実は私は

実は私は

『実は私は』(じつはわたしは、I am ...)とは、増田英二による日本の漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2013年9号から2017年12号まで連載された。テレビアニメは、2015年7月より9月まで全13話がテレビ東京系列で放送された。略称は「じつわた」。キャッチフレーズは「ちょいアホ人外ヒロインラブコメ」。ラブコメディ作品だが、登場キャラクターたちのエキセントリックな設定や個性的な性格により、ハイテンションなギャグやシュールなコメディ要素が非常に濃いのが特徴となっている。
隠し事が顔に出てしまう高校生・黒峰朝陽(くろみね あさひ)は、密かに想いを寄せていたクラスメイト・白神葉子(しらがみ ようこ)が「実は吸血鬼である」という秘密を偶然知ってしまう。彼女が学校に通い続ける条件である「正体を隠し通すこと」を守るため、朝陽は彼女の秘密を共有する「お友達」となった。
しかし、二人の周囲には「宇宙人」「狼男」「悪魔」「未来人」といった正体を持つ人外の面々が次々と現れ、朝陽は彼らの秘密を守りながら、癖の強い面々に振り回される日々を送ることになる。葉子との恋の行方は迷走を極めるが、紆余曲折を経て二人は恋人同士となる。
物語の終盤、人外と人間との関わりを断とうとする前校長・白雪の策謀により、葉子の正体が全校生徒の前にさらされそうになる危機に直面する。しかし、朝陽や仲間たちの奮闘、そして葉子自らの告白によって事態は一変し、学校中の生徒たちが自らの「実は私は……」という秘密を明かし合う大団円を迎える。卒業後、同じ大学に進学した朝陽と葉子の前には、また新たな「秘密」を持つ者との出会いが待っていた。

Rinao22のレビュー・評価・感想

実は私は
8

ヒロインの、誰にも言えない秘密を知った隠し事のできない主人公

「ヒロインのバレてはいけない秘密を、隠し事がまったくできない主人公が知ってしまう」と、いうとシリアスに聞こえますが、内容はギャグが強めのラブコメ作品。

ヒロインは連載が続くにつれ新キャラが追加され、「実は私は…」と、様々な理由で秘密を主人公の黒峰朝陽に知られることになります。

実は私は吸血鬼。
実は私は宇宙人。
実は私は狼男(女)。
実は私は悪魔。
実は私は未来人。

彼女たちの中には、朝陽に好意を寄せる者もいれば、明らかに恋愛対象としていない者もいます。

メインヒロインは吸血鬼の白神葉子。
自称クールビューティーで、実際に以前はクラスで牙を見られないよう無口でいたために、ミステリアスな女性と見られていましたが、実際は食いしん坊で方言が強く、穴の開いたザル(略してアナザル)と呼ばれるほど隠し事が苦手な朝陽の考えにも気づかないほど鈍い。

葉子は、吸血鬼だと誰かに知られた場合に退学することを父親と約束しており、朝陽が彼女を吸血鬼だと知ったことを隠すために二人は友人となり、いつしか恋人へと発展します。

朝陽は出会ってから葉子一筋ですが、鈍い葉子とのすれ違いや、宇宙人、狼男(女)、悪魔、葉子の両親、果ては天使に、悪魔も敵わぬ女教師、主人公の友人たち、忍者など、「はちゃめちゃ」という言葉が似合う日常を送ります。