思います。

が、筆者が推したいのはブロリー!
無限に湧き出るパワー!隆々過ぎるマッスル!カカロットへの執着心!
「カカロットー!」の叫び声がとても印象的で、つい真似したくなりますね。

そんなブロリーが登場する映画は計4つあります。
今回はブロリーが初登場する『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』をご紹介させていただきます!

その悪魔的強さと悟空への復讐心はとんでもなく、零距離でかめはめ波を浴びても「なんだ今のは?」と無傷です。意味がわかりません。
青年トランクスと悟飯のダブル魔閃光も、全く効きません。

ピッコロさんの「化け物め。好きにしろ」という言葉にも、「俺が化け物?違う、俺は悪魔だ」とユーモアもいけるブロリー。
自他共に認める悪魔でした。

最後は、みんなの力を託された悟空に腹パンでやられてしまいます。悲しいね。
どれだけ強くても主人公サイドには勝てないのです。

そんなブロリーには、悲しい過去がありました。
ブロリーがまだ赤子の頃、ブロリーの戦闘力の高さ故、我が子ベジータの地位が将来脅かされる危険があると判断したベジータ王。
そうなる前にブロリーは父親のパラガス共々瀕死の重傷を負わされました。
ブロリーは驚異の生命力でなんとか命を繋ぎ、なんとフリーザによる惑星ベジータ破壊の際も、その驚異的な潜在能力で父親と共に生き延びるのでした。
そのため、ベジータにも恨みはあるようです。

ちなみになぜ悟空を恨んでいるのかというと、幼少期に保育カプセルに入れられていたブロリー。隣のカプセルは悟空がいました。
ブロリーはすやすやと眠っていたのですが、ずっと泣き喚いている悟空につられてブロリーも泣き始めました。

そんだけ。ブロリーが執拗にカカロットを狙う理由、そんだけ。
まじ悪魔的。

『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』は、ブロリーが初登場というだけあって、とても人気の作品です。
その人気の高さ故に、様々なネタ動画も作られてしまっています。
まだ観ていない人は、是非観てみてください!
ブロリーの強さにどん引きしながらも虜になってしまいますよ!

金色のガッシュ!! / 金色のガッシュベル!! / Zatch Bell!
10

「優しい王様を目指す」少年漫画の王道でありながら笑って泣ける名作

ガッシュたち魔物の子供たちが王様を目指す物語。王様になるにはライバルを倒さなければならない。魔物の子供たちには、術が書かれた本を読むことができ、術を唱えることができる選ばれし人間のパートナーがいて、文字通り二人三脚で戦っていく。道中、仲間に出会ったり、強敵が現れたりという展開は少年漫画の王道であるが、随所にギャグが散りばめられていたり、個性豊かなキャラクターたちが2次元の漫画の中から飛び出してきそうな躍動感もあったりしてとても読み応えのある漫画である。また、強敵との戦いで仲間を失ってしまう場面が何度かあるが、ただ敗れ去るのではなく、自分の希望をガッシュに託して犠牲になったシーンは涙なしには読めなかった。途中まで敵だと思っていたキャラクターが仲間になってより強大な敵に立ち向かったり、ひたすらガッシュの足を引っ張ってきて、ほとんど役に立たなかったキャラクターが覚醒したりするなど、どんでん返しもたくさんあってとても面白い。アニメ化もされたが、キャラクターソングができたりするなど、ギャグ要素はさらに面白くなり、ガッシュとブラゴなどの戦いのシーンはカラーで迫力が増したので、アニメ化されて良かった。漫画もアニメも両方楽しめる名作。

嘘を愛する女
10

長年一緒にいた恋人の素性は偽りであった。愛する気持ちさえ嘘なのか?

川原由加利は大手食品メーカーに勤務するキャリアウーマン。仕事は順調で、同棲5年目の彼氏である小出桔平も医学研究員というエリートである。
桔平は掃除や料理といった作業が得意で、家にいて由加利の面倒を見たり家事をしてくれている。
由加利は公私ともに順調で、その姿は女性にとっても理想の姿。
ある日由加利は自分の母親に桔平を合わせようと考え、レストランで3人で食事しようと誘う。
今まで由加利の母親に会うのを渋っていた桔平も、ついに会うことを承諾する。
しかし、約束の時間になっても桔平は現れなかった。約束を破られて激怒している由加利の元に警察が来る。
なんと、桔平がくも膜下出血で倒れ病院に運ばれたのだ。しかも、桔平が持っていた身分証明書や医師免許は住所以外はデタラメで偽装されたものだと発覚した。
桔平が働いているはずの病院に確認しても、小出桔平という人物は勤務していないと告げられる。彼の名前も職業も全て偽りだったのだ。
由加利は絶望に打ちひしがれ、桔平の荷物を全て処分し、桔平と別れようとするが彼を愛していることに気づく。
探偵を雇い、彼の出身地を突き止め、彼の真実を追いかける旅が始まる。
果たして彼の本当の姿は誰なのか、愛する気持ちさえ嘘だったのか。
壮大で美しいラブストーリーが描かれている。

舞妓さんちのまかないさん / Kiyo in Kyoto:From the Maiko House
8

舞妓さんの世界と日常

舞妓さんの普段の暮らしやお仕事の様子などが垣間見える作品となっています。なかでも、ごはんはすごくおいしそうです。グルメ漫画ではありますが、家でも作れる料理ばかりなので斬新な料理というものは出てきません。でも、時々故郷の料理が出てきますよ。甘いたこやきなんかは特に美味しそう。食べたいなと思い続ける今日この頃。屋台で売っていないですかね。
主人公の女の子2人と幼馴染の男の子が登場します。男の子はわりと登場回数は少ない方だと思います。ただし、11巻あたりで、男の子がちょくちょく登場しますね。
主人公の女の子2人の互いをわかり合い支え合うところが自然で良いなと思います。主人公の女の子の名前が、スーちゃんときよちゃんです。スーちゃんは舞妓さん、きよちゃんはまかないさん。きよちゃんが舞妓さんではないのには理由がありますがここでは明かしません。舞妓さんはコンビニに立ち寄ってはいけないというルールがあったりして職業系漫画の一面があります。スーちゃんの自分に厳しくの一面が描かれておりかっこいいなと思うことが頻繁にありますね。
各登場人物にスポットを当てています。そこでは、後輩の成長や幼馴染の男の子の心情が明かされていて、キャラ描写がしっかりしています。ついつい、何回も読み返してしまうような内容となっています。ぜひ、読んでみてください。

ギルティクラウン / ギルクラ / Guilty Crown
10

大切な人と友達との繋がり最高のアニメ

ギルティクラウンはオープニングテーマとエンディングテーマが神曲で凄く良く、supercellとEGOISTが歌っています。オープニング曲の「My Dearest」はアニメにピッタリな曲で爽快感があり、かつミステリアスな曲です。アニメより曲の方が目立っていますが、アニメの内容も凄く良く、主人公の桜満集が葬儀屋の統率者である恙神涯とヒロインである楪いのりに出会います。王の力を宿している集はいのりの為に戦い続けます。好きな人のために動く集がなんだかカッコイイですが、王の力のせいで大切な友達を失ってしまい、役に立たない「クズ」は分けなくてはならないと考えるようになり、自ら王になることを宣言しました。しかし、クーデターが起こり、恙神涯に王の力を取られてしまします。力を失い、大切な人である、いのりも失いました。第三のヴォイドゲノムを自らに投与し戦いの場に戻り、いのりを取り返しに行くために葬儀屋のメンバーと大切な友達と共に涯をかろうじて倒します。涯から淘汰の終着点にて、ダアトの目的を阻止し真名を解放すると言う事を教えられます。淘汰を止めるため王の力が宿った右腕で世界中のアポカリプスウイルスを集め、集はいのりと共に逝くつもりであったが、いのりが全てを引き受けたことにより生き延びます。大切な人と右腕と視力を失い義手と白杖の生活となったがもう一つの大切な仲間である友達が残りました。そして世界が平和になりました。この作品は内容自体はすごく難しいですが、大切な人を思う力は素晴らしいと思わせる作品です。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け / Star Wars: The Rise of Skywalker / SW9
6

シリーズ完結篇

本作は2017年にアメリカで初めて公開されて以来、劇場での公演史上9番目に高い興行収入で、スター・ウォーズシリーズでは2番目に高い純利益を獲得している。シリーズ完結篇として、キャストやサウンドトラック、視覚効果などでも最も高い評価を受けている作品だ。

宇宙の銀河系でファーストオーダーとレジスタンスの激しい戦闘が激化する中、伝説のジェダイ・ルーク・スカイウォーカーが現れる。そんな中、ファーストオーダーは秘密基地の場所を突き止めるが、スターデストロイヤーが襲撃を開始する。さらに両者の戦いは激化し、果たしてレジスタンスを率いるレイアがどう反撃に出るのか。
若き日のダースベイダーが意外とイケメンで、どのように悪に魂を売り、仮面を被るようになったかとういう過程が興味深い。また、ファーストオーダーに立ち向かうために新たにジェダイとして生まれ変わった主人公のレイが戦いに挑む姿が頼もしい。
スケールも大きいことながら、前作からさらにパワーアップされている戦闘背景と、膨大なストームトルーパーから裏切り者が出たことで一層、ストーリーに拍車がかかっている。また、ベテランキャストによる迫力ある演技がのめり込める作品に仕上がっている。

今までスター・ウォーズシリーズを見逃さずに見てきた方はもちろん、昔のジョージ・ルーカス監督時代の映画を知らない方でもスター・ウォーズ の世界観を楽しむことができるので、初めてスター・ウォーズをみる方にもお勧め。

実は私は
8

ヒロインの、誰にも言えない秘密を知った隠し事のできない主人公

「ヒロインのバレてはいけない秘密を、隠し事がまったくできない主人公が知ってしまう」と、いうとシリアスに聞こえますが、内容はギャグが強めのラブコメ作品。

ヒロインは連載が続くにつれ新キャラが追加され、「実は私は…」と、様々な理由で秘密を主人公の黒峰朝陽に知られることになります。

実は私は吸血鬼。
実は私は宇宙人。
実は私は狼男(女)。
実は私は悪魔。
実は私は未来人。

彼女たちの中には、朝陽に好意を寄せる者もいれば、明らかに恋愛対象としていない者もいます。

メインヒロインは吸血鬼の白神葉子。
自称クールビューティーで、実際に以前はクラスで牙を見られないよう無口でいたために、ミステリアスな女性と見られていましたが、実際は食いしん坊で方言が強く、穴の開いたザル(略してアナザル)と呼ばれるほど隠し事が苦手な朝陽の考えにも気づかないほど鈍い。

葉子は、吸血鬼だと誰かに知られた場合に退学することを父親と約束しており、朝陽が彼女を吸血鬼だと知ったことを隠すために二人は友人となり、いつしか恋人へと発展します。

朝陽は出会ってから葉子一筋ですが、鈍い葉子とのすれ違いや、宇宙人、狼男(女)、悪魔、葉子の両親、果ては天使に、悪魔も敵わぬ女教師、主人公の友人たち、忍者など、「はちゃめちゃ」という言葉が似合う日常を送ります。

美波
10

女性ミュージシャン美波の魅力を広めたい

”美波“とは若者から圧倒的支持を受ける女性シンガーソングライターだ。
中学生のころに見た尾崎豊のライブ映像を見て衝撃を受け作詞作曲を始めた。2019年にTVアニメ「ドメスティックな彼女」のオープニング曲になった「カワキヲアメク」の再生回数は1.2億回にまで昇る。リリースしている曲はそれほど多くなく一年に二曲ほどだが、チャンネル登録者数は113万人を超え、驚くべきは高評価と低評価の割合だ。先ほど紹介した「カワキヲアメク」は低評価1万に対し高評価152万という圧倒的な数字をたたき出している。
何がこれほど視聴者の心を動かすのだろうか?
私なりに考察していきたいと思う。
まずは歌唱力である。女性ならではのハイトーンボイスを活かし心が洗われるような声で、のびやかに歌う。さらに、歌詞はストレートで等身大な言葉で書かれており、多くの人の共感を呼ぶ。曲中ではがなり声、セリフ調の部分などのテクニックがふんだんに盛り込まれ、作詞作曲をしているからこそ彼女の心からの言葉でできた楽曲に仕上がっている。
もっと驚くのは美波の曲は一曲ごとに曲の雰囲気が全く違っていることだ。かっこいいものや穏やかなもの、さわやかなもの。最初の一音。聞いたときにはもう多くの人が美波の音楽から抜け出せなくなっているだろう。