スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け / Star Wars: The Rise of Skywalker / SW9

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(原題:Star Wars: The Rise Of Skywalker)とは、2019年12月20日公開のアメリカのスペースオペラ映画。J・J・エイブラムスが監督・共同脚本・製作を務める。『最後のジェダイ』(2017年)に続く「スター・ウォーズ」続三部作(シークエル・トリロジー)の3作目で、「スカイウォーカー・サーガ」の完結作である。レジスタンスとファースト・オーダーの最終決戦、そしてレイの出生の秘密が描かれる。

Rinao22のレビュー・評価・感想

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け / Star Wars: The Rise of Skywalker / SW9
6

シリーズ完結篇

本作は2017年にアメリカで初めて公開されて以来、劇場での公演史上9番目に高い興行収入で、スター・ウォーズシリーズでは2番目に高い純利益を獲得している。シリーズ完結篇として、キャストやサウンドトラック、視覚効果などでも最も高い評価を受けている作品だ。

宇宙の銀河系でファーストオーダーとレジスタンスの激しい戦闘が激化する中、伝説のジェダイ・ルーク・スカイウォーカーが現れる。そんな中、ファーストオーダーは秘密基地の場所を突き止めるが、スターデストロイヤーが襲撃を開始する。さらに両者の戦いは激化し、果たしてレジスタンスを率いるレイアがどう反撃に出るのか。
若き日のダースベイダーが意外とイケメンで、どのように悪に魂を売り、仮面を被るようになったかとういう過程が興味深い。また、ファーストオーダーに立ち向かうために新たにジェダイとして生まれ変わった主人公のレイが戦いに挑む姿が頼もしい。
スケールも大きいことながら、前作からさらにパワーアップされている戦闘背景と、膨大なストームトルーパーから裏切り者が出たことで一層、ストーリーに拍車がかかっている。また、ベテランキャストによる迫力ある演技がのめり込める作品に仕上がっている。

今までスター・ウォーズシリーズを見逃さずに見てきた方はもちろん、昔のジョージ・ルーカス監督時代の映画を知らない方でもスター・ウォーズ の世界観を楽しむことができるので、初めてスター・ウォーズをみる方にもお勧め。