僕らはみんな河合荘(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『僕らはみんな河合荘』は宮原るりによるキングアワードで連載中の漫画、及び漫画を原作にしたブレイン・ベース製作のアニメである。下ネタ成分多めの日常ラブコメ作品。高校生になって1人暮らしをすることになった主人公・宇佐和成は、親の決めた下宿先「河合荘」へ住む事になる。河合荘には憧れの先輩・河合律を含め、個性豊か過ぎる変人達が住んでいたのだった。

CV:四宮豪

河合荘の住人で宇佐のルームメイト。ニックネームは「シロ」で、犬っぽく呼ばれたい。
ボサボサの頭や小汚い格好からよく不審者に間違われる。
昔は小説を書いていたらしいが現在は休業中。
人に喧嘩を売ったり、意見を強く通す事などは無く、人畜無害である。
自他共に認めるマゾヒストで、罵倒されたり殴られたりするのが好きで、罰ゲームや嫌がらせなどもご褒美となってしまう。
これらの事から河合荘の住人からは邪険に扱われ、シロ本人も喜んでいる。
厨二病の気もあるようで、誰も居ない真っ暗な部屋に向かって「出てこいよ」と言う1人遊びを宇佐に目撃され赤面したり、意味無くキーボードのEnterを強く叩き「ビンゴ」と言うハッカーごっこなどしている。

一話冒頭、これから始めて河合荘へ行く宇佐の前で職質される。

しかし変態的でミステリアスな表面とは裏腹に、その場の空気や宇佐や律達の気持ちなどを察し、大人としての適切なアドバイスをするなど、人格者でもある。
宇佐が律を「一人ぼっちで心配」と言ったのに対し、最初に違和感を持っていたのはシロだった。
また宇佐の過剰な好意が律の重荷になり、律が宇佐にキツく言ってしまった時、へこむ律の話を聞くなどもしていた。
麻弓の事を気にしている事が多く、同窓会へ行き酔い潰れた麻弓を迎えに行ったり、麻弓を励ます事などが度々ある。
麻弓が宇佐のような一途な男に夢を見ていると指摘したのもシロであった。
住子とも仲が良く、2人ずつでペアを組むようなシーンや演出では住子とペアになる事が多い。
「チキンカツの好きなチキンカス」など、住子から罵倒されるのが好きでよく「こういう風に言って」とリクエストし、住子もシロの要望へ応えている。

錦野 麻弓(にしきの まゆみ)

CV:佐藤利奈

30歳手前のOLで河合荘の住人。
黙っていれば爆乳で眼鏡美人なのであるが、酒癖が悪く、性格も悪く、男運も悪い。
いつもいつも駄目な男に捕まり、浮気されてやけ酒をし、やさぐれている。
下ネタやセクハラなどのデリカシーがない発言を平気でし、宇佐を童貞とからかう。
また自分の容姿を理解しており、美貌と爆乳を利用し戯れに高校生の初心な男の子達を誑かそうとする。
宇佐と律のもどかしいやり取りを見てその初々しさにヤキモキし、2人の雰囲気が良くなると我慢できず下ネタを言って場を濁す。
しかし2人の関係を本当に壊したいわけではなく、バレンタインの時には本当に邪魔をしてしまい麻弓本人もへこんだ。
茶々を入れつつも宇佐と律を応援している側で、特に宇佐には「一途でブレない男」の夢を見ているところがある。
それゆえにか、一途に麻弓へ好意を抱いてる(と思われる)宇佐に似た後輩に満更でもない。
彩花とはお互いに天敵の間柄で、事あるごとに足を引っ張り合う。
しかし同時に悪友でもあり、一緒に合コンへ行ったり、若い男の子を見ると2人で色仕掛けをするなど息が合う描写もある。

やけ酒をして居た所を宇佐に発見される(宇佐と麻弓の初対面シーン)

河合荘の中の困ったちゃんであるが、ムードメーカーでもあり何だかんだと皆に世話を焼かれている。
姉御肌な所もあり、誰かが本当にヘコんでいる時や困っている時などには手を貸している。
本作の中で出てくる下ネタは殆ど麻弓によるもの。

渡辺 彩花(わたなべ さやか)

CV:金元寿子

女子大生の河合荘の住人。
可愛らしい見た目は猫を被った姿で、中身は腹黒く小悪魔的。「サークルクラッシャー」である。
彩花を追って来た男が河合荘へ来た際には、タイミングよく現れた宇佐を利用し、宇佐に片想いしているかのように接して修羅場を作った。
宇佐と律の関係でも遊ぼうとして、住子に怒られた。
幼馴染の美晴曰く、昔は女性ともお付き合いしていたためバイセクシャルでもあるとのこと。
物凄い化粧技術を持っており、化粧を落とすと別人のようになるらしく、彩花の素顔を見てしまった宇佐は震え上がった。
この高レベルの化粧を他人へ施す事もでき、林からは「弟子にしてください」と言われた。
元ヤンであり、取り乱した時などにその面影が見える。
美晴とは腐女子友達で、彩花の昔の姿を知っているため美晴から河合荘の住人へ暴露されることを恐れ、美晴が河合荘へ来ることを警戒している。
しかし2人の友情は確かなもので、河合荘へ訪れた際にはメイクを施してあげたり部屋に泊めてあげたりした。
麻弓とはお互いに天敵の中であるが、彩花は麻弓をからかうのが好きで、毛嫌いしているわけではない。
また麻弓の脂肪を触るのが好きでよく抱きついている。

宇佐に「受けなの?」と聞く、腐女子彩花。

好き放題やっている彩花であるが、住子には頭は上がらず、唯一恐れている存在でもある。
大学を卒業したら地元へ帰るという約束の元東京へ来ているが、帰る気はなく、家業を継がせたい父親とは対立している。
ウサギが苦手。

河合 住子(かわい すみこ)

CV:小林沙苗

河合荘の管理人。律の親戚。
住人からは「住子さん」と呼ぶように言っている。
穏やかで優しい性格であるが、たまにニッコリした表情のまま毒を吐いたり、シロの要望に答えて罵倒したりする。

怒らせると、彩花が一瞬で青ざめるほど怖い。

麻弓や彩花が宇佐や律をからかう「おふざけ」が過ぎると本気で怒り、とても怖いらしい。
住人が落ち込んでいると夕飯に好物を作ってくれる、皆のお婆ちゃん又はお母さんのような存在である。
また、河合荘に落ちていたフリフリの可愛らしい下着が実は住子のもので赤面したり、シロにお姫様抱っこをされて喜ぶなど少女のように可愛らしい部分もある。

同作者の作品『恋愛ラボ』の主人公達が通う藤崎女子中学出身でもある。

書生カフェ

「書生カフェ」とは、和風カフェ「川華路」の離れにある、「書生がスタッフ」というコンセプトカフェ。
個性的なスタッフが揃っている。
女性客が多く、イベントなどもして盛況な様子。

篠原タエ(しのはら たえ)

CV:甲斐田ゆき

住子の友人。
和食レストラン「金華庵」和風カフェ「川華路」の経営者。
変ショリな宇佐を気にっており、宇佐がバイトを辞めた後も何かと復帰を頼みに来る。

住子と同じく藤女のOB。

北条(ほうじょう)

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@honjou_mamic6

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