カミナ(天元突破グレンラガン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『天元突破グレンラガン』で主人公シモンの兄貴分、仲間のために死んだ男の中の男であるカミナ。全てを根性論で片付けてしまうのだが、大きなカリスマ性を持ち、「大グレン団」を作った漢。
そのカミナの胸が熱くなる名言・セリフをまとめました。

「シモン!熱くなるのはいい。だが、焦るな。ケンカに勝つには熱いハートとクールな頭脳だ!」

戦闘中に熱くなり過ぎたシモンに、カミナは「シモン!熱くなるのはいい。だが、焦るな。ケンカに勝つには熱いハートとクールな頭脳だ!」との言葉をかける。考え無しの熱血漢なカミナだが、それ一辺倒の男ではないことが分かる。

ヴィラル「カミナ!貴様、はかったな!」 カミナ「あぁ!はかったよ!俺達の運と、男の度量をな!」

ライバルと目すヴィラルたちに罠を仕掛け、罵声を浴びた途端にカミナは「あぁ!はかったよ!俺達の運と、男の度量をな!」と言葉を返す。時に熱く、時に真っ直ぐに、時に言い訳しながら目的に向かって突き進むのがカミナ流である。

「余計なことなんか考えねぇで、自分が“こう”と思ったことをしてみろよ!気持ち良いもんだぜ!」

アダイ村で地下に籠って陰気に暮らす人々を見たカミナは、「戦う力があるのに、どうして怯えて生きるのか」と憤慨し、「余計なことなんか考えねぇで、自分が“こう”と思ったことをしてみろよ!気持ち良いもんだぜ!」との言葉を彼らに告げる。カミナ自身がそう生きているだけに、強い説得力を感じる。

「俺にはさっぱりわからねぇ…。頭でどんなにわかっても、身体で納得できぬこと。体が勝手に動いても、頭で思う別のこと。どうにもこうにもそれだけは!」

「俺にはさっぱりわからねぇ…頭でどんなにわかっても、身体で納得できぬこと。体が勝手に動いても、頭で思う別のこと。どうにもこうにもそれだけは!」とは、カミナが次回予告の中で発したセリフである。カミナらしい歯切れの良い文句が並んでおり、ファンの中でも人気が高い。

「“もし”とか“たら”とか“れば”とか、そんな想いに惑わされんな!自分が選んだ1つのことが、おまえの宇宙の真実だ」

多次元宇宙迷宮に囚われたシモンの前に現れたカミナは、「“もし”とか“たら”とか“れば”とか、そんな想いに惑わされんな!自分が選んだ1つのことが、おまえの宇宙の真実だ」と言って、シモン自身が選んできた道を真っ直ぐ歩むよう彼に告げる。序盤で命を落としながら、最初から最後までその魅力で物語を支えたカミナの“兄貴分”としての魅力が詰まっている。

カミナ「おちおち寝てもいらんねえか」

チミルフによって致命傷を負い、乗っていたガンメンごと地に伏すカミナ。リーダーが倒されたことを知った大グレン団の面々は混乱し、ここぞとばかり攻めかかる獣人たちの前に全滅の危機に陥る。
しかし肉体的には死んだはずのカミナは、シモンたちがピンチであることを知ると「おちおち寝てもいらんねえか」といって気合いと根性でむりやり体を動かし、再び戦線に復帰。「カミナが無事だった」と喜ぶシモンたちと協力してチミルフを撃破し、獣人との局地戦に勝利する。

カミナの兄貴分としての強い責任感と、仲間のために一時ながら死をも覆すすさまじい精神力が込められている。

「歯ぁ食いしばれ!!」

「自分のせいでカミナが死んだ」と衝撃を受け、戦闘を放棄してしまうシモン。そんな彼の下に、力尽きたはずの体をむりやり動かして駆け付けたカミナがまず第一にしたことは、「歯ぁ食いしばれ!」と告げて思い切りブン殴ることだった。カミナらしい直情的で清々しい気遣いが感じられる。

「お前が迷ったら、俺が必ず、殴りに来る。だから安心しろ!お前のそばには俺がいる!お前を信じろ!俺が信じるお前を信じろ!」

チミルフ戦で、シモンを殴りつけた直後に彼に告げたセリフ。「お前が迷ったら、俺が必ず、殴りに来る。だから安心しろ!お前のそばには俺がいる!お前を信じろ!俺が信じるお前を信じろ!」というこの言葉は、長い時を経て物語終盤に真実だったことが明らかとなった。

「いい月だなぁ。俺はあれが見れただけでも、地上に出てきて良かったと思ってるよ」

チミルフとの決戦前夜、夜空を見上げながらカミナは「いい月だなぁ。俺はあれが見れただけでも、地上に出てきて良かったと思ってるよ」との言葉を漏らす。バカでマヌケで勢い任せでスケベで食い意地が張っていていつも喧しいカミナの口から飛び出した“美しいものを愛でる言葉”は、それだけに強い印象がある。

「無茶で無謀と笑われようと 意地が支えのケンカ道 壁があったら殴って壊す 道がなければ この手で作る!おれを!おれたちを誰だと思っていやがる!」

シモンたちがピンチだと知ったカミナは、致命傷を負ってすでに力尽きた身をむりやりに動かして、彼らの下に駆け付ける。「無茶で無謀と笑われようと意地が支えの喧嘩道!!壁があったら殴って壊す!道がなければ、この手でつくる!」とは、彼がシモンのラガンとの最後の合体の際に発した、まさに命懸けの見栄である。

「忘れたのか!おれの無茶に中身をくれたのはお前なんだ、おれの“進め”に中身をくれたのはお前なんだ!」

カミナがシモンに絶対的な信頼を寄せているのは、いつも自分の無茶についてきて、最後には一緒にそれを実現させてくれるからである。「忘れたのか!おれの無茶に中身をくれたのはお前なんだ、おれの“進め”に中身をくれたのはお前なんだ!」という言葉には、そんなカミナの心情が溢れている。

「逃げてちゃあ!何も掴めねんだよ!」

無謀と言われても戦い続けるカミナは、周囲に逃げるよう勧められてもなお「逃げてちゃあ!何も掴めねんだよ!」との言葉を口にする。カミナの勇猛な気質がよく表れている。

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@shuichi

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