黒服達と利根川の裏の顔
2クール24話で構成されていて、面白いところは面白かった。
良かった点として2点ある。
1点目がナレーターだ。
初めて見てみると、ナレーターの声に違和感を感じる人たちが絶対いるだろう。自分もその一人であった。しかし、中間管理録トネガワを見続けるにつれ、そのナレーターにはまってしまう。カイジのナレーターとはまた違った面白さがあるのだ。
2点目としては時々大槻を主人公とした回だ。
時々、彼を主役としてアニメが展開されることがあり、その中身が欲望を与えるものなのである。例えば、大槻が学生の時にかつてよく来ていた中華料理店に再訪した際に、新たなメニューとしてオムレツライスが追加されていたのだが、大槻はそれを頼んだのだ。その「オムレツライス」は見た目はごく普通のオムレツ定食なのだが、オムレツの中にはチャーシューや刻みネギが入っている。これを見たものは食欲をそそられてしまうと思う。あるいは食べたくなる人もいるだろう。私もその一人だ。以上が私が大槻の回を推す理由だ。
おそらくこれを見ようと検討している人はカイジを見た人であろうと思う。最初はなんだこのアニメはと思うかもしれない。だが、どうかそう思っても何回か続けてみてほしい。さすれば、きっとこの素晴らしさがわかると思うから。