異世界おじさん / いせおじ / Uncle from Another World

異世界おじさん / いせおじ / Uncle from Another World

『異世界おじさん』とは、ファンタジー風の異世界で大冒険を繰り広げて帰還したおじさんと、彼の甥っ子のユニークな日常を描いた、殆ど死んでいるによるWebコミック。いわゆる「異世界転生物」のお決まりの展開を物語に取り込んだコメディ作品である。
大学生のたかふみは、17年ぶりに植物状態から回復したおじさんの世話を親戚から押し付けられる。面倒に思いつつ病室に通うたかふみだったが、おじさんが昏睡中に本物の異世界で冒険していたことを知って驚愕。おじさんの異世界での経験と技術に興味を惹かれていく。

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異世界おじさん / いせおじ / Uncle from Another Worldのレビュー・評価・感想

異世界おじさん / いせおじ / Uncle from Another World
8

異世界から帰還したおじさん

『異世界おじさん』は、2002年から2023年に放送された異世界もののアニメです。多くの異世界アニメが美男美女の転生を描く中、この作品は一風変わっています。主人公はロン毛で老け顔のおじさん。内向的で少し卑屈な性格の彼が、異世界グランバハマルで魔法を駆使して無双します。このおじさん、実はとても強いんです。
彼は妖精との交流もあり、その辺の魔法使いとは一線を画す強さを見せます。意外にも恋愛要素もあり、おじさんがなぜかモテてしまう展開が続きます。しかし、これまでまともに女性と付き合ったことがない彼は、恋愛感情に気づかなかったり、なぜか指輪を送ったりと、笑える要素が満載。
その後現代に戻ってきたおじさんは、17年間の昏睡状態から目覚めました。その間、異世界で魔法を使って戦っていたおじさんは、現代でも魔法が使えます。頭の中を見せたり、空中を移動したりと、異世界での経験を生かして現実世界でも活躍します。物語は、おじさんが異世界で経験したストーリーを魔法で映像化して見せることで進行します。
さらに、おじさんは現代でYoutuberとしても活動しており、魔法を駆使した配信で人気を博しています。結構ばれそうな魔法を使っていますが、それでもちゃんと収入を得ており、そのお金でゲームを買ったりしています。
アニメは残念ながら2023年で終了しましたが、漫画は2024年も続いています。アニメの新シーズンが再開されることを心から願っています。異世界で繰り広げられる、強くてコミカルなおじさんの冒険を、ぜひお楽しみください。

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10

異世界転生のワクワク感と日常ギャグのギャップがハマる。

よくある異世界転生をして無双するだけの話しではなく、異世界転生から現代に帰ってきた通称「おじさん」の異世界転生ギャグマンガです。

17歳(西暦2000年)の時に交通事故にあった事で昏睡状態となってしまったが、17年ぶりに目覚めたおじさん(34歳)。
実は昏睡状態だった間、おじさんは異世界転生をしており、魔法が使える事を知った甥の「たかふみ」(19歳)がおじさんに興味をもち、家も職もないおじさんを自宅に居候させる所から話は始まります。

異世界の回想シーン(正確には、記憶を映像化する魔法でたかふみに映像を見せている)では、異世界転生ならではの美少女キャラの登場や、剣と魔法の世界のワクワク感を楽しめ、日常パートでは、当時(西暦2000年)の日本と現代日本のギャップから、噛み合わないおじさんとたかふみの会話や行動が思わずクスっときてしまうギャグ要素が上手く描かれています。

おじさんが、美少女エルフの明らかなツンデレに気が付かない(ツンデレは2004年ごろから浸透し始めたよう)など、「確かに昔はツンデレなんて概念なかった!」と何故か納得してしまうような場面もあります。

物語りのテンポやキャラの勢いも良く、読んでいて嫌な気持ちになる事が全くないマンガです。

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8

ここ最近の転生系の流行りに乗りつつも、新しい世界観の面白い漫画

まず初めに言っておくとギャグマンガものである。
タイトルを見て、この手の漫画を過食気味な私はうんざりしたが、読んでみるとびっくり!なんとも面白い作品だった。
いわゆるなろう系といったジャンルではなく、転生から帰ってきた主人公のおじさんが異世界で起きた出来事を語るといった展開で物語が進んでいく。
さらにシリアスな雰囲気は一切なくギャグマンガものであるため、格好つけたキザな主人公などは出てこずそこも評価は高かった。
しかしよくある異世界転生無双を程よく挟んでくれるため、スカッと爽快な場面も多々ありそういった物語が好きな層にも刺さる作品だと思う。

しかし絵が少しごちゃごちゃしており読みづらい部分もある。
ギャグ部分は、おじさんが転生する以前の流行とジェネレーションギャップを感じるところを描いているシーンが多く面白い。
私自身は主人公のおじさんの世代の流行りをあまり知らないため理解できない部分も多々あるが、それが逆に主人公たちの気持ちに共感できる面白い舞台装置になっている。ドンピシャでおじさん世代である読者には、おじさん側の気持ちが理解できるのでまた違った面白さがあるのかなと思う。
いろいろと書いたが最終的にまとめると、転生物を取り入れながらも昔ながらのこち亀感をどことなくにおわせる面白いギャグマンガのような作品だ。

異世界おじさん / いせおじ / Uncle from Another World
10

少し変わってる異世界系アニメ

異世界から戻ってきたおじさんが病室で目を覚ますとそこには甥のたかふみ(20歳)がいた。異世界でのおじさんの力を使い現実世界でYouTuberとしてたかふみとルームシェアすることになった。
そんな中語られるおじさんの17年間の異世界冒険譚。異世界の人はみんな容姿が整ってるらしくオークの亜種として狩られかける毎日を過ごた話や、いろいろな人と打ち解けつつも一人で冒険を続ける話など。
なぜか異世界の人たちよりも強いおじさんの魔法に隠された能力とは…。
そしてこんな見た目をして鈍感なおじさんはことごとくフラグを回収するのではなく、奇想天外な方法で無自覚に折りまくる!
そんなおじさんの人生は強烈なSEGA愛から来る哲学と記憶消去の魔法。

苦労しながらも現実世界に戻ってきたおじさんが語る異世界コメディ。少し変わった異世界ものが見たかったら是非見てほしい作品の一つだ。
絶対に「なんでだよ!」と突っ込みたくなるような作品である。
序盤はエピソード一つずつでも見れるので気軽に見始めることもでき、トータルで見ると1つにつながってるので一気見で楽しむこともできる。意外なところがフラグになっていたりもするので是非探してみてほしい。

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7

主人公がかわいそうな異世界転生アニメ 異世界おじさんをレビューしてみた

多くの方が思い浮かべる「異世界もの」のイメージを覆す「異世界おじさん」。
この作品は主人公が強いだけの異世界ものに飽きた人、ゲーム、特にセガのゲームが好きな人にオススメです。
「異世界おじさん」は異世界から帰還した「おじさん」とその甥たかふみの毎日を異世界ものでは定番の「魔法」や「剣」、「モンスター」など「おじさん」が異世界で経験した出来事を交えて描かれる、ドタバタコメディです。
おじさんは、異世界でかなりの実力者まで登り詰めるものの、顔がものすごく老けているため美男美女が多い異世界では異端とみなされ、オークに間違われて攻撃され、挙句の果てに売り飛ばされたり、恋愛に発展しそうになるも、ゲームの知識しかないため相手の好意に気づかず、女の子二人に勘違いされて攻撃されるなど、かなり不憫な扱いを受けています。
また、「おじさん」はセガのゲームが大好きで、よくセガのレトロゲームのネタが出できます。
今ではなかなかお目にかかれないセガのゲーム機の話題が繰り広げられ、マニアなら是非見てほしいアニメになっております。
「おじさん」の哀愁漂う、それでいてどこか面白い話が毎回繰り返され、癖になること間違いなしです。

異世界おじさん / いせおじ / Uncle from Another World
6

鈍感なおじさん

異世界から帰ってきたおじさんがリアルの世界で魔法を使い、甥っ子とYouTubeで生計を立てながら過ごす話。
一緒に住むことになった甥っ子が異世界のおじさんのことが好きなエルフの話を聞くがおじさんはそのエルフが嫌いで、いつもついてくるストーカーと勘違いしている。エルフがおじさんを好きだということに気づかない鈍感さはいいとしても、あからさまに鈍感なのでイマイチ。
せっかく魔法が使えるのに小さいことにしか使わない。送料を浮かせるために瞬間移動したりする。
そのエルフにもなったりして甥っ子のことが好きっぽい幼馴染みに恋バナしようとしたが全然うまくいかない。
そのあとにそのエルフの姿でYouTubeのゲーム実況して再生数を荒稼ぎしてた。
何気ない日常アニメといえば聞こえはいいが、幼馴染みや、魔法、好きな人に鈍感、詰め込みすぎている気がする。
しかし、おじさんという設定でなおかつ不細工なので共感はできる。たぶん、異世界に行ってもほとんどの人がこんな何も得られずに過ごすだろう!みたいな感じがする。任天堂とかセガをガンガン前に出してるところには共感できるが、世代じゃない人が見るとイマイチかもしれない。異世界物が嫌いな人でも見れる作品だとは思う。

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10

ツンデレエルフは報われるのかがひたすらに気になる!

舞台は現代日本。主人公は昔、異世界に飛ばされたおじさん。物語は異世界から帰還したおじさんが親戚である大学生の甥っ子と病院で再会するも、その言動からやばい人と判断され見捨てられそうになるが、実際に魔法を使って見せたことで一気に懐かれ、そんな甥っ子に異世界の話をねだられることで話は展開していく。
おじさんの魔法の力は凄まじく、おじさんの異世界での経験を映画感覚で見ることができる。早送りや早戻し、視点切り替えまで出来て、もはや意味が分からないが、異世界時代のおじさんの魔法の作画演出も合わせ、読んでいて大変目が楽しい。ファンタジーものが好きな人はそれだけでも見応えを感じるだろう。
しかし、私が一番注目している人物がいる。異世界時代にであったエルフの女性戦士だ。彼女がツンデレで可愛い。明らかに主人公に好感を抱いているのに、素直になれないところが非常にいじらしい。ただ、恋した相手がすこぶる相性が悪い。おじさんが鈍感の極みのような男であるために、顔を赤らめながらツンデレな台詞を言ってみても言葉通りに受け取られる上、勇気を出して食事に誘っても全力で逃げられる始末。
あまりに報われないエルフさんが哀れでならないと同時に、とても愛らしく、どうにか報われてくれと、おじさんが異世界での新エピソードを披露する度に願ってしまう。
ただ現在、おじさんは異世界から帰還しており、そのそばにエルフはいない。しかしながら、次々に明かされる異世界時代の思い出話では、エルフの健闘がどんどんと明かされていく。報われる?報われないの?とりあえず可愛い!そんな気持ちで毎度新刊に手を伸ばしてしまう作品です。

異世界おじさん / いせおじ / Uncle from Another World
8

SEGA信者の親戚の叔父さんが17年の時を経て「異世界帰り」した話。

ひょんなことから異世界で第二の人生が始まってしまい、そこで都合良く自分のもつ経験やスキルが上手くマッチして、無双状態の人生を歩み始める――いわゆる「異世界転生(転移)もの」のライトノベル、アニメ、漫画などが席巻しているが、この作品はその逆を行く。

<一巻のあらすじ>
まず、物語は異世界に転移した叔父さんを中心にしつつも、その甥の視点で進んでゆく。
そして、異世界に転移した叔父さんは、強力な魔法を使えるにも拘らず、勇者として名を馳せるどころか、異世界の住人達にモンスターと間違われたために酷い迫害を受け、17年の時を経て現世に帰還した…というところから始まるのである。
異世界で叔父さんの身に降りかかった辛い出来事を書き溜めた手帳の内容を呼んで、主人公の甥は「読んだ記憶を消してください」と涙ながらに懇願する。
しかし、現世に戻ってきた叔父さんの一番の関心事は、「SEGA」のことであった。「SEGA」のゲームをやり倒した記憶だけが、17年間、過酷な状況に苛まれる叔父さんの心を支えていたのだ。
「ツンデレ」「スマホ」「ルームシェア」「動画配信」などの概念の無かった時代から現代へタイムスリップした叔父さんと、その甥である主人公二人の、ヘビーな異世界生活の回想ストーリーを交えながらの「ユーチューバー」生活が始まる――。

一巻のあらすじは以上であり、正直何を言っているか解らないという人も多いのではないかと思うが、本当にこの通りなのでぜひとも読んでみて欲しい。

異世界おじさん / いせおじ / Uncle from Another World
8

ゲーム脳おじさんの悲しき異世界転移漫画

異世界転移もの、女性キャラクターが可愛い、といえば賑やかで楽しい日常系か苦悩を描くシリアス系が思い浮かびます。

一方、こいらは異世界おじさんギャグ漫画。
それも異世界生活を描くのではなく、異世界から元の世界に帰ってきてゲーム実況系Youtuberとなったおじさんの日常と、異世界にいた頃の振り返りが描かれます。
なお、異世界で習得した魔法は元の世界に戻ってきた後も使用でき、買い物や人の記憶を消すのに使いまくります。

おじさんは恐るべき強さを持つにも関わらず、その世界ではオークにしか見えないらしく、見た瞬間に人間から襲われるという悲惨さ。
多くの異世界転移ものの例に漏れず、おじさんに恋する可愛い女の子が登場するものの、おじさんは一切彼女たちの好意に気づかないどころか、どちらかと言えば自分を嫌っていると思っている始末。

強く優しいにも関わらず、何もかもをセガサターンのゲームに当てはめて考えたり異性からの好意に気がつかなかったり、普通ならヒロインを助けて強敵を倒しそうな展開でも苦労して攻略法を見つけてまでもヒロインを助けないというガッカリさ。

本人は恋愛マスターを自称しますが、その根拠はギャルゲーとエヴァンゲリオンのアニメ視聴。しかもその内容は間違えていたりします。

よくある異世界ものに飽きた人にはオススメしたいシュールギャグ漫画です。

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