ボールルームへようこそ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ボールルームへようこそ」とは、「竹内友」による漫画作品。2011年より「月刊少年マガジン」にて連載を開始し、2017年夏に「Production I.G」製作でアニメ化。なんの取り柄もなく日常をただ過ごしていた気弱な少年「富士田多々良」は、ある日偶然にも社交ダンスに出会う。プロダンサーの仙石や同年代のダンサー兵藤・雫達に影響され、多々良は社交ダンスに没頭していく。

『ボールルームへようこそ』の概要

「ボールルームへようこそ」とは「竹内友」による漫画作品。
2011年から『月刊少年マガジン』で連載を開始し、一時期連載休止をしていたが2017年1月から連載を再開。
2017年7月から「Production I.G」製作でアニメ化された。
アニメが原作に追いつき、アニメが先行する形となった。
作者が事前にこれからの想定している展開をアニメ製作側へ伝えており、アニメはそれを踏まえた物となるが、作者は「当初の想定から変わりアニメとは異なる部分も出てくるかと思います」とコメントした。
本作は社交ダンスを題材にした作品で、ボールルーム(ballroom)とは「舞踏室」という意味。

2017年8月にスマホ用アプリゲーム「あんさんぶるスターズ!」とコラボ。
主人公の「富士田多々良」と多々良の先輩「兵藤清春」「赤城賀寿」がキャラクターとして登場した。

社交ダンスとは、ペアで踊る競技ダンス。
男女でカップルを組み、男性がダンスを仕切るリード役、女性がそれに合わせるフォロー役をする。
ペアを組む相手が見つからない場合、女性同士で組むこともある。
ダンスには「スタンダード」と「ラテン」がある。
スタンダードの種目には、三拍子の「ワルツ」、情熱的な「タンゴ」、回転の多い「ベニーズワルツ」、ゆったりした「スローフォックストロット」、動き回る「クイックステップ」。
ラテンの種目には、遊ぶような「チャチャチャ」、カーニバルのような「サンバ」、ドラマティックな「ルンバ」、緊張感のある「パソドブレ」、陽気な「ジャイブ」がある。

『ボールルームへようこそ』のあらすじ・ストーリー

1話~12話

打ち込める将来の夢も趣味もなく、ただ日々を過ごしていた主人公の「富士田 多々良」は、学校帰りにカツアゲに会う。
そこにバイクに乗ったヘルメットの男が現れ、不良たちを追い払った。
多々良がカツアゲにあっていたのは社交ダンス教室「小笠原ダンススタジオ」の目の前で、ヘルメットの男は多々良が社交ダンスに興味があると思いこみ、反論する暇も無く多々良はダンススタジオに連れて行かれた。
すすめられるがままにレッスンを受けていると、学校で見かけたことがある美少女「花岡 雫」とパートナーとして体験レッスンをすることになる。
雫は多々良が本心からダンスをやりたいと思ってレッスンを受けに来たのではないと見抜き、「冷やかし?それともスケベ?」と目的を聞く。
流されるままレッスンを受けたことや、人生の目標がない自分が混ざっては本気の人たちに失礼だと思い、多々良は帰り道で反省する。
帰ってから受付の女性「たまき」にカバンに入れられていたDVDをみると、そこではヘルメットの男「仙石 要」がダンスの大会で優勝していた。
堂々と踊る仙石の姿に惹かれ、「仙石のようになりたい」とレッスンを受けるようになる多々良は、そこで「目で盗む」という手法で仙石のモーションを真似する。
口であれこれ指導するよりも、本物の動きを何度か見せるだけで多々良は全く同じように踊ることができた。
多々良の才能を見出した仙石は、レッスンを受けるお金の無い多々良をダンススタジオのモニターとして通わせ、雫の出場する大会を観に行く。
そこでは雫とそのパートナーである「兵藤 清春」が無表情で踊っていた。
それを観てワクワクする気持ちを抑えられない多々良は、兵藤・雫ペアのダンス技術に度肝を抜かれつつ、仙石から教わったもの以外も踊ってみたいと気持ちは逸る。
続いて別の大会に兵藤・雫ペアを大会を観に行った時に、兵藤がなかなか会場に姿を表さない。
仙石は多々良を無理やり替え玉として出場させる。
仙石は兵藤が怪我をしているのを見抜き、多々良を替え玉出場させることで失格を狙っていた。
しかし、予想に反して多々良は次の競技まで残ってしまう。
自分のパートナーを好きなように踊らされ、自分のモーションまで目で見ただけで盗まれた兵藤は、多々良に触発され情熱のタンゴを踊り、観客を驚かせる。
替え玉がバレて出場停止になった兵藤・雫ペアだが、兵藤は多々良をライバルと認め、「早く舞台に上がってこい」と告げる。
そんな騒動の中、ダンススタジオに社交ダンスのダンサー「赤城 賀寿」がやってくる。
雫が好きであった賀寿は、パートナーが出場停止になった雫に自分がパートナーになると名乗り出て、雫もそれをあっさりとOKしてしまう。
雫は兵藤が自分に足の怪我を黙っていた事に憤り、当て付けとして賀寿と組んだのであった。
しかし賀寿は妹の「赤城 真子」のペアを組んでおり、雫とペアになるという事は真子とペア解消するということになる。
真子は兄とセパレート(ペア解消)するのを嫌がるが、賀寿は「お前が雫よりうまく踊れるようになったらもう一度組んでやる」と真子を罵倒する。
その態度に怒った仙石は真子と多々良にペアを組ませ、雫と賀寿が正式にペアを組むのを阻止しようとする。
出場した非公式の試合「天平杯」で、「どちらが女性パートナーをより美しく踊らせられるか」の勝負をすることになった賀寿・雫ペアと多々良・真子ペア。
天平杯を見に来ていた兵藤は、多々良に倒すべきは賀寿ではなく雫であると助言する。
この勝負はどちらがよりパートナーを美しく見せるかという事にあり、多々良と賀寿の技術勝負では多々良に勝ち目は無いのである。
多々良は自分を額縁で真子を花とし、自分はあくまで影に徹して真子だけを目立たせ、真子の魅力を最大限引き出して踊った。
優勝は賀寿・雫ペアのものとなったが、フロアで一番輝いていた女性に贈られる「ボールルームクイーン賞」を真子は受賞する。
審査員の一人であった兵藤の母「兵藤 マリサ」は多々良から不思議な魅力を感じるが、リーダーとしては女の子本位でズルいと評した。
大会では負けたが賀寿との勝負には勝利した多々良は、自分の不甲斐なさを痛感しながらも真子と賀寿のペアが元に戻り、そして雫も兵藤の元に戻り安堵する。
雫は真子に負けたことを悔しがり一人泣くが、多々良をライバルとして認め、多々良に実力をつけて一年以内に自分達と同じステージまで上がってくるように言う。
多々良はその宣戦布告を受けるが、多々良には未だ固定のパートナーはおらず、パートナーがいなければ大会には出られないのであった。

12話~24話

多々良は高校に進学し、そこでダンス経験者の「緋山 千夏」と出会う。
千夏はダンスに興味のないふりをしていたが、仙石とそのパートナー「本郷 千鶴」が試合に出るのを見に来た多々良に発見され、実はダンスが好きなことがバレてしまう。
多々良と千夏は試しに一緒に踊ってみるが、多々良は真子とは上手く踊れたのに千夏とは上手く踊れなかった。
仙石が千夏をリーダーにし男女逆転で踊ってみるよう言うと、今度は始めてとは思えないほどすんなりと踊れた。
千夏は幼い頃からダンスをしていたが、女性同士でペアを組んでおり、その時のパートナーである「甲本明」にリード役ばかりやらされていたため、リードが得意なのであった。
千夏に踊らされた多々良は千夏に支配されるような感覚になり、これが本当のリードというのなら、自分が今までしてきたパートナーと協調し合うダンスはなんだったのかと戸惑う。
仙石たちは千夏と多々良が組めば良いと思うが、千夏は高校に入学するのと同時にダンスから距離を置く決心をしており、もうダンスはやらないという。
多々良は喫茶店でバイトを始め、偶然にもそこの店主の娘が千夏の元パートナー・明であった。
明は千夏の知り合いだと分かると多々良へ色仕掛けでちょっかいをかけ、千夏に自分の現在のパートナーを自慢する。
そんな明にイライラした千夏は、「多々良とペアを組んで明を負かす」と宣言してしまい、2人はなりゆきでペアを組み仙台グランプリに出る事になる。
2人は性格が合わずダンスもかみ合わず相性は最悪だったが、千夏の実力で見事明のペアには勝利し、準優勝する。
自分にダンス技術が無いことを痛感した多々良はもっと上を目指すために、「僕についてきて」と千夏にいい、ダンススタジオも仙石たちのいる小笠原ダンススタジオではなく兵藤マリサのスタジオへ移る。
仙石は多々良にとって師匠であると同時に現役のプロ選手であり、ずっと多々良を側で見てあげる事はできず、多々良が社交ダンスに本気になったからこそのスタジオ移動であった。
マリサは天平杯で多々良が踊っているのを見て微笑ましく思ったが、同時に多々良はリーダーとしては女の子任せでズルいと評価していた。
多々良の踊りは相手に合わせ相手の魅力を引き出すものであったが、本来社交ダンスはリーダーこそがメインになるもので、多々良の踊り方では大会で勝ち抜く事は出来ない。
そして千夏は元リーダーであったために多々良に合わせるフォロー力が欠落し、相性最悪のペアだったのであった。
マリサはまだ2人に大会は早いとしていたが、多々良は雫に同じステージで戦いたいと言われていた事で焦り、多々良と千夏は静岡グランプリに勝手に出場した。
試合の最中、多々良は自分の足が四本になる感覚を覚えそれが何なのか分からずぼんやりとしてしまい、結局そのまま棄権になってしまう。
2人はマリサに勝手に出場した事を謝り、マリサは試合放棄した事を窘め、2人に「次の大会で優勝する」という課題を与えた。
そしてマリサに誘われるがまま多々良と千夏は合宿へ行く事になり、そこには兵藤・雫と赤城兄妹、そして同じマリサの指導下にある先輩ダンサー「釘宮 方美」とそのパートナー「井戸川 民絵」も居た。
合宿で信頼関係は構築されていなかった多々良と千夏は衝突してしまい、大喧嘩になってしまう。
多々良は足が四本になる感覚の話を兵藤と賀寿にすると、2人にもその覚えがあり、パートナーと一体になった時に感じる感覚だと言う。
千夏は多々良の元パートナーでもある真子からのアドバイス、多々良は雫からのアドバイスを受け、まるでバラバラの方向を見ていた多々良と千夏は、ぶつかり合いながらも同じ方向を見るようになった。
そしてマリサと優勝すると約束した都民大会が始まり、多々良と千夏は同じ門下生の釘宮・井戸川ペアと競い合う事になる。
つまり優勝するにはベテランの釘宮たちを倒さなければいけないのである。
さらに大会には明とパートナーの「峰 吾郎」もいて、明は千夏を挑発するが、2人は途中で敗退してしまう。
多々良と千夏は大会中も衝突し合い、舞台袖で喧嘩し険悪なムードになりながらも勝ち進んでいく。
リーダーを経験してきた千夏は自我が強く、多々良に全てを任せず自分でもリードを取ろうとするが、それではダメだと多々良ならどう踊るか考えて合わせ始める。
リードでもフォローでもない千夏の動きに、多々良は千夏に踊らされているような感覚になるが千夏の動きに段々と順応していき、試合中に2人のダンスは進化していく。
観客席で見ていた兵藤は、そんな多々良の成長していく様を気持ち悪いと言うが、それは賞賛の言葉であった。
そして多々良・千夏ペアと釘宮・井戸川ペアが決勝戦に残り、釘宮・井戸川ペアはベーシックなダンスで観客を魅了し、一方多々良・千夏ペアは自分達にしか出来ない革新的なダンスで観客の目を惹きつけて行った。
心底楽しそうに踊る多々良と千夏に影響され、釘宮達もまた楽しそうに踊り出す。
結果は多々良たちの優勝で、2人は優勝カップルとしてオナーダンス(優勝者のダンス)を披露した。
その後も多々良たちは社交ダンスに日々励んでいくのであった。

『ボールルームへようこそ』の登場人物・キャラクター

富士田多々良(ふじたたたら)

CV:土屋神葉、櫻井優輝(幼少期)

本作の主人公。初回登場の時点で中学三年生、その後高校へ進学。
なんの取り柄も夢もないが、観察眼が鋭く、努力を惜しまないタイプの天才。
ある日カツアゲをされている最中に仙石に無理やり「小笠原ダンススタジオ」に連れて行かれ、体験レッスンを受けることになる。
その体験レッスンとカバンに入れられていたDVDをきっかけに、社交ダンスに魅せられていく。
雫に「またあなたと戦いたい」と言われたことをきっかけに、パートナー探しをはじめ、クラスメイトである千夏とペアを組むことになる。
普段は大人しめの性格であるが、ステージ場では闘志を燃やし大胆な振る舞いをする。
他人がどうしたいのかなどを読み取る事に優れ、真子とペアを組んだときは真子の行きたい方向などを読み取り、自分は影に徹して真子をステージ場で輝かせた。
しかし千夏とはお互いに衝突し合い、お互いに何を考えているのか分からなくなってしまうも、お互いにお互いを受け入れ独自のパフォーマンスを生み出していく。

多々良は始めは選手としての仙石の凄さが分かっていなかったが、社交ダンスを学べば学ぶほど仙石の実力を実感し、敬意を示すようになる。
雫と兵藤に対しても敬意を示し、特に雫は多々良が社交ダンスをするきっかけにもなった人物。
賀寿とは最初は険悪で合ったが、試合後は仲良くなる。
真子とはパートナーを組む際にお互いに励ましあい距離が近くなっており、真子は多々良を異性として意識している。
千夏とは性格の差などからお互いにお互いが分からずにチグハグし、よく喧嘩をするが、パートナーとしてお互いを認め合っている。
親には社交ダンスをしている事を言っておらず、それを少し後ろめたく思っている。

花岡雫(はなおかしずく)

CV:佐倉綾音

兵藤のパートナー。
多々良と同じく初回登場の時点で中学三年生。
アマチュアの選手で、海外留学を考えている。
国内ではトップレベルの選手で、様々な大会で優勝している。
ダンスに関してはプライドが高く、初めて体験レッスンを受けた多々良に対し、「冷やかし?それともスケベ?」と冷たい言葉を放つが、多々良の真摯さに打たれ、ライバルとして意識し始める。
兵藤が怪我したことにより替え玉の多々良とステージ場で踊り、多々良を高く評価する。
兵藤が怪我をしている事を自分に言わなかった意趣返しとして、兵藤が出場停止ペナルティを負ってる間に賀寿と組み、多々良・真子ペアと戦う。
人一倍努力家の負けず嫌いで、天平杯ではペアとしては優勝するがボールルームクイーンを真子に取られ、一人涙した。
その後今までどおり兵藤の元に戻り、普段の練習や合宿などに精を出しながら、多々良たちを見守っていた。
多々良と千夏が上手く行かないのを見て、多々良に自分が戦いたいと発破をかけたことがプレッシャーになっているのではないかと気にかける。
多々良は本当は雫達と戦いたいわけじゃ無いが、雫と兵藤の事が好きだから一緒にステージに立って二人の印象に残りたいと打ち明け、雫は他人の印象に残るなんてかなり野心的だと笑う。
そして多々良と踊ったワルツを忘れてない事を話し、多々良を「私にとってあなたは謎」と評価した。
多々良とって他人に見てもらえたり覚えて貰う事が救いであり、雫に評価された事で沈んでいた気持ちを持ち直した。

仙石要(せんごくかなめ)

CV:森川智之

世界で活躍しているプロダンサーで、ラテンとスタンダードの二冠王者。
ビラが貼ってある電信柱の前でカツアゲにあっていた多々良を救い出し「小笠原ダンススタジオ」へ連行。
その後「仙石さんみたいに踊りたい」という多々良の発言に対し、「俺はそんなに安く見えるのかね」と怒りながらひたすら「ボックス」という基礎練をさせ帰宅してしまうが、翌朝まだレッスンしている多々良をみて面倒を見る決心をする。
多々良に厳しくする反面、多々良の秘めた実力や魅力にも気づいており兵藤の替え玉にしたり、多々良を真子と組ませ天平杯に出した。
仙石は始めはレッスン場に顔を出していたがプロダンサーであるためずっと日本にいるとは限らず、多々良は本気で社交ダンスと向き合うために仙石から離れる決意をし、仙石のスタジオからマリサのスタジオへ移動した。
その際に仙石には師匠として敬意を示し、その後も試合中に仙石からの試合を見ているという電話で、尊敬している仙石に見てもらえているという高揚感で高いパフォーマンスをした。
しかし実際には仙石は試合を見ておらず、海外から電話で喋っていただけであった。
ダンスを見てもらうと嬉しくなってしまう多々良の人間性を知っているからこその、師匠として背中を押す行動であった。
天才肌で初心者にダンスを教えるのはあまり上手ではなく、唯一の弟子である多々良には「目で盗む」方法で教えていた。

兵藤清春(ひょうどうきよはる)

CV:岡本信彦、依田菜津(幼少期)

雫のパートナーの天才ダンサー。
物事に動じない性格で基本無表情、少々天然。
足を痛めて出た大会で多々良が替え玉出場したことで、自分の中のリミッターが外れ、「俺はここまでやっていいんだ」という新たな扉を開けることになる。
それ以来多々良をライバルとして意識し、時に指導し時に発破をかけて同じ土俵まで上がらせようとする。
普段から無表情であるため何を考えているか分からないが、他人のダンスを見て触発されて踊りたくなるなど生粋の社交ダンス好き。
多々良の心底楽しそうに踊る姿に目を奪われ、以降多々良を気にし、多々良の歪ながらも成長して行く姿を見守る。
天才肌で他人へのアドバイスが下手で、物凄く抽象的にしか説明が出来ない天然なところもある。
都大会では良かれと思って多々良に筋膜リリース(ストレッチ)をするが、その影響で多々良が普段のダンスが出来なくなってしまう。
しかし、結果的に多々良たちが壁を乗り越えるきっかけにもなった。

赤城賀寿(あかぎがじゅ)

CV:富田健太郎、富田美憂(幼少期)

真子の兄で、真子とペアを組んでいる。初回登場時は高校1年生。
替え玉事件で兵藤が出場停止になったことを受け、憧れの雫とペアを組むために小笠原ダンススタジオへやってくる。
雫はそれをお遊びみたいなものだと思い受け入れるが、賀寿はどの大会にも今後雫と一緒に出るつもりで、パートナーの真子には「お前が雫よりうまく踊れるようになったらまたペアを組んでやる」というセリフを吐く。
試合は賀寿たちが優勝で多々良たちは最下位であったが、女性パートナーに送られるボールルームクイーンは真子のものとなった。
雫に勝った真子の事を認め、再度真子とペアを組む。
元々賀寿は自分の意思が感じられない真子に苛立っており、ペア解消の危機に至ったので合ったが、多々良と組んだ後の真子は自分の意思を持つダンサーに成長していた。
多々良の入学した高校の先輩であり、ダンス仲間ということもあり多々良とはお昼ご飯を一緒に食べる仲まで成長する。
その後試合や合同合宿などで兵藤・雫ペアと一緒に行動している事が多く、兵藤ともライバル・友人関係があることが伺える。
序盤は真子と喧嘩中だったのもあり真子に辛辣な事ばかり言っていたが、真子が多々良を異性として気にする素振りを見て多々良に掴みかかるなど実はシスコン。

赤城真子(あかぎまこ)

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