DEATH STRANDING / デス・ストランディング

DEATH STRANDING / デス・ストランディング

『DEATH STRANDING』は、コジマプロダクションにより制作された、荒廃した未来の世界で配達人として生きることを描いたゲームである。物流の再興を目指し、配達業者となった主人公であるプレイヤーは、人と人を繋げ、孤立した都市をつなげていくことを目指す。
荷物を配達するためには、さまざまな道具を使い、険しい山や川、荒野を越えていく必要がある。しかし、荷物は重く、配達先も遠く、途中で様々な障害物に遭遇するため、プレイヤーは常に工夫しながら進まなければならない。また、プレイヤーは時折、怪物たちと戦う必要があり、その戦闘システムも独特である。
ゲームの世界観は非常に重苦しく、荒涼とした風景、キャラクターの深み、ストーリーの謎が魅力的である。これらの要素は、ゲームを特別なものにしている。
さらに、独自のオンライン要素があり、他のプレイヤーの荷物を拾って自分で配達することもできる。これは、孤独な配達人という設定に対して、共同作業ができるという新たな体験を提供している。

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DEATH STRANDING / デス・ストランディングのレビュー・評価・感想

DEATH STRANDING / デス・ストランディング
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小島監督の新たな世界

『メタルギア』シリーズで知られる小島監督が独立して立ち上げたコジプロの作品。
荒廃した世界で配達屋をしている主人公が世界と世界を繋ぐ物語です。

ただの配達ゲームかと思いきやそうではないのです。世界は荒廃しており、道なき道を進まなくてはなりません。
世界には様々な荷物が落ちています。それを持ち主に届けたり、町から町へ運送します。その中で、高速道路を作ったり、ネットワークを繋ぎます。

この世界は、BTと呼ばれる幽霊のようなものが闊歩しており、通常の人間には見えません。この世とあの世を繋ぐ、このBTを見えるようにする装置として胎児を使ったBB(ブリッジベイビー)という装置があります。BBは装置の中で生きており、笑ったり泣いたりします。主人公とこのBBとの関係も徐々に変化していきます。

このゲームは通常の配達や世界の発展はもちろん面白いのですが、最も素晴らしいのは世界観とストーリーです。1つの大作映画を観ているようなその重厚なストーリーに、ゲームを進める手が止まらなくなります。
プレイする方は絶対にネタバレを見ないでください。プレイした後、きっと涙が出てきます。1つだけ言えるのは悲しい物語ではないということです。
もうすぐ『DEATH STRANDING2』の発売があります。より多くの人々にこの感動を感じてほしい作品です。

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壮大な世界観と美しい映像

タイトルからホラー系のゲームに思えますが、その実、荷物を延々と運ぶ配達屋さんが主人公です。
舞台は現代文明が「時雨」という時間を奪う雨により滅び、生き残った人類が身を寄せ合い、または地下シェルターに避難し孤独に暮らしています。それはまるで今私たちが生きている社会の未来のようであり、物流が過度になり人と会わなくても物が届き仕事が出来暮らしていける、配達の技術が発達した矢先に文明が滅んだかのようでした。
国と人が分断された世界で配達人はライフラインを支える重要な役割を持っていました。主人公であるサムは生き残った人々のライフラインを支えるため荷物を運び続けます。現実にあるかのような世界観と、現実にはあり得ない「時雨」や「ビーチ」の存在。死後の世界や現代社会の在り方まで考えさせられる奥の深い世界です。
またゲーム性もよく、オープンワールドで自由に移動できるのも魅力です。ホラーではありませんがところどころ怖い表現はあり、ビクッとしてしまうことも。荷物を運びたいだけなのに、ハラハラドキドキな展開や大きな敵と戦ったりと大いに楽しませてくれます。基本的には静かな作風ですが、随所に散りばめられている遊び心はプレイヤーの心をくすぐります。サムのお茶目なところも必見です。

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DEATH STRANDING プレイ感想

『メタルギア』シリーズでおなじみの言わずと知れた有名ゲーム監督、小島監督の作品です。デスストランディングという大災害が起こった後の世界。被災した結果、流通、通信網が途切れ、人々は孤立して生きています。そんな孤立した人々を「荷物の配送」することでつなぐポーターという職業があります。そのポーターの一人で、アメリカでの配送をしているサムが主人公です。いつものように配送していたある日、ブリッジズという、昔所属していた組織から声をかけられます。その内容とは、アメリカ全土にわたる新たな通信網の敷設というもの。難色を示していたものの、昔の縁もあって引き受けることになり、アメリカの東海岸から西に向けて旅立つことになる…という始まりです。

ゲームとしては敷設の道具を各地に運びつつ、そこに住む人たちの依頼を受けて、さらに荷物を配送していくというもの。最初はその身一つで歩くことになりますが、歩行を補助する装備や乗り物が増え、国道という長大な道を敷設したりすることで、徐々に快適になっていきます。サム自身の能力も向上し、序盤では到底無理だったような量の荷物を楽々運べるのは嬉しい限りです。

またゲームの名前のストランディング=つながるからもわかる通り、オンラインで他のプレイヤーとつながるのも特色です。といっても同時プレイやチャットではなく、他の人が敷設した設備、落とした荷物なんかがぽつぽつと世界中に現れるという仕組み。例えば、前述の国道、これを敷設するには膨大な素材が必要となります。一つの場所にみんなで素材を集め、それが規定量に達すると一部区間が開通するという、協力プレイができる形になっています。
また他の人が設置した設備に「いいね」を送るのもつながりの一つ。自分が必要に応じて設置した設備に他の人からのいいねがつくと、心が温かくなります。

魅力的なキャラが多いのも特色の一つです。特にかわいいのが道中に現れる脅威を察知してくれる"装備"のBB。なんと人間の赤ん坊が"素材"として組み込まれています。装備と言えどもそこは赤ん坊。転んでしまったり、脅威に遭遇したりすると怖がって泣いたりします。そこをあやして機嫌を取ったりします。その反応がまさに赤ん坊。プレイヤーだけでなくサムもメロメロになっていきます。

今だとMicrosoftのゲームパス対象なので、少量の月額費用で楽しめます。プレステはもちろん、PCでも発売中です。ぜひプレイして"つながって"みてください。

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まるで洋画をみている感覚

「メタルギアソリッド」の小島監督の新作として、俳優のノーマルリーダスが主人公を務めてます。
世界が封鎖されており、舞台はアメリカで町と町が孤立している状態です。
時雨という雨があり言わゆる酸性雨のようなもので、雨の当たらないシェルターに引きこもっている状態。
そこで、荷物を届けてアメリカを横断して欲しいと言われたのが主人公です。
ただ荷物を運ぶだけのゲームですが、世界には人が居ない状態で主人公1人の様な感覚です。
寂しいような、オーブンワールドを活かした世界観に感動がありました。
人はいないが、敵は居ます。敵は避けたり偶に戦ったりでFPSが苦手な私でもできました。
また素晴らしいのが、風景と音楽です。
日本でも有名な星野源や外国の方の曲が流れます。
先程も言った寂しい世界で、唯一主人公の独り言が響く中、重い荷物を持って雨の山道を抜けた時に流れる音楽が感動します。
またオンラインにすることにより、世界中の方が架けて分になり長い洋画をみている気分です。
FPSが苦手な方、単純作業だろ?って毛嫌いしている方も、試してみても良いと思います。

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淡々と移動する楽しさが味わえるゲーム

デス・ストランディングは、メタルギアソリッドシリーズで知られる小島秀夫氏による配達移動ゲームです。
こう書くと何だか単調なゲームみたいですね。
実際は、依頼されたものを配達するだけでなく、道を整えたり、敵から逃れたりとやることは色々あります。
敵と戦う場面もあるのですが、とある理由から、人間の敵を殺すことはできません。
殺すと大きなトラブルになるので。デス・ストランディングの舞台は、引き裂かれ、分断されてしまったアメリカ合衆国です。
なにか既視感のある舞台設定ですよね。
では何が分断を引き起こしたのか?その原因がデス・ストランディングなのです。
とはいっても、ゲームスタート時点ではその実態はほぼ謎です。
プレイヤーは主人公である運び屋サムとして、配送しながらデス・ストランディングの謎を解き明かして行くことになります。
ゲームのひとつの魅力は、アメリカの有名俳優が主要なキャラクターを演じている点です。
主人公サムを演じるのは「ウォーキング・デッド」で知られるノーマン・リーダス。
それ以外にも、マッツ・ミケルセン、リンゼイ・ワグナーなどが出演しているので、まるで映画の中にいるような気持ちでプレイすることができます。

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今までにない映画のようなゲーム

DEATH STRANDINGは小島監督ファンが待ちに待って2019年に発売されたPS4のオンラインゲームです。
オンラインゲームですが誰かとプレイするゲームではありません。しかし1人でプレイしてる感じもないのです。
ストーリーは簡単に言うと荷物を運ぶだけなのですが、運ぶ為のの国道、施設は自分で建てるか他のプレイヤー建てたものを使用して運びます。
大体のゲームは方法は決まってますが、このゲームは決まり事があるようでないのです。
国道を建てなくてもストーリーを進めることもできます。
何処に建築物を建てるかもプレイヤー次第です。各プレイヤーでストーリーが少し変わってくるのです。
そして、サブストーリーがあります。荷物を運んだ先の人とのストーリー。荷物が届いた状態によっても異なってくるのです。
届け先へこまめに届けることでその人と主人公サムとの親密度が変わり、それに応じてストーリーが進んだりすることもあります。親密度を上げなくてもストーリーを進めることも可能です。
プレイヤーによって、または、プレイした結果によってストーリーが少しずつ異なるのです。
あと、荷物を運ぶだけでなくミュールと言う敵との戦闘もあります。
戦わず逃げても良し、武器も何を使っても大丈夫。殺すことだけがタブーとされています。戦うのに殺してはいけないゲームなんて変わってますよね?
その理由はストーリーにあります。
ソフトの金額分の価値はあると思います。
興味のある方ややってみたいけど、なかなか購入までに至らなかった方は是非プレイして実感してください。

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まるで長編の映画を見ているような良ストーリーとグラフィック

メタルギアシリーズの小島監督が独立して作成したゲームと言う事で購入しました。最初1時間程プレイして「つまらないかも、、、」と思いましたが、操作にも慣れてストーリーをすすめるにつれどっぷりデスストワールドにハマってしまいました。
ゲームとしては派手なアクションや等はあまりありませんし、やっている事は「依頼された荷物運び」「通信網の整備」「国道の開通」と、基本インフラ整備をストーリーの合間にやっているだけです。(一応敵はいて、人間だったり、クリーチャー的な生物との戦闘はあります)これだけ聞くととてもつまらなさそうかもしれませんが、ストーリーを進めながらだとこの荷物運びや、インフラ整備の作業が楽しくなってきます。そして、何よりグラフィックがとてもキレイで、広大な荒廃した平野をただ走っていると、良い感じの音楽が流れてきて、まるで映画のワンシーンのようです。主人公の「サム」もとてもカッコいいです。モデルは「ウォーキングデッド」シリーズ ダリル役の「ノーマンリーダス」です。もちろん他の登場人物も中々に良い意味で癖が強く魅力的でした。
ここまで褒めちぎってみましたが、以下に悪い、気になる点も書いておきます。
1.操作感がシビア
荷物を多く持つとバランスが悪くなり、少し走っただけで転びそうになるのですが、その回避方法の加減が難しく転びまくりました。
2.情報量が多すぎる。
情報量が多く、各種アイコンや、体力やバッテリー残量等ゲージ類、フィールドにある落とし物や取得物、各種建造物等、画面一杯に表示される物が多くマップも後半になるにつれ情報が多すぎて見づらい時があります。
3.文字が小さい
これはお使いのモニターサイズ等にも影響するかと思いますが、画面に表示される文字がとても小さく見づらいです。セリフなどの字幕は大きくて気になりませんでした。
4.道具、装備が揃うまでやや面倒
基本はどこどこにこれを届けろとか、お使い的な物が多いので装備や道具、乗り物等が揃うまでは行ったり来たりがとても面倒と感じる。
以上がざっくりとしたレビューですが、とにかくやって損は無いゲームでした。
但し、最初の方にも書きましたが荷物運びとインフラ整備がメインと言っても過言では無いゲームなので良くも悪くも人を選ぶゲーム。かもしれません。You Tube等で沢山プレイ動画がありますので、購入前にまずはチェックするのをオススメします。

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デススト

デス・ストランディングはもう一つの世界からやってくる幽霊みたいなモンスターから逃げつつ荷物を宅配するというゲームです。
そこにはSF要素が盛り沢山で謎があちこちにちりばめられています。
その中で一番の驚きは主人公のサムが見ている夢の中に出てくる赤ん坊がサム自身だということと、敵として出てくる兵士は実は父親であることです。
父親は亡霊みたいな雰囲気で出てきて、サムを襲いますが、ある時に亡霊である父親は攻撃している人物こそが自分の息子だと知ります。
サムは赤ん坊である道具を持っています。それを持っていると幽霊の姿が見えるというものです。
サムの味方となる登場人物も個性的で一人一人にそれぞれの能力があります。
このゲームでは濃厚なストーリー展開と荷物運びという要素があります。
車やバイクに荷物を乗せて別の地区のシェルターみたいな所に荷物を運ぶのです。
その結果色々な報酬があり、道具を作ったり、建設したりして、荷物運びを便利なものに変えていくというものです。
幽霊にはボスみたいな化け物がいます。それは大抵イルカの姿やイカの姿などなどがあります。
最初はそいつらを倒すのに苦労しますが、色々と装備を手に入れる事により倒す事が出来ます。
倒す方法はサムの血を使います。サムの血は普通の人には見られない特別な血のようです。
このゲームはストーリーもすごいのですが、ゲームとしてのやりこみ要素も面白いです。
人によってプレイスタイルは違うのでしょうが、荷物運びの中毒性はおすすめです。

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人との繋がりを見直すきっかけになるゲーム

"メタルギアシリーズで有名な小島監督の全世界待望の最新作。
分断されたアメリカ大陸を繋ぎなおす配達人のお話。

言ってしまえば作業ゲー。
荷物を受注して受注先に配達する、それだけ。
しかも、最初は徒歩でしか配達できない。
道は整備されておらず歩きにくい。荷物も重くてフラフラ。
こける。ダメージをうける。一緒に旅する赤ん坊は泣きだす。
短気な人はこの時点でイライラするかも知れないので潔く諦めよう。向いてない。

荷物を配達し、様々な住民たちと絆が生まれていくにつれ、
登場人物たちが繰り返し語る『繋がり』の意味がはっきりしてくる。
配達で繋がった人たちが、また新しい繋がりを作ってくれ
それによって閉じられていた世界も広がっていく。

ほかのプレイヤーがお助けアイテムを設置してくれたり
自分が設置したアイテムを他プレーヤーが使ったり
オンラインではないのに『繋がり』を感じられるのも特徴。
終盤になるにつれ、この繋がりにどれだけ助けられたか…。

デスストは、戦いではなくて絆で世界を変えていくゲームだ。

正直、このゲームの面白さは説明しにくい。
実況動画をみても「何が面白いの…?」となるかも。
とにかく、デスストの魅力はやってみないとわからない。
なので迷っている人はとにかくプレイしてみるべし!!!

海外の有名俳優や監督も多数出演しているので映画ファンは必見。
北欧の至宝、マッツ・ミケルセンファンは必ずプレイして欲しい。
小島監督のマッツ愛をひしひしと感じると同時に感謝の気持ちでいっぱいになる。

個人的には、これだけのビッグタイトルなのに
発売日延期もなく大きなバグもない、という点で満点のゲーム!!!"

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超過酷ウーバーイーツ

このゲームは主人公であるサムを操作し、都市と都市が分断されたアメリカを復興するために、孤立した都市に荷物を運びながらその先々でカイラル通信と呼ばれる次世代通信インフラを繋いでいき、北米大陸を横断していくのが目的です。ですが、時雨と呼ばれる特殊な雨により物や人が通常よりも早いスピードで劣化してしまい、また対消滅と呼ばれる大規模な爆発も起きることで、道路や建築物も消失し荒れ果ててしまっているので簡単にはいきません。そこでプレイヤーははしごやロープを使いながら山を越えたり、トラックやバイクといった乗り物を使い荷物を運んでいきます。そしてBTと呼ばれる未知の存在やミュールと呼ばれる荷物を狙う集団、テロリストと呼ばれる破壊することが目的の過激派組織がプレイヤーの行動を妨害してくるため、遠回りをするか、見つからないように隠れながら通り過ぎるか、真正面からガンガン戦闘をしかけていきながらいくかをプレイヤーが選択していくことになります。このゲームに出演している俳優さんや声優の方々が豪華というのも特徴の一つです。ぜひ、プレイヤーの方々は俳優さんや声優さんの熱演を十分に楽しみながらこのゲーム独特の世界観を楽しんでほしいです。

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新鮮なゲーム

このゲームをプレイする前は「敵を倒して、荷物を運ぶゲームでしょ?」と思っていました。
ゲームプレイ後の僕は、雷に打たれたかの様な思いと「素敵な作品に出会えた…!」に変わっていました。

そのひとつが「敵を倒す。」というものとは別の感覚ということです。
これはゲームの世界観も相まって、倒すと言うより成仏?のようなイメージでした。
そして人間のキャラクターを殺してしまったら自分で片付けないといけません。
「自分の尻は自分で拭え」と小島監督に言われている様な…。このあたりも新鮮に感じました。

そしてこのゲームの肝「配達」。
分断された社会で主人公は淡々と配達をこなしていくのですが、ルートや装備を考え、自分の脚で受取人に配達しなければいけません。雨が降ろうが、崖から落ちようが、靴が壊れようが…。赤ん坊も抱えています。

このゲームはとにかく孤独です。
ただ、到着を楽しみに待っている人がいる。そう思った時には、立派な配達依存症でした

普段の生活で誰かと繋がっているという実感はありますか?
まさにコロナ禍の中、「孤独じゃないよ!誰かしら繋がってるよ」、そんなちょっとした勇気のような元気のような、誰かの体温を感じられるゲームでした。

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3分でわかるデスストの魅力!

このゲームの魅力の一つはなんといっても仲間との助け合い!
主人公のサムが、国のために荷物の運搬を引き受けて遠くに持っていくのですが、道中は舗装された道もなく山や川を通らなければなりません。そこで、自分とゲームランクが近い人同士でオンライン上で道をかけたり、荷物を保管する場所を設けたり、目印となるマークを置くことが出来るなど、誰かと助け合い、繋がっている感覚を得ることが出来ます!
二つめは敵との戦闘です!
道中には敵(ミュール)が襲いかかり配達物を奪おうとしてきます。なので武器を使ったり、車やバイクなどで轢いたりして倒していくことができます。
他にも、黒い影(BT)を倒すためにサムが抱えている赤ちゃん(BB)を使って、影の位置を確認して逃げることができます。
倒すためにはサムの体液で相手を攻撃するなど面白い要素があります。
三つ目は、登場人物に海外俳優が起用されていることです!
主人公のサム演じるノーマン・リーダスはウォーキング・デッドなどでお馴染みのキャラクターであり、また、クリフ演じるマッツ・ミケルセンはハンニバルやドクター・ストレンジなどで活躍している俳優で、カンヌ国際映画祭の受賞作品に選ばれるほどの魅力を持つ方です。
物語の展開や人と繋がるをテーマにしたデスストをぜひ皆さんプレイしてみてはいかがでしょうか!

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外出が出来ない時こそ!

このゲームの舞台は荒廃したアメリカ大陸です。
死後の世界の住人が現世に上がってくるDeathStrindingによって、人々は死を恐れ、人と人との距離を置くという世界観がまさにコロナウィルスの蔓延を予見していたかのような設定です。
人々は外出せず自身の住むシェルターに閉じこもっています。

主人公はサム・ブリッジスといい、運び屋をしています。
どんなに閉じこもって生活していても、他人から何かを受け取るという行動は必要であり、それらの荷物を運ぶ人間が必要になります。
サムは人々の願いや希望を背負って荷物を配送します。
我々は普段「物が届く」ということに感動を覚えなくなっているのではないでしょうか?
このゲームに登場するシェルターの住人は「これでもか!」と言わんばかりに、荷物の到着を喜んでくれるのです。

このゲームのレビューの中には「おつかいゲー」と言う方もいますが、この作品は自分自身の普段の生活を自浄する作用があります。騙されたと思って、感情移入してみてください。
荒廃した足場の悪いアメリカ大陸をよろけながら、時には雨に打たれながら荷物を運ぶ主人公を見て、コロナウィルスの渦中にあっても、物資を運ぶ人やインフラを支える人がいることを教えてくれます。
普段の当たり前がどれほど偉大であるのかを改めて見つめ直すことが出来るのです。

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DEATH STRANDINGプレイ感

メタルギアの制作で世界的に知られる小島秀夫がKONAMIを退社し、100%自社のみで開発した新規IPということで期待が高かった本作。2019年のBest Game Directionにも選ばれた作品です。Best Game Directionというのは「他に類を見ない独創的な作品」を制作した方に贈られています。この「他に類を見ない独創的な作品」というのが厄介で、要するに素人にはとっつきづらい、非常に人を選ぶゲームです。普段ゲームをしない方は絶対にプレイしないことをお勧めします。また、小島秀夫という名前に聞き覚えがない方もプレイしない方がよいでしょう。絶対に後悔します。任天堂スイッチでゼルダの伝説をやった方がいいでしょう。
しかし、普段からバリバリゲームをプレイする方や小島秀夫のファンであるならば、これほどに魅力的なゲームはありません。冗長なセリフ回しや凝りに凝ったカメラワーク、世界観設定、独創性が高いユーザーインターフェースなど、どれもが小島秀夫でしか制作不可能な作品です。問題は作家性が高すぎて娯楽としての機能が薄いという点でしょうか。1回のゲームプレイに2時間~3時間かけられる人でないと後悔します。

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デス・ストランディングそれは新感覚のゲーム体験

メタルギアソリッドを手掛けた小島秀夫監督が、コナミから独立してソニーと共同で作ったデスストランディングをおススメしたいです。
分断されてしまったアメリカ大陸を繋ぎなおすために、主人公サム・ブリッジズがアメリカ全土を渡っていくゲームです。
サムは拠点で任務を受けて、指示された荷物を届け先に運んだり、指示されたスポットで素材や落とし物を回収し届け先に運びます。新たな拠点に荷物を運びこむと、本来の目的である大陸を繋げ直してゆけます。
大陸を繋げ直すとオンラインに同期されて、他のプレイヤーが設置した看板がマップに表示されたり、梯子が掛けられていたりします。しかも、SNSのようなイイね機能があり、イイねしたり、されたりできます。
驚いたのは自分が途中まで素材を投入していた道路が、他のプレイヤーが素材を投入してくれていたことによって道路が完成していたことです。あともう少しで完成できる!と思っていたところに他のプレイヤーの支援があると、何かしらどこかで繋がっているな、と孤独を感じさせないゲームになっていたのが良かったです。
それからは、自分が何かを建設するときにも、他のプレイヤーに役立てられたらいいなと考えながら建設してました。実際に建設してしばらく経ってからイイねが入ってたりするので、貢献できて良かったとか思うわけです。
今まであまりやったことのないような感覚が体験できるゲームだと思います。

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今までにないゲーム体験

本ゲームはつながりを意識した作品になります。
舞台はデスストランディングという現象が起き、死の世界とつながった状態になった、”BT”という死の世界の住人と生の世界の住人がまじりあっている世界です。
世界中の人々は、孤立し生活する人や各都市に逃げる人などぎりぎりの状態で生活しています。
そんなバラバラになった人類を再度繋ぐため、主人公”サム・ポーター・ブリッジス”が物資を運びながら都市と都市を繋ぎ合わせ、また人類みんなで共存するためにたった一人で旅に出るというのが本作品の主なストーリーになります。
タイトルにあるように、今までにないゲーム体験ができます。基本的には1人プレイで遊んでいきますが、同じゲームをプレイしている人達とつながることもできます。ここが1番のポイントです。ストーリーを進めるにつれ、難所がさしかかっても他のプレーヤーが使った機材や物資、道具、乗り物などが共有できる世界になっています。そのためプレーヤーがここは注意が必要と思ったら看板を立てたり、移動のための梯子をかけたり、物資が余っている時は共有スペースに置いておくなど、プレイヤーは世界中の知らない誰かとつながりながらゲームを進めていくことができます。
ストーリーも膨大で、映画を鑑賞しているのかと錯覚するぐらい濃厚なストーリーとなっています。
従来のゲームに飽きたと感じるあなたは一度体験してみることをオススメします。

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このゲーム時間泥棒!

あのメタルギアシリーズを制作した小島秀夫監督のオリジナルゲームです。全体的な内容は崩壊したアメリカを舞台にしているのもあって少し暗いですが、所々にジョーク要素もあります。具体例を少し上げるならばプライベートルームにいて、鏡がありそこでアクションボタンを押すと顔洗ったりする等のアクションができます。
物語を進めるだけでなく、物語とは関係のない配達も行うことができます。拠点毎に中継センターがあり、信頼度が設定されいます。ミッションの内容は時間内に街へ魚を配送したり、別の配達人が紛失した書類を回収したりすることです。物語を進める合間にやっていると気が付いたら3時間以上をプレイしていることもありました。
そして今作でテーマにしている他のプレイヤーと繋がる要素もあります。モンスターハンターのように直接協力するのではなく、間接的な協力要素です。例えば他のプレイヤーが橋を架けると、自分がオンライン中にその橋が自分のフィールドにも架けられます。このように間接的な協力要素があることにより、便利さを共有することができる斬新なゲームだと感じました。
物語もしっかりしていて尚且つやりこみ要素も充実しているゲームですので、小島監督の作品が大好きな人もぜひプレイしてみてください。