『真月譚 月姫』とは、TYPE-MOONの同人ゲーム『月姫』を原作とするテレビアニメ、および漫画である。アニメは2003年10月から12月にかけて放送された。大ヒットした同人ゲーム『月姫』の内容を凝縮し、12話編成にしたものである。ミステリアス且つラブコメ要素もあるアニメで、人気を博した。
事故で「モノ」が壊れやすい線が見える遠野志貴は、ある時、衝動的に見知らぬ金髪の少女をバラバラにしてしまう。吸血鬼だった彼女に責任を取らされる形で、志貴は彼女の吸血鬼退治のサポートをさせられることになる。
遠野 秋葉(とおの あきは)
CV:伊藤静
主人公の妹で、遠野家の当主。主人公を実家に呼び戻し、規律正しい生活を望む気の強い人物。他に2人の女性使用人と共に暮らしていた。
主人公を呼び戻したのも、いろいろと理由はつけるが、本当は重度のブラコンですべて主人公と一緒の時間を過ごすための行動である。重度のツンデレでもある。
彼女も通常の人間とは異なり、使用人に血を分けてもらっているが、吸血人種ではない様子。そこは謎である。遠野の血に関係するらしい。
翡翠(ひすい)
CV:かかずゆみ
遠野家の使用人で、琥珀の双子の妹。食事を除くすべての家事と志貴の世話を受け持っている。濃いピンク色の髪に、メイドカチューシャを身に着けている。
味音痴で包丁の扱いが下手なため、料理をすることは禁止されている。寡黙で無表情だが芯が強く、よく見れば感情表現がはっきりとしている。潔癖症で極度の照れ屋。男性恐怖症。
琥珀(こはく)
CV:植田佳奈
遠野家の使用人で、翡翠の双子の姉。濃いピンク色の髪に青いリボンをつけている。和服に割烹着姿。明朗で笑顔を絶やさないが、翡翠とは逆に、笑顔しか表情を表現できない。
秋葉の身の回りの世話や料理や庭の手入れ、遠野家の健康管理や財務管理など幅広く受け持っている。ただし、破壊癖があるため掃除は禁じられている。
サブキャラクター
乾有彦(いぬい ありひこ)
CV:櫻井孝宏
志貴のクラスメイトであり、幼馴染で悪友。赤毛の不良で女好き。志貴とは相性が悪そうに見えるが、実は通ずる部分があり、小学校以来の腐れ縁を保ち続けている。
ガサツな人物だが、その外見に似合わない観察眼と思慮深さも持ちあわエ手織り、志貴の優しさや人当たりの良さの背後にある空虚さ、死との距離の近さに気付いている。
弓塚さつき(ゆみづか さつき)
CV:田中かほり
志貴のクラスメイト。茶髪でツインテールの可愛らしい少女で、人当たりも良いことから非常に人気がある。
ネロ・カオス
CV:三宅健太
「死徒二十七祖」の第十位。混沌。「真祖狩り」のためにアルクェイドを追ってきた吸血鬼。
ミハイル・ロア・バルダムヨォン(遠野四季)
CV:吉野裕行(幼少期:本田貴子)
通称「ロア」。「転生無限者」と呼ばれる死徒。教会側からは死徒二十七祖の一角に数えられているが、二十七祖としては番外位となっている。
蒼崎青子(あおざき あおこ)
CV:木村亜希子
志貴の人格に多大な影響を与えた女性。志貴は「先生」と呼んでいる。特異な眼を持ってしまった幼い頃の志貴に、姉である蒼崎橙子から奪った「魔眼殺しの眼鏡」を与えた。
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目次 - Contents
- 『真月譚 月姫』の概要
- 『真月譚 月姫』のあらすじ・ストーリー
- 異能の力の覚醒と日常への帰還
- 吸血鬼との邂逅
- 血に抗う吸血鬼と遠野家の秘密
- 運命との対峙と別れ
- 『真月譚 月姫』の登場人物・キャラクター
- メインキャラクター
- 遠野 志貴(とおの しき)
- アルクェイド・ブリュンスタッド
- シエル
- 遠野 秋葉(とおの あきは)
- 翡翠(ひすい)
- 琥珀(こはく)
- サブキャラクター
- 乾有彦(いぬい ありひこ)
- 弓塚さつき(ゆみづか さつき)
- ネロ・カオス
- ミハイル・ロア・バルダムヨォン(遠野四季)
- 蒼崎青子(あおざき あおこ)
- 有間啓子(ありま けいこ)
- 坂木崎清乃(さかきざき きよの)
- 遠野槙久(とおの まきひさ)
- 国藤(くにふじ)
- 『真月譚 月姫』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- スピード感あふれる戦闘シーンやストーリー展開も話題に
- 『真月譚 月姫』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):大森俊之「The Sacred Moon」
- ED(エンディング):折笠富美子「輪廻の果てに…」
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