まるで長編の映画を見ているような良ストーリーとグラフィック
メタルギアシリーズの小島監督が独立して作成したゲームと言う事で購入しました。最初1時間程プレイして「つまらないかも、、、」と思いましたが、操作にも慣れてストーリーをすすめるにつれどっぷりデスストワールドにハマってしまいました。
ゲームとしては派手なアクションや等はあまりありませんし、やっている事は「依頼された荷物運び」「通信網の整備」「国道の開通」と、基本インフラ整備をストーリーの合間にやっているだけです。(一応敵はいて、人間だったり、クリーチャー的な生物との戦闘はあります)これだけ聞くととてもつまらなさそうかもしれませんが、ストーリーを進めながらだとこの荷物運びや、インフラ整備の作業が楽しくなってきます。そして、何よりグラフィックがとてもキレイで、広大な荒廃した平野をただ走っていると、良い感じの音楽が流れてきて、まるで映画のワンシーンのようです。主人公の「サム」もとてもカッコいいです。モデルは「ウォーキングデッド」シリーズ ダリル役の「ノーマンリーダス」です。もちろん他の登場人物も中々に良い意味で癖が強く魅力的でした。
ここまで褒めちぎってみましたが、以下に悪い、気になる点も書いておきます。
1.操作感がシビア
荷物を多く持つとバランスが悪くなり、少し走っただけで転びそうになるのですが、その回避方法の加減が難しく転びまくりました。
2.情報量が多すぎる。
情報量が多く、各種アイコンや、体力やバッテリー残量等ゲージ類、フィールドにある落とし物や取得物、各種建造物等、画面一杯に表示される物が多くマップも後半になるにつれ情報が多すぎて見づらい時があります。
3.文字が小さい
これはお使いのモニターサイズ等にも影響するかと思いますが、画面に表示される文字がとても小さく見づらいです。セリフなどの字幕は大きくて気になりませんでした。
4.道具、装備が揃うまでやや面倒
基本はどこどこにこれを届けろとか、お使い的な物が多いので装備や道具、乗り物等が揃うまでは行ったり来たりがとても面倒と感じる。
以上がざっくりとしたレビューですが、とにかくやって損は無いゲームでした。
但し、最初の方にも書きましたが荷物運びとインフラ整備がメインと言っても過言では無いゲームなので良くも悪くも人を選ぶゲーム。かもしれません。You Tube等で沢山プレイ動画がありますので、購入前にまずはチェックするのをオススメします。