精霊の守り人(守り人シリーズ)のネタバレ解説・考察まとめ

『精霊の守り人』とは、上橋菜穂子原作の異世界のファンタジーである守り人シリーズのアニメ化作品。
2007年4月~9月にNHK-BS2の衛星アニメ劇場枠で全26話構成で放送された。
100年に一度卵を産む水の精霊に卵を産みつけられた新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムとチャグムを守るよう母妃に託された女用心棒バルサ。皇子の命を狙うヨゴ皇国。卵を狙う異世界の生物。二人の過酷で困難に満ちた旅が始まる。

世界観

『サグ』と『ナユグ』

この物語の世界には、人々が生活するこちら側の世界である『サグ』と普通の人では見ることもかなわない、あちら側の世界『ナユグ』がある。
この二つの世界は時に重なり、時に離れたりしながらも同時平行的に存在しお互いに影響しあっており無関係の存在ではない。この世界で生きる呪術師はあちら側の世界ナユグを見たり、ナユグの住人と会話をしたりできる。

この物語は、100年に一度ナユグの生き物である『水の精霊』が寿命をむかえる時にサグの生物に次代の『卵』を産み付けることで始まる。水の精霊は本来、サグに水の恵みをもたらす。もし精霊の卵が無事孵化しなければサグは大かんばつをむかえてしまうのだ。しかし、人々は本来の歴史を忘却し、水の精霊を『水妖』と呼び大かんばつをもたらす存在だと思っていた。そんな水の精霊の卵がよりにもよって新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムの体内に産み付けられてしまったのである。

新ヨゴ皇国

先住民族ヤクーの住む地に、200年ほど前に南方にあるヨゴ皇国から王位継承権争いを忌み、新しい国土を求めて渡ってきた聖祖トルガルがヤクー人たちからの願いを聞き届けヤクー人を苦しめる化け物『水妖』を倒した、という体裁で歴史を作り、その優位性をもってヤクー人から支配権と土地を奪い樹立したヨゴ人による新国家。
200年後の現在、ヨゴ人とヤクー人は混血が進み、純粋なるヤクー人は山奥などわずかにしか存在しなくなっている。

カンバル王国

新ヨゴ皇国の北方、青霧山脈を越えた先にある国。バルサやジグロの祖国。
国土の大半は山地で、土地はやせほそりほそぼそと酪農などをして人々は暮らしている。
カンバル王を中心として9つの氏族からもっとも精強な武人によってなる『王の槍』が王直属の側近として仕えている。

『精霊の守り人』のあらすじ・ストーリー

「女用心棒バルサ」

新ヨゴ皇国にやってきた短槍使いの女用心棒バルサ。
橋に差し掛かった時、皇族を乗せた牛車の牛が暴れて皇子が川に投げ出されてしまい、バルサは咄嗟に救出に向かう。

皇子を抱えたその時、不可思議な力がバルサと皇子を包み込んだ。不可思議な力に守られ、バルサは無事に皇子を救出した。
その後、バルサに皇族の使いがやってくる。遣わしたのは皇子の母、二の妃だった。命を救った礼にと豪勢な食事によって歓待を受ける。

夜分、寝入りかけたところに、なんと二の妃自身が皇子を伴って忍んでやってきた。

皇子の名はチャグム。チャグムは得体の知れぬ存在にとり憑かれ、その話を聞きつけた父帝はそれを「水妖」と予想した。水妖の出現は世界に大干ばつを起こすと言われており、国家の安寧を脅かすとして、チャグムは既に幾度か命を狙われることになった。先の牛車の謎の暴走も事故を装った帝からの暗殺で、逃れるためには行方をくらますしかなかった。

そこで腕利きと評判のバルサを見込んで、二の妃はチャグムを連れて逃げてほしい、という。
バルサはやむをえない、と二の妃の願いを聞き入れた。そしてただちにチャグムの住まいである二の宮に火をかけさせて、帝の目をくらませ逃走を開始する。

「逃げる者・追う者」

チャグムを連れて脱出するバルサ。バルサは仲間のトーヤとサヤの家に身を隠し、旅立ちの準備を始める。

一方、若き英才にして将来を期待される星読博士シュガは、聖導師と話す。聖導師は女用心棒がチャグムを連れて逃れたであろう事を知っていた。
聖導師はチャグムを密かに奪回するため、帝と聖導師しか存在を知らない影の実行部隊「狩人」をバルサに差し向けるのだった。

夜分、出立するバルサとチャグム。しかし、そんな二人に狩人がせまる。
チャグムを先に逃がし、4人もの狩人に囲まれながらも奮戦するバルサ。狩人の刀を腹部に受けながらも渾身の力で反撃、昏倒させ森に逃げ込む。

狩人の一人、ジンは木に隠れていたチャグムをたやすく捕獲した。ジンがチャグムに刃を突き立てようとしたその時、最後の力を振り絞り駆けつけたバルサがジンを打ち倒し、チャグムを救出する。しかし道端に倒れたバルサはチャグムに、薬師で生計をたてるタンダに救援を求めるよう息も切れ切れに言う。

チャグムはバルサの身を案じ必死に駆け、タンダの家、山小屋にたどりつく。

「トロガイの文」

バルサがタンダによって手当てを受けている頃、タンダの師匠にして稀代の呪術師トロガイはあちらの世界「ナユグ」の住人と接触、世界の異変の原因が「卵」にあると知る。そして、トロガイを狙っていた狩人2人の意識を奪うと、世界の異変を知らせるべく聖導師に文を送る。
聖導師も、世界に起こりつつある異変を知らせるトロガイの文を軽視できず、新ヨゴ皇国建国の偉人大聖導師ナナイの遺した碑文解読の命をシュガに下す。

バルサの治療中、はじめて空腹というものを知ったチャグムが食事をとっていた時、トロガイがタンダの山小屋に入ってきた。

ある程度は状況を知っていたトロガイ。チャグムの中に宿っているのが「精霊の卵」であることを山小屋にいる一同に教える。それは、こちらの世界「サグ」では水妖と呼ばれあちらの世界「ナユグ」では「ニュンガ・ロ・イム」と呼ばれ、先住民ヤクーの民が「水の精霊」と呼ぶ存在が100年に一度産み付けるものだった。そして、その卵を産み付けられたものを「ナユグ」では「精霊の守り人」と呼んでいた。

朝、見た目を変えるべく髪を切り、平民になりきるチャグム。

一方、狩人達はバルサなら青霧山脈を越えるはずと見当をつけ、狩人のモンとゼンが追う。そして、やがてついにバルサの姿をとらえた。
まさにその時、巨大な狼がバルサ達をくわえ、毒霧に包まれた谷底に落ちていった。

「乾の相」

大きな狼にくわえられたのはトロガイの策であり、バルサとチャグムは無事に脱出していた。
バルサは逃亡をいったん中止し、新ヨゴ皇国の下町である扇ノ下に潜伏することを決める。そして、チャグムと二人で暮らすために、水車小屋を家として借りる。

一方、ヨゴ皇国ではチャグムの葬儀が進められていた。チャグム死亡によって水妖の危険から脱し「乾の相」と呼ばれる大旱魃の危険は去ったとシュガは判断される。そして碑文解読の任を解かれ、シュガは自身の無力とチャグム喪失に悲嘆した。

バルサとチャグムは新しい生活を始める。民衆の暮らしぶりに改めて驚くチャグム。
また、本来の星読みの仕事に戻ったシュガは、消え去ったはずの「乾の相」が天文観測から依然として読み取れることを発見する。

「乾の相」の状況を探るべく扇ノ下にやってきたシュガは、偶然にもタンダと出会う。そしてそこで地質調査を行い、魚の様子や野菜の育ち具合などを調べ、生き物達の姿からやはり大旱魃が迫っていることに危機感を募らせる。

「結び目」

「結び目」それは、こちらの世界「サグ」とあちらの世界「ナユグ」が強く結びつく境目。その結び目で「ナユグ」の住人、水の民から真実を聞き出し、建国正史の間違いを理解した呪術師トロガイ。チャグムに産み付けられた卵は水妖ではなく、水の恵みをもたらす「ナユグ」の水の生物の卵だったのだ。

星読博士のシュガも、大聖導師ナナイの残した碑文を無断で読み進めるうちに建国正史の捏造に気がつく。チャグム生存を信じる彼は、もしチャグムに産み付けられた卵が恵みをもたらす存在なら、いまだ消えない「乾の相」はチャグムの生死が関わっているのではないかと予想する。

一方、「ナユグ」の住人「火の民」に追われ命からがら結び目から帰還したトロガイは、チャグムに知りえた知識を伝える。

「夭折」

トロガイはチャグムを外出させた後、バルサとタンダに「卵食い・ラ・ルンガ」の存在を明かす。ラ・ルンガは、精霊の卵を食う存在であることだけはわかるのだが、それ以上のことは水の民から聞き出せなかった。
そして、卵が孵る地は「宴の地」。その時は春分。時期がくれば卵そのものがそれを知らせる、という。

更に詳しい情報を探るべく、先住民ヤクーが住むトウミ村に出立することが決まった。

一方、シュガは碑文をさらに読み進め、チャグム生存の手ごたえを見つける。そのことを真っ先に第一皇子サグムに伝えようとするが、もともと体が弱かったサグムは、すでに体力も気力も限界を迎えていた。
サグムはチャグムに詫び、静かにそのはかない命を閉じたのだった。

碑文を読み進め、チャグム生存の確信を決定的なものにすべく、シュガは青霧山脈にきた。そんなシュガを狩人が追ってきて、刀を突きつける。
シュガの碑文解読は聖導師の許可を得ない行動であり、聖導師は狩人を派遣したのだ。チャグム生存を固く信じるシュガの話を聞いた狩人のモンは、率先して降雨によって毒の晴れた谷底に降り、チャグムの生存を確信する。

皇宮に戻ったシュガは帝と聖導師の前で堂々と建国正史の誤りを指摘する。事態の深刻を理解した帝はチャグム捜索の全権をシュガに託す。そしてシュガは狩人を用いてチャグム探索を開始する。
そして、真っ先に目をつけられたのが、すでに狩人に顔を覚えられていたバルサの仲間トーヤとサヤだった。狩人はトーヤとサヤに巧みに取り入り情報をかき集める。

バルサ達のもとへ道具を届けに出るトーヤを、狩人達は尾行を開始する。
出立の準備に下町である扇ノ下にでるバルサとチャグム。チャグムが一人歩いていた時、皇宮に帰ろうとするシュガと遭遇する。

以前とは状況が変わったことや帝の誤解が解けたこと、そしてサグムがすでに死亡してしまったことをチャグムに明かしてしまう。チャグムは激しく動揺する。しかしバルサはシュガを昏倒させ、後で説明するから、とチャグムを急き立てタンダと二人で先にトウミ村へと出立させる。

一方、トーヤはバルサとチャグムの隠れ家である水車小屋を訪れたが、既に狩人の探索の手が伸びていたことを知り水車小屋に火を放つ。
バルサは火事をみて異変に気づいて狩人の存在を知り、その場を離れる。

「いにしえの村」

トーヤのおかげで狩人から逃れたバルサは、チャグム、タンダ、トロガイと合流しトウミ村を目指す。
そして狩人達はバルサ達の行動の裏にヤクー人の関わりに気づき、徐々にバルサ達の捜索の糸を手繰ってゆく。

トウミ村へとやってきたバルサ達は、早速「精霊の守り人」の知識を尋ね、タンダは村の伝承を受け継ぐ語り部を探す。その古き伝承を聞いていたのが若いニムカだった。ニムカは伝承を語る。

「精霊の守り人」は「春の等しき日」がくると、たった一人「宴の地」へと出立した。そして「シグ・サルア」という花の咲き乱れる大きな泉について、そこで卵を孵す準備に入る。しかし異世界「ナユグ」の生物「ラ・ルンガ」が、人には見ることも触ることもできない牙をもって、精霊の守り人を真っ二つに引き裂いてしまったという。

自身を待ち受ける過酷な運命を知り、激しく動揺しチャグムは気を失う。
そのチャグムの様子をいぶかるトウミ村村長ソウヤやニムカにバルサは、この子こそ、精霊の守り人なのだと告げる。

ニムカから、チャグムは自身を待つ過酷な運命を知ってしまった。ニムカもまた、チャグムにショックを与えてしまったことを悔い、解決法を探る。
一方、自身の運命から背を向け逃げ出そうとするチャグムを、責任を感じるニムカは手助けする。

バルサはチャグムの勝手な行動を責める。それと同時に、皆で力を出し合ってチャグムも卵も命にかけても守るから信じろ、と誓うのだった。
また同じ頃、シュガと狩人達もバルサ達を追ってトウミ村にまで迫っていた。

rico
rico
@rico

Related Articles関連記事

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX、S.A.C. 2nd GIG、Solid State Society(神山版攻殻機動隊)のネタバレ解説・考察まとめ

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX、S.A.C. 2nd GIG、Solid State Society(神山版攻殻機動隊)のネタバレ解説・考察まとめ

『攻殻機動隊S.A.C.』は2002年放送のTVアニメ及びそのシリーズ。AD2030年、内務省直轄独立攻性部隊・公安9課が「笑い男事件」を追うストーリー。 続編の『S.A.C. 2nd GIG』ではテロリスト「個別の11人」を追う事件、『Solid State Society』は主人公・草薙素子が失踪後に謎のハッカー「傀儡廻し」に関わる事件となっている。 神山健治監督版『攻殻機動隊』シリーズ。

Read Article

劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(黒子のバスケ EXTRA GAME)のネタバレ解説・考察まとめ

劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(黒子のバスケ EXTRA GAME)のネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』とは、黒子のバスケ原作者・藤巻忠俊が、その続編を描いた『黒子のバスケ EXTRA GAME』を映像化したものである。 また、映像化するにあたり、原作者自らが新エピソードを書き下ろした。 高校2年生になった黒子テツヤやキセキの世代のメンバーたちは、アメリカのチーム「Jabberwock」に挑むため、高校の垣根を超えたドリームチームを結成する。

Read Article

東のエデン(Eden of the East)のネタバレ解説・考察まとめ

東のエデン(Eden of the East)のネタバレ解説・考察まとめ

『東のエデン』とは、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」にて放送されたテレビアニメである。同枠初のオリジナルストーリーであり、原作・脚本・監督は神山健治、キャラクター原作は羽海野チカ。アニメーション制作はProductionI.G。記憶喪失の青年が謎の携帯電話によって、日本全国を賭けたゲームに巻き込まれるサスペンス・アクション。テレビアニメ放送後、映画化もされており、「ノイタミナ」初の映画化作品となる。

Read Article

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊、イノセンス(押井版攻殻機動隊)のネタバレ解説・考察まとめ

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊、イノセンス(押井版攻殻機動隊)のネタバレ解説・考察まとめ

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は1995年に公開された日本のアニメ映画。AD2029年、公安九課のリーダー草薙素子が事件を追う中、正体不明のハッカー“人形使い”と遭遇する。 また続編の『イノセンス』は2004年公開。ガイノイド“ハダリ”の暴走した原因を九課のバトーとトグサが追う。 押井守監督版『攻殻機動隊』シリーズ。原作は士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』

Read Article

機動警察パトレイバー(PATLABOR)のネタバレ解説・考察まとめ

機動警察パトレイバー(PATLABOR)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動警察パトレイバー(The Mobile Police PATLABOR)』とは、原案ゆうきまさみ、原作ヘッドギアによる、アニメを基本にしたメディアミックス作品。近未来、レイバーなる巨大ロボットが普及した世界での警察ドラマを描く。 リアルな世界描写が売りになった作品であり、特に警察組織の内情をつぶさに書き出した事で、アニメ業界以外の創作界隈にも大きな影響を与えた。 『踊る大捜査線』が本作をモチーフにした実写ドラマであった事も有名である。

Read Article

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)のネタバレ解説・考察まとめ

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)のネタバレ解説・考察まとめ

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)』とは、士郎正宗が原作、神山健治が監督を務めたSFアニメ作品。2002年から2003年まで日本テレビ系列で放送された。舞台は、西暦2030年の日本。主人公の草薙素子(くさなぎ もとこ)が属する国の秘密組織「公安9課」が様々な事件を解決しながら「一つの陰謀」を明かしていく様子が描かれている。

Read Article

攻殻機動隊 SAC_2045(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

攻殻機動隊 SAC_2045(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『攻殻機動隊 SAC_2045』とは、Netflixで配信されているSFアニメシリーズ。『攻殻機動隊』シリーズでは史上初となるフル3DCG作品である。各メンバーが卓越したスキルを有する内務省元公安9課の「少佐」こと草薙素子はアメリカで傭兵となっていた。AIの急速進化の反動で世界的に持続可能性を追及した産業戦争’サスティナブル・ウォー’が勃発する中、驚異的な身体能力を持つ新人類’ポスト・ヒューマン’が出現。少佐たち元9課のメンバーは、新人類の謎に迫るうち、部隊再編を余儀なくされていく。

Read Article

xxxHOLiC(ホリック)のネタバレ解説・考察まとめ

xxxHOLiC(ホリック)のネタバレ解説・考察まとめ

『xxxHOLiC』とは、CLAMPによる漫画およびそれを原作としたアニメ。幽霊や妖怪などが多く登場するオカルト色の強い伝奇ファンタジー作品。自身の特異体質に悩む四月一日(わたぬき)は対価と引き換えに願いを叶える店を営む魔女・侑子と出会い、半ば強制的に彼女のミセで働くことになる。様々な受入れ難い過酷な現実に向き合いながら、四月一日が何を選び生きていくのかが物語の主軸となっている。また『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』と物語が連動しており、本作の見どころの一つとなっている。

Read Article

BLOOD-C(ブラッド シー)のネタバレ解説・考察まとめ

BLOOD-C(ブラッド シー)のネタバレ解説・考察まとめ

アニメ制作会社「Production I.G」と漫画家集団「CLAMP」の両名が手掛けた、全12話のオリジナルアニメである。 学園を主要な舞台としているが、ごく普通の日常にも関わらず違和感のある、現実感のない日常描写という雰囲気作りが意図的にされている。 主人公の女子高生「更衣 小夜」が日中は学校に通いつつ、人知れず人間を襲う怪物と戦いを続けるアクションアニメである。

Read Article

ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-(ツバサ・クロニクル)のネタバレ解説・考察まとめ

ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-(ツバサ・クロニクル)のネタバレ解説・考察まとめ

『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』とは、CLAMPによる異世界冒険活劇漫画およびそれらを原作としたアニメ作品。考古学者の卵である小狼は、飛王・リードの陰謀により羽根となって様々な異世界へ飛び散ったサクラ姫の記憶を取り戻すべく、魔術師のファイ、忍者の黒鋼、記憶を失ったさくら、そして『xxxHOLiC』の主要人物でもある次元の魔女・侑子によって創られたモコナと共に次元を超えた旅を始める。一行を待ち受けていたのは、飛王の野望の為に用意された過酷な旅路であった。

Read Article

ぼくの地球を守って(ぼく地球)のネタバレ解説・考察まとめ

ぼくの地球を守って(ぼく地球)のネタバレ解説・考察まとめ

『ぼくの地球を守って』とは日渡早紀により制作され、1986年から「花とゆめ」に連載された漫画作品である。コミックス全21巻、文庫版全12巻、愛蔵版全10巻が発刊された。1993年にはOVAが制作され全6巻となっている。物語は「輪廻転生」が大きな鍵となっている。前世で特殊な任務についていた男女7人が任務中に伝染病にかかり全員が命を落としてしまう。現世に転生したその7人が徐々に前世の記憶を思い出し、過去の自分と現代の自分との間で揺れ動き、それぞれの孤独や苦悩を解決していくSF漫画。

Read Article

BLOOD+(ブラッドプラス)のネタバレ解説・考察まとめ

BLOOD+(ブラッドプラス)のネタバレ解説・考察まとめ

BLOOD+とは、Production I.G制作のアニメ作品である。それ以外にも漫画、小説、パチンコに移植されている。主人公の音無小夜は沖縄に住む普通の女子高生。学校を襲った怪物「翼手」との遭遇をきっかけに自分が150年以上前から生きる不老不死の存在「翼手の女王」であることを思い出し、全ての翼手を殲滅させるために戦う物語である。

Read Article

魔法陣グルグルの魔法・グルグル・キラキラまとめ

魔法陣グルグルの魔法・グルグル・キラキラまとめ

『魔法陣グルグル』は、『ドラゴンクエスト』を産んだENIX(現スクウェア・エニックス)の『月刊少年ガンガン』にて連載されていた、衛藤ヒロユキによる「『ドラクエ』っぽい」漫画です。 2012年より続編の『魔法陣グルグル2』が『ガンガンONLINE』で連載開始。さらに2017年には3度目のTVアニメが放送された人気作品です。独特の「魔法・グルグル・キラキラ」についてまとめました。

Read Article

よんでますよ、アザゼルさん。(よんアザ)のネタバレ解説・考察まとめ

よんでますよ、アザゼルさん。(よんアザ)のネタバレ解説・考察まとめ

「よんでますよ、アザゼルさん。」とは久保保久による漫画、及び漫画を原作にしたProduction I.G製作のアニメ作品。可愛らしい絵柄とは裏腹に過激な下ネタとグロテスクな描写があるブラックコメディ。ある日、芥辺探偵事務所でアルバイトをしていた佐隈りん子は、雇用主である芥辺が悪魔探偵だと知る。呼び出された悪魔は主人公アザゼルであった。

Read Article

PSYCHO-PASS(サイコパス)のネタバレ解説・考察まとめ

PSYCHO-PASS(サイコパス)のネタバレ解説・考察まとめ

舞台は人工知能・シビュラシステムが絶対的な法とされる近未来の日本。凶悪犯罪を取り締まる刑事たちの姿を描いた本作は、本広克行×虚淵玄×天野明×Production I.Gの豪華タッグによって制作され、2012年から放送開始となったTVアニメ、劇場版アニメ。監視社会のシステムをかいくぐり、凶悪事件の裏で暗躍し続ける謎の男「マキシマ」を追う刑事・狡噛慎也は、捜査の過程で自らも犯罪者となっていく。

Read Article

テニスの王子様(テニプリ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

テニスの王子様(テニプリ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『テニスの王子様』とは、週刊少年ジャンプで連載されていた許斐剛によるスポーツ漫画である。中学テニスを題材とした漫画で、主人公が所属する青春学園こと青学のテニス部が全国大会での優勝を目指すお話だ。主人公のリョーマの決めセリフである「まだまだだね。」をはじめとした真似をしたくなるようなセリフや、試合や部活中のシーンなどで友情やテニスへの思いが現れた熱いセリフが登場し、大勢の読者たちに好評を博した。

Read Article

黒子のバスケ(黒バス)のネタバレ解説・考察まとめ

黒子のバスケ(黒バス)のネタバレ解説・考察まとめ

『黒子のバスケ』とは、藤巻忠俊によるバスケットボール漫画、およびそれを原作とした小説・アニメ・ゲーム・舞台などのメディアミックス作品。 かつてバスケの名門校「帝光中学校」の「幻の6人目(シックスマン)」と呼ばれていた黒子テツヤが、バスケ部新設校の誠凛高校に進学する。そこでバスケにおいて天賦の才能を持つ火神大我という「光」に出会い、黒子は火神の「影」として「バスケで日本一になる」ことを目指す。

Read Article

ハイキュー!!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ハイキュー!!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「ハイキュー!!」は、古舘春一による漫画作品。 烏野高校バレー部のエース「小さな巨人」に憧れてバレーボールを始めた主人公「日向翔陽」は烏野高校に入学し、排球(バレー)部に入部する。そこでチームメイトとなった中学時代の宿敵「影山飛雄」や、個性的な同級生や先輩達と共に、全国大会を目指していく高校バレー漫画である。青春の熱が強い数々の名言が存在する。

Read Article

少女ファイト(日本橋ヨヲコ)のネタバレ解説・考察まとめ

少女ファイト(日本橋ヨヲコ)のネタバレ解説・考察まとめ

『少女ファイト』とは、日本橋ヨヲコにより講談社イブニングで連載されている、高校女子バレーボールを題材にした漫画作品である。女子バレー界で20年に一人の逸材と謳われた姉の事故をきっかけとし、心を病んでしまった主人公大石練。そんな彼女が高校進学を転機に、仲間達を通して大きな成長を遂げ、春高優勝に向けて力を合わせていく青春物語である。ブロスコミックアワード2008大賞受賞作品。2009年10月にはOVA化もされている。

Read Article

ハイキュー!!(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

ハイキュー!!(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハイキュー!!』は、古舘春一による、高校バレーボールを題材にした漫画作品、及びそれを原作とした小説、アニメ、舞台作品である。漫画は『週刊少年ジャンプ』にて連載している。アニメは2014年4月から9月まで第1期、2015年10月から2016年3月までセカンドシーズンとして第2期が、そして2016年10月から12月までは第3期として『烏野高校VS白鳥沢学園高校』が放送された。

Read Article

黒子のバスケ(黒バス)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

黒子のバスケ(黒バス)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『黒子のバスケ』とは、週刊少年ジャンプで連載されていた藤巻忠俊の作品である。高校のバスケットボール部を題材とした漫画で、主人公の黒子が所属する誠凛高校が高校バスケットボールの大会である『ウィンターカップ』の優勝を目指す物語。友情や努力を感じさせるアツい台詞の数々は読者の心に深く刻み込まれている。

Read Article

魔法使いの嫁(まほよめ)のネタバレ解説・考察まとめ

魔法使いの嫁(まほよめ)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔法使いの嫁』とは、ヤマザキコレによるマンガ作品。2014年1月号から9月号まで「月刊コミックブレイド」で連載された後に「月刊コミックガーデン」へと移った。この物語は、夜の愛し仔(スレイ・ベガ)である「チセ」が異形の魔法使い「エリアス」に買われるところから始まる。人ではない者が見えることにより、たくさん傷ついてきたチセは、その能力により様々な出会いを繰り返し自分と向き合っていくのであった。

Read Article

魔法陣グルグル 2017(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

魔法陣グルグル 2017(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

「魔法陣グルグル 2017」とは、「衛藤ヒロユキ」による作品「魔法陣グルグル」の三度目のアニメーション作品。1回目「魔法陣グルグル」は1997年にアニメ化、2回目「ドキドキ伝説 魔法陣グルグル」は2000年にアニメ化、3度目になる本作は2017年にアニメ化。全二作はシリーズであったが、本作は原作一話から最終話までを全24話構成で製作したものとなる。主人公「ニケ」は勇者になるために、グルグルという魔法を使うヒロイン「ククリ」に出会い、二人は魔王ギリを倒す旅に出る。

Read Article

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年11月18日公開)は、士郎正宗原作のSF漫画『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を映画化したアニメーション作品。製作会社はProduction I.G 。 その革新的ともいえるアニメーション技術から映像面で評価が高い本作だが、キャラクターの巧みな台詞回しもその人気の一因だ。当記事では、ファンの間で特に知られている名言・名セリフを紹介する。

Read Article

ボールルームへようこそ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

ボールルームへようこそ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

「ボールルームへようこそ」とは、「竹内友」による漫画作品。2011年より「月刊少年マガジン」にて連載を開始し、2017年夏に「Production I.G」製作でアニメ化。なんの取り柄もなく日常をただ過ごしていた気弱な少年「富士田多々良」は、ある日偶然にも社交ダンスに出会う。プロダンサーの仙石や同年代のダンサー兵藤・雫達に影響され、多々良は社交ダンスに没頭していく。

Read Article

テニスの王子様(テニプリ)のネタバレ解説・考察まとめ

テニスの王子様(テニプリ)のネタバレ解説・考察まとめ

許斐剛によって1999年から2008年まで週刊少年ジャンプにて連載された漫画及びアニメ、映画、ゲーム作品。ミュージカル化もされている。さらに2009年から第2シリーズとして『新テニスの王子様』としてジャンプスクエアにて連載再開された。中学校の部活動テニスを題材にした作品。テニスの名門校に入学した越前リョーマはテニス部に入部し様々なタイプの選手と対戦しながら団体戦での全国大会優勝を目指す。

Read Article

翠星のガルガンティア(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

翠星のガルガンティア(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

Production I.G制作、オケアノス原作の日本のアニメ作品。2013年4月~6月まで放送された。 はるかなる未来、宇宙生命体ヒディアーズと戦う兵士レドが空間転移事故により、陸地のほとんどを海中に没した地球に跳ばされた。その地球にてガルガンティアという巨大な船団で生活することになる。兵士以外の生き方に触れ、ヒディアーズの真実を知り苦悩しながらもやがて成長してゆく物語。

Read Article

攻殻機動隊ARISE(アライズ)のネタバレ解説・考察まとめ

攻殻機動隊ARISE(アライズ)のネタバレ解説・考察まとめ

攻殻機動隊ARISE(Ghost in the Shell: Arise)とは、Production I.Gが制作を務める、士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」を原作としたアニメ作品である。本作は主人公の草薙素子が公安9課を結成する前の物語に焦点が当てられており、バトーやトグサら9課の仲間たちがどのような形で素子と出会い、彼女と行動するようになったかが描かれているのが特徴となっている。

Read Article

ギルティクラウン(GUILTY CROWN)のネタバレ解説・考察まとめ

ギルティクラウン(GUILTY CROWN)のネタバレ解説・考察まとめ

『ギルティクラウン』とは、制作会社プロダクションI.Gが手掛けたオリジナルアニメであり、フジテレビ系列「ノイタミナ」枠にて2クールアニメとして放送された。 物語前半は突如発生した未知のウイルス"アポカリプスウイルス"が蔓延した10年後の日本を舞台にした作品であり、主人公である桜満集がレジスタンスグループの一員として「王の能力」と共に世界と戦い、物語後半はアポカリプスウイルスの第二次パンデミック発生後からアポカリプスウイルスの消滅まで桜満集が「王の能力」と共に世界を救う構成となっている。

Read Article

ジョーカー・ゲーム(ジョカゲ・Joker Game)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョーカー・ゲーム(ジョカゲ・Joker Game)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョーカー・ゲーム』とは、柳広司による日本の短編ミステリー・スパイ小説および、それを原作とした漫画、アニメ作品である。「D機関シリーズ」と呼ばれている。2016年4月から6月までAT-X、TOKYO MX他にて放送された。第二次世界大戦前の帝国陸軍内に結城中佐によって、スパイ養成部門「D機関」が秘密裏に設立される。そのD機関員たちが世界で暗躍する全12話のストーリーである。

Read Article

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

Read Article

攻殻機動隊ARISE、攻殻機動隊 新劇場版(黄瀬・冲方版攻殻機動隊)のネタバレ解説・考察まとめ

攻殻機動隊ARISE、攻殻機動隊 新劇場版(黄瀬・冲方版攻殻機動隊)のネタバレ解説・考察まとめ

『攻殻機動隊ARISE』は2013年6月に公開された劇場用アニメ。公安9課結束以前の物語で、正体不明のハッカー・ファイアスターターを巡る事件を追う。『攻殻機動隊 新劇場版』は『攻殻機動隊ARISE』の続編で2015年6月全国公開。ファイアスターターと草薙素子の出生の秘密が繋がっていくストーリー。 黄瀬和哉総監督・冲方丁脚本版『攻殻機動隊』シリーズ。

Read Article

テレビでは放送されなかったツバサ・クロニクルの物語

テレビでは放送されなかったツバサ・クロニクルの物語

かつてNHK教育放送で夕方の時間に放送されていたCLAMP原作の「ツバサ・クロニクル」。 しかし、結局多くの謎が解決されないまま、テレビアニメの放送が終了した。 原作漫画は28巻もあり、テレビで放送された部分はその半分にも満たない。 テレビで放送されなかった部分は、DVD化、あるいはネット配信となっている。 そんなツバサ・クロニクルの後半部分についての解説。

Read Article

戦国BASARA(アニメ・ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

戦国BASARA(アニメ・ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

「戦国BASARA」とはカプコンから発売されている人気アクションゲーム、及びゲームを原作にしたアニメーション作品。第一期、二期、劇場版をProduction I.Gが製作し、三期をテレコム・アニメーションフィルムが製作した。若い女性達の間で起こった戦国武将ブームの火付け役でもあり、漫画・アニメ・ドラマ・舞台など様々な媒体で展開している。

Read Article

憂国のモリアーティ(憂モリ)のネタバレ解説・考察まとめ

憂国のモリアーティ(憂モリ)のネタバレ解説・考察まとめ

『憂国のモリアーティ』とはコナン・ドイル作の小説『シャーロックホームズシリーズ』を原案とし、構成を竹内良輔、作画を三好輝が担当するミステリー漫画である。2016年に月間漫画雑誌『ジャンプSQ.』で連載開始され、アニメ・小説・ミュージカル・舞台と多様なメディアミックスを行っている。 原案の小説では敵役として登場するジェームズ・モリアーティを主人公に据え、彼とその仲間たちによる腐敗した国を相手取った壮大な計画と名探偵ホームズとの緻密な頭脳戦が描かれていく。

Read Article

目次 - Contents