嘘を愛する女

嘘を愛する女

『嘘を愛する女』とは、2018年1月20日に公開された日本の映画作品である。映像クリエイターの発掘・支援を目的とした「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2015」で初代グランプリに輝いた企画の映画化であり、多くのテレビCMを手掛けてきた中江和仁が長編映画の初監督を務めた。「夫はだれだった」という実際の新聞記事に着想を得て制作された実話を基にした物語。主人公の川原由加利役に長澤まさみ、素性不明の恋人・小出桔平役に高橋一生が迎えられた。キャッチコピーは「愛さえも、嘘ですか?」「あなたは、誰?」。公開に先駆けて、岡部えつによるノベライズ小説版が徳間文庫から出版されている。
物語は、食品メーカーに勤めるキャリアウーマンの川原由加利が、研究医の恋人・小出桔平と同棲して5年目を迎えたところから始まる。ある日、桔平がくも膜下出血で倒れて昏睡状態に陥ったという報せが届くが、駆けつけた警察から、桔平の所持していた運転免許証や医師免許がすべて偽造されたものであり、その名前も職業も偽りであったという事実を告げられる。騙され続けていたことに愕然としながらも、由加利は彼の正体を突き止めるため、私立探偵の海原匠を雇って桔平の真実を探る旅へと乗り出す。

Rinao22のレビュー・評価・感想

嘘を愛する女
10

長年一緒にいた恋人の素性は偽りであった。愛する気持ちさえ嘘なのか?

川原由加利は大手食品メーカーに勤務するキャリアウーマン。仕事は順調で、同棲5年目の彼氏である小出桔平も医学研究員というエリートである。
桔平は掃除や料理といった作業が得意で、家にいて由加利の面倒を見たり家事をしてくれている。
由加利は公私ともに順調で、その姿は女性にとっても理想の姿。
ある日由加利は自分の母親に桔平を合わせようと考え、レストランで3人で食事しようと誘う。
今まで由加利の母親に会うのを渋っていた桔平も、ついに会うことを承諾する。
しかし、約束の時間になっても桔平は現れなかった。約束を破られて激怒している由加利の元に警察が来る。
なんと、桔平がくも膜下出血で倒れ病院に運ばれたのだ。しかも、桔平が持っていた身分証明書や医師免許は住所以外はデタラメで偽装されたものだと発覚した。
桔平が働いているはずの病院に確認しても、小出桔平という人物は勤務していないと告げられる。彼の名前も職業も全て偽りだったのだ。
由加利は絶望に打ちひしがれ、桔平の荷物を全て処分し、桔平と別れようとするが彼を愛していることに気づく。
探偵を雇い、彼の出身地を突き止め、彼の真実を追いかける旅が始まる。
果たして彼の本当の姿は誰なのか、愛する気持ちさえ嘘だったのか。
壮大で美しいラブストーリーが描かれている。