精霊の守り人(守り人シリーズ)のネタバレ解説・考察まとめ

『精霊の守り人』とは、上橋菜穂子原作の異世界のファンタジーである守り人シリーズのアニメ化作品。
2007年4月~9月にNHK-BS2の衛星アニメ劇場枠で全26話構成で放送された。
100年に一度卵を産む水の精霊に卵を産みつけられた新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムとチャグムを守るよう母妃に託された女用心棒バルサ。皇子の命を狙うヨゴ皇国。卵を狙う異世界の生物。二人の過酷で困難に満ちた旅が始まる。

セーナ:麻上洋子
偶然朝早く街道を通りかかったところをカルボに狙われることになった旅人。南端の漁村へ読み書きを教える先生として赴任する途中であった。
カルボへの警戒心から殺気をみなぎらせるバルサに、虎になってしまった武人のおとぎ話をする。それは、虎の毛皮をまとい、虎のような強さを手に入れたいと願う武人で、そのかいあって虎のごとき強さを手に入れたが、結局、言葉を忘れ、友人も家族も失い一人さびしく竹林で世を終えた、と語り、バルサをいさめようとした。
その後、虎のような気迫をみなぎらせカルボと戦うバルサの様子が、セーナには虎にみえた。バルサが裂ぱくの気合でカルボを切り殺した、とみえたが実はカルボは生きており、人を殺めてしまったと思い込んでいるバルサの心を救わねばならない、と馬子タンドルにバルサを追わせた。

タンドル

タンドル:山口勝平
セーナを運ぶ馬子(まご)
朝早く街道を通りかかってしまったがゆえ、カルボに狙われるはめに。
また、カルボの攻撃からセーナとタンドルを理由も語らず護衛するバルサをうす気味悪がる。その後、カルボと戦うバルサがセーナと同じく虎に見えた。カルボとの戦闘においてカルボを切り殺したと思い込んでいるバルサの心を救わねばならないとみたセーナの嘆願によってバルサを追いかけた。

ギョプサル

ギョプサル:竹若拓麿
カルボが雇ったつぶて者、と呼ばれるつぶてを小型投石機で飛ばして攻撃する用心棒。
セーナとタンドルの金品を奪おうとするが、タンドルの投げた財布を拾おうと視線をそらした隙をタンドルにつかれ、蹴り上げられ気絶した。

テホイ

テホイ:諸角憲一
扇ノ下で賭場を開帳していた男の頭。出目を操作させていた。その仕草をチャグムに見抜かれた。

ジュロ

ジュロ:中村彰男
扇ノ下で賭場を開帳していた一味。さいころの出目を自在に操ることが出来る。

テホイの部下

扇ノ下で賭場を開帳していた一味。

ヨナ・ロ・ガイ

ヨナ・ロ・ガイ
あちらの世界『ナユグ』の水の住人。トロガイの術によって『ニュン・ガ・ロイム』とヤクーの言葉で呼ばれる水の精霊が生んだ卵『精霊の卵』の謎をトロガイに語った。

作品に登場する小物など

シグサルアの花

こちらの世界『サグ』にありながらあちらの世界『ナユグ』に干渉する花。卵食いのナユグの生物『ラ・ルンガ』がチャグムに接近してきた際、シグ・サルアには触れていた。
そのシグ・サルアの花を食べることでチャグムは卵が孵るまでの時間、ラ・ルンガをひきつけていた。バルサたちはシグ・サルアのにおいでラ・ルンガはひきつけられるのであろう、と予想していた。

大松明

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『獣の奏者 エリン』とは、2009年1月から12月にかけてNHK教育で放映されたアニメ。架空の王国を舞台に、決して人に慣れないとされる獣と心を通わせることができる少女エリンが、国家の思惑に巻き込まれながらも生命の神秘を探究する姿が描かれた。原作は2006年に講談社より刊行された上橋菜穂子による小説『獣の奏者』。青い鳥文庫、講談社文庫からそれぞれ文庫化もされており、シリーズ累計部数は200万部を超えている。シリウスKCにて武本糸会により漫画化もされており、メディアミックスも盛んに行われている。

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