BUNGO -ブンゴ-(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『BUNGO -ブンゴ-』は二宮裕次が手掛ける日本の野球漫画。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で2015年3号から連載が始まった。単行本は2021年11月時点で、累計発行部数は390万部を突破している。主人公のブンゴは、興味を持ったことを見つけると、そのことだけに熱中する凝り性な性格の持ち主。ブンゴがこだわる球種はストレート。何年もの壁当てが礎となりストレートはブンゴの強力な武器となっていた。地道な努力を重ねるブンゴ。全国クラスのシニアチームに入り、周囲と切磋琢磨しながら成長していく。

牧田シニアの監督。チームの会費を私的利用したり、保護者の母親たちと不倫関係を持つなど、あるまじき行為を繰り返している。選手たちからは終始見下され、父兄からの信頼も皆無という散々たる扱い。

エリカ

瑛太が一時交際した女生徒。静南中学校3年生。金髪ロングにそばかす顔が特徴。お世辞にも美人と言えないが、思い込みの激しい打算的な性格。ぶりっ子で尻軽な面もある。

玄崎千秋(ゲンザキ チアキ)

スポーツ雑誌「週刊BALL GAME」の記者。

マイケル・ウィリアムソン

U-15アメリカ合衆国代表。投手、右投げ左打ち。15歳。身長190cm以上。イリノイ州出身。養護施設で育った孤児。
全米トップクラスと目される超有望株。金髪碧眼でフランクな長身の白人。投打に抜きん出た二刀流選手。打者としては桁外れのパワーを有し、投手としては最速97mph(約156km/h)の剛速球と2種類のチェンジアップを操る。当初は粗削りで未完成な面が目立ったものの、野田のレクチャーで短期間のうちに凄まじい成長を遂げ、日本代表の壁として立ちはだかった。

『BUNGO -ブンゴ-』の用語

野球偏差値(やきゅうへんさち)

野球偏差値について説明する水嶋

静央シニアの水嶋が考える野球進学校に進むための基準。野球偏差値と称していて、偏差値70クラスであれば甲子園に出場できる強豪校で特待生扱い受けられるとみている。水嶋自身は55と考えている。

監視者(オブザーバー)

静央シニアの吉見を称する言葉。吉見は、人の身体全体の細かな動作を見て、次はどのように行動するかを予測することができる。投手である吉見は、この特技を使うことで凡打の山を築く。

超有望株(トッププロスペクト)

甲子園に出場する強豪校に進学できる可能性が高い選手のことを表す言葉。

爆発的成長(エクスプロウシブ・グロウス)

選手がある時に驚くべきスピードでスキルアップする際の表現。地道な練習を重ねて努力をしている選手のみが経験できる。名付けたのは静央シニアの野田明雄監督。周囲の選手らからは覚醒状態やゾーンとも呼ばれている。

erikarie593
erikarie593
@erikarie593

目次 - Contents