上橋菜穂子

上橋菜穂子

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)とは、東京都出身の児童文学作家、ファンタジー作家、SF作家、文化人類学者である。1962年7月15日生まれ。父は洋画家の上橋薫。幼い頃に父方の祖母から多くの民話を教わり育つ。初めて自分で選んだ本はディズニー絵本『王様の剣』(講談社)だった。1989年『精霊の木』(偕成社)で児童文学作家としてデビューする。1992年には『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会の新人賞を受賞。同作で上橋は、日本古代を題材とした日本的ファンタジーの書き手として注目を浴びる。その後も代表作『守り人シリーズ』で第25回巖谷小波文芸賞を受賞、『獣の奏者』でマイケル・L・プリンツ賞の銀賞を受賞するなど、多くの賞を受賞している。上橋はファンとの交流を大切にしており、サイン会や講演会などを頻繁に行っている。

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『精霊の守り人』とは、上橋菜穂子原作の異世界のファンタジーである守り人シリーズのアニメ化作品。 2007年4月~9月にNHK-BS2の衛星アニメ劇場枠で全26話構成で放送された。 100年に一度卵を産む水の精霊に卵を産みつけられた新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムとチャグムを守るよう母妃に託された女用心棒バルサ。皇子の命を狙うヨゴ皇国。卵を狙う異世界の生物。二人の過酷で困難に満ちた旅が始まる。

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『獣の奏者 エリン』とは、2009年1月から12月にかけてNHK教育で放映されたアニメ。架空の王国を舞台に、決して人に慣れないとされる獣と心を通わせることができる少女エリンが、国家の思惑に巻き込まれながらも生命の神秘を探究する姿が描かれた。原作は2006年に講談社より刊行された上橋菜穂子による小説『獣の奏者』。青い鳥文庫、講談社文庫からそれぞれ文庫化もされており、シリーズ累計部数は200万部を超えている。シリウスKCにて武本糸会により漫画化もされており、メディアミックスも盛んに行われている。

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