三条陸

三条陸（さんじょうりく）は1964年10月3日生まれ、大分県出身の漫画原作者・脚本家。ペンネームに須田留貧（すたるひん）、関谷良一、榊竜哉、沢村烈、瑳川竜（さがわりゅう）、佐野ロクロウがある。代表作は『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』『冒険王ビィト』『仮面ライダーW』『獣電戦隊キョウリュウジャー』など。
三条陸名義の初仕事は『ゾイド』のジオラマ模型につける小説。アニメ脚本家としては、1986年のOVA『装鬼兵MDガイスト』でデビューする。翌年にはラジコン漫画『スカイボンバー一直線』の原作者として漫画原作者デビューを果たした。
『月刊OUT』では須田留貧名義でライターとして活動。そこで別の投稿コーナーを担当していた堀井雄二と親交を持つ。また『週刊少年ジャンプ』に関連した仕事をする中で鳥嶋和彦からオファーを受け、稲田浩司とのコンビで『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の原作者となった。堀井も「彼ならいいよ」と、三条が『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の原作を手掛けることを快諾したという。
『ダイの大冒険』が終了後、再び稲田浩司とコンビを組んで『冒険王ビィト』を連載した。
2009年放映の『仮面ライダーW』ではシリーズ初参加ながらメインライターを務めた。そして2013年には『獣電戦隊キョウリュウジャー』の脚本を担当。1人で人で本編全48話に加え劇場版2本を執筆した。