櫻子さんの足下には死体が埋まっている（ラノベ・漫画・アニメ・ドラマ）のネタバレ解説・考察まとめ
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』とは、2013年から2021年にかけて出版された太田紫織によるミステリー小説（ライトノベル）を原案としたアニメ、ドラマ、漫画作品である。もともとはWEB小説であったが2013年に文庫化、次いで2015年にアニメ化、2017年にはドラマ化までされた人気シリーズ。本作は北海道旭川市に住む高校生・舘脇正太郎と骨を愛する美しい標本士・九条櫻子が様々な事件を解決していく物語。一見繋がりのない事件たちだが、それには裏で糸を引く男の存在があった。
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の概要
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』とは、2013年から2021年にかけて出版された全17巻の太田紫織によるミステリー小説（ライトノベル）を原案としたアニメ、ドラマ、漫画作品である。
もともとは2012年に書籍投稿コミュニティ『E★エブリスタ』に掲載された WEB小説であったが、同年に『E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門』（角川書店）優秀賞を受賞し、2013年2月23日から2021年3月24日にかけて角川文庫にて文庫化される。2013年に WEBサイト『新刊JP』にて配信されているインターネットラジオ『新刊ラジオ』内でラジオドラマとして放送されたのち、2015年10月から12月にかけて加藤誠が監督を務める全12話のテレビアニメ、次いで2017年4月には観月ありさ、藤ヶ谷太輔（Kis-My-Ft2） 主演を務める全10話の実写ドラマが放送された。
また、『ヤングエース』（KADOKAWA）では2015年8月号から2017年12月号にかけて水口十作画による漫画版が連載され、『少年エース』においては2017年5月号から9月号にかけて全4巻のコミカライズが綾峰けうによる作画で連載された。2019年にはシリーズ累計発行部数が150万部を突破した人気シリーズである。
北海道旭川市に住む高校生・舘脇正太郎は、由緒正しい家系の美しい標本士・九条櫻子に出会ったことによって様々な事件に巻き込まれていく。次第に、一見繋がりのないように思えた事件たちがつながり、櫻子の叔父・設楽が追っていたある男にたどり着くのだった。
なお本作は、小説・アニメ・ドラマごとに内容や登場人物が異なる。そのため本記事ではアニメ版を軸にあらすじ・ストーリーを紹介していく。アニメ版は原作となる小説の第6巻『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密』の中の1話『土を掘る女性（ひと）』までの内容を掻い摘んだものとなっている。
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』のあらすじ・ストーリー
高校生と標本士
北海道の旭川で暮らす高校一年生の舘脇正太郎（たてわきしょうたろう）は、通学途中クラスメイトの今井陽斗（いまいはると）と共に猫の死骸を発見する。皆が通り過ぎる中、正太郎が冷静に「段ボールと新聞紙、ビニール袋貰ってきてくれませんか」と呼びかけると、隣のクラスの鴻上百合子（こうがみゆりこ）が応じてくれた。その後正太郎の担任で生物教師の磯崎斎（いそざきいつき）と共に、三人は猫の死骸を学校の桜の下に埋めて弔う。正太郎が猫の死骸に対して冷静に対応していたのは、名家の令嬢である九条櫻子（くじょうさくらこ）の影響だった。
大きな屋敷に「ばあや」である沢梅（さわうめ）と二人暮らしをしている櫻子は、幼いころから骨の魅力に魅せられ、動物の死骸から骨を取り出す標本士である。櫻子は生きている人間とのかかわりには興味が持てなかったが、とある出来事をきっかけに正太郎と出会い、度々正太郎を骨探しに付き合わせていたのだった。
ある日動物の死骸探しに付き合わされた正太郎は、海辺での探索中に人間の頭蓋骨を発見する。櫻子は法医学者の叔父設楽（したら）の知識をもとに「他殺が濃厚だ」と推理するが、「蝶形骨」という非常に脆い骨がそのまま残っていることにいたく感激して、コレクションしようとしていた。正太郎は櫻子の隙を見て警察に連絡する。現れた警察官の山路輝彦（やまじてるひこ）は事件性がある以上骨は渡せないと警告した。対して櫻子は「この骨は100年以上前のものだ」と断定する。ひとまずパトカーに乗せられ、警察署で詳しい話を聞くこととなった。
署へ向かう途中、近隣で男女の心中死体が見つかったという連絡が入る。櫻子がなぜ心中だと断定したのか理由を聞くと、山路は「お互いの手を結び合った状態を見れば一目瞭然ですよ」と返した。
ちょうど近くを通りかかったため様子を見に行くと、櫻子は勝手に遺体の観察を始め、「これは殺人事件ですよ」と断定する。勝手な行動に腹を立てた現場の警察官だったが、正太郎が「櫻子さんは法医学者である設楽さんの姪なんです」と説明すると、設楽に恩があった山路がこの場を預かることを申し出た。
山路は櫻子に他殺だと断定した理由を尋ねる。櫻子は遺体が結ばれていた手首が利き手とは逆だった点や、紐の結び目が逆になっていること、そして抵抗した後がみられないことなどを次々挙げていった。以上の点から「二人は別の場所で殺され、無理心中に見せかけて運ばれた」と断定する。短時間の間にこれだけ見抜いた櫻子に対し、山路は驚きを隠せなかった。
迷子の少女・いいちゃん
いいちゃんを保護する。
別の日の深夜3時、コンビニへ出かけた正太郎は幼い女の子が一人でいるのを見て不審に思い交番へと連れて行った。しかし交番に勤務していた警官の内海洋貴（うつみひろき）が事情を聞いても女の子の話は要領を得ず、とりあえず手掛かりを得るために女の子「いいちゃん」が背負っていたリュックを確認してみると、手形のような血痕を発見する。非常識な時間であるとはわかっていたが、正太郎は「いーちゃん」と内海を櫻子の元へ案内した。
櫻子は不機嫌そうにしていたが、女の子がいるのに気が付くとひとまず家の中で話を聞くことにする。
血痕を見た櫻子は「若い女性のものだから母親のものかもしれない」と推測し、いいちゃんを半袖に着替えさせる。そして左腕の骨折を見つけた櫻子は、内海にいいちゃんを診察した病院が無いか調べるよう指示した。
翌日、櫻子と正太郎のもとに「いいちゃんがかかったと思われる病院は見つかったが、書類に書かれた住所も名前の偽物だったそうだ」と内海から報告の電話が入る。手掛かりを失ってしまった二人の元に、百合子が声を掛けてきた。百合子と女の子は児童館ボランティアで顔を合わせたことがあり、女の子の名前が「富永ゆうか」だと教えてくれた。
櫻子たちは内海も呼び出し、百合子の協力のもといいちゃんの家にたどり着く。鍵はかかっておらず、家の中には異臭が漂っている。櫻子と正太郎が異臭のもとの部屋まで進む一方で、内海は百合子といいちゃんを「何があってもこの部屋から出ないように」と別室で待機させた。
母親の遺体を発見した櫻子は違和感を感じるが、部屋の中に哺乳瓶を見つけ、もう一人この部屋に赤ん坊がいることに気付く。櫻子が母親が倒れている床下収納の中だと推理したとおり、中からぐったりとした赤ん坊が発見された。
現場外で警察と救急に連絡していた内海は、明らかに精神異常を起こしている半裸の男に刺され、男はそのまま家に侵入する。正太郎は包丁を持った男に気付いたが、櫻子は赤ん坊の心臓マッサージを行っていたため身動きが取れずにいた。そこへ重傷を負いながらも突入してきた内海が男を取り押さえ、正太郎が男を抑え込む。しかし櫻子はその瞬間「いくな！そうたろう！」と叫んでいた。櫻子は無意識に、昔亡くなった弟と正太郎を重ね合わせていたのである。
男は駆け付けた警察によって連行されながらも「蝶々が無いとやばいんだよ…」と呟いていた。
百合子の祖母の遺体
ある時二人で出かけていた櫻子と正太郎は、白骨化した女性の死体を発見する。通報を受けて駆けつけた山路に後を託した正太郎だったが、櫻子は瞬時に観察した死体の状況を事細かに話したことから怪しまれ、警察に連行されてしまった。
後日櫻子の屋敷を尋ねた正太郎は、櫻子の部屋で幼い男の子の写真を見つける。その子こそ櫻子が思わず口走っていた死んだ弟、そうたろうだった。
夏休み前のホームルームを終えた正太郎の元に、隣のクラスの百合子が「相談に乗ってほしい」と訪れてくる。場所を喫茶店に移すと、百合子は先日見つけた遺体が祖母の者であり、そのお礼がしたいのだと明かした。
百合子の家にやって来た正太郎と櫻子は、部屋の中に一枚の馬の絵が飾られているのを発見する。「いい絵だな」と呟いた櫻子の言葉に、百合子は「その絵は祖父が書いたものだったけど、認知症で言葉が分からなくなってしまった」と返した。祖母の死因は長年祖父を介護してきた末の自殺だと認定されていたが、櫻子は遺体の状況から事故だと断言する。祖父が描いた馬の絵の背景にあった崖に登るよう櫻子に言われた正太郎と百合子は、崖からの美しい景色に思わず感激した。そんな二人に櫻子は、「この美しい景色を見てまた頑張ろうと思ったのだろうな」と慰めたのである。真相がわかった百合子は嬉しそうに笑顔を見せていた。
呪われた男
その後二人は、警察官である内海に呼び出され、内海の友人・藤岡毅（ふじおかたけし）の家を尋ねる。藤岡が「自分はもうすぐ死ぬんだ！」と騒いでいるとのことだった。その家ではヘクターという犬が飼われていたが、ヘクターが懐いた人物はすぐに死ぬという噂があり、藤岡が突然懐かれたのである。さらに藤岡の家に飾られている古い絵に遺体を好むクロヒカゲという蝶が描かれており、それもまた呪いなのだという。この絵は花房という男が描いたものだった。
藤岡が調べたところ一族の男は確かに短命であったが、櫻子は絵を観察し原因を見抜く。実はその絵画に使われていた絵の具の成分にヒ素が使われており、ヒ素中毒を起こしていたのだった。
真相がわかってホッとする一同だったが、一服すると言って外に出た藤岡は自殺を図る。呪いによって追いつめられていた藤岡だったが、妻が身ごもって何とか生活を建て直そうとしたところ、投資していた株がが大暴落してしまったのだった。家族に保険金を残すため事故を装った藤岡だったが、櫻子に見抜かれた上内海に説教され、足に障害が残った者の藤岡は新しく人生をやり直すことができた。そして櫻子に懐いていたヘクターはそのまま櫻子に飼われることとなった。
準備室の骨
正太郎の学校の文化祭に行くことになった櫻子。パンケーキをほおばって満足そうだったが、正太郎が買い出しに行った隙に櫻子は姿を消していた。櫻子の性格から居場所を推理した正太郎が理科室へ向かうと、案の定櫻子がおり、棚に収納された標本を眺めていた。櫻子に理科室から出るよう説得する正太郎は、壁に貼られた骨の名称のポスターを見る。「尺骨(ulna)」と言う文字をどこかで見たことがあると記憶を辿っていると、「こら。ドアに立ち入り禁止って書いてあったと思うけど?」と言いながら磯崎がやってきた。
理科室の片隅でほこりをかぶる標本を見た櫻子は、「このままでは骨が哀れだ。この標本と標本を作った者に対する冒涜だぞ！」と磯崎に激怒した。正太郎が磯崎と話していると、「見たまえ」と櫻子はいじっていたウサギの標本を見せる。植物を専門とする生物教師の磯崎はそれを見て、櫻子の言う通り標本の扱いが粗末だったと謝罪した。
磯崎はそんな櫻子にある依頼をする。標本はだいぶ前にこの学校に勤めていた教師・佐々木篤郎（ささきあつろう）が作ったものらしいが、その教師が在校中に亡くなったため長らく放置されていた。そのため準備室の整理を手伝って欲しい、というのが磯崎の頼みである。
正太郎と櫻子は犬の骨を整理しているところ、ペットに対する些細な意見な食い違いから仲違いしてしまう。櫻子から離れて磯崎と作業をしていたところ、妙に思い木箱が見つかり、中身を確認するとそれは人骨だった。
翌日大騒ぎになってしまった人骨の件は、調査を進めた所持ち主が無事発見され手元に戻すことができた。しかし正太郎は、「ペットはただの愛玩動物」と発言していたことがまだ気にかかっていた。そして作業中にはあったはずの猫の骨が無くなっていることに気がつく。
後日理科室で骨のポスターに書かれた橈骨（radius）と言う文字を見て何か閃いた様子の正太郎は、学校から帰る途中で櫻子の屋敷に寄った。ポスターを見て猫の骨を盗んだのは櫻子だと確信した正太郎は、なぜ櫻子が骨を盗んだのか自分なりの推理を話す。
アルナ（尺骨）は二の腕から手首までの間に二股に分かれた骨の一方で、もう一方はレイディアス（橈骨）である。櫻子はかつてアルナという猫のほかに対を成すもう1匹がいて、櫻子が盗んだ骨こそがその猫・レイディアスの骨だと正太郎は話した。それから正太郎は、櫻子が理科室の場所や佐々木の存在を知っているような口ぶりだったことから、自分の在学する高校の卒業生なのではないかと考えた。
「少年にしては上出来だ」と拍手する櫻子は、標本を作る技術は佐々木から学んだものだと明かし、盗んだレイディアスの骨を正太郎に見せた。櫻子は発見当時状態が良くなかったレイディアスの骨を修繕したのち、学校へ返還しようと考えていた。しかし正太郎とペットの骨の話をしたときにいつも仲良く寄り添っていたアルナとレイディアスを思い出し、2匹の骨を自分の手元に置いておきたいと思ってしまったのだ。「本当にくだらない、感情的で愚かな人間と同じじゃないか」と自分のしたことを振り返る櫻子。何者かに毒を盛られ命を落としたというアルナとレイディアスの話を聞いた正太郎は、レイディアスの骨は返さなくていいと磯崎から許可をもらったことを伝える。まだばらばらのレイディアスの骨を見た正太郎が「いつまでも閉じ込めておかないで組み立てましょう！」と言うと櫻子は意気揚々と作業に取り掛かるのだった。
突然の別れ
その後二人は磯崎のクラスの女子生徒・一重（ひとえ）・二葉（ふたば）・三奈美（みなみ）が行方不明になるという事件に関わる。三人は非常に仲が良く姉妹のようだったが、全員行方不明になってしまったのだった。
家族に事情を聞くうちそれぞれが家庭に不満を抱いた末の家出だと判明し、磯崎と正太郎、櫻子は女子生徒が潜んでいるであろう場所に赴く。
そこに隠れ住んでいた三奈美に事情を尋ねたところ、親からの束縛や問題を逃れて自由に暮らしていたが、そのうち二葉が「幸せなままで一緒に死のう」と言い出したのだった。三奈美は止めたが一重はは冗談だと思い賛成してしまう。冗談だと思った三奈美はいったん逃げ出して戻ってみると、二葉は実際に首を括って死んでいた。
二人は遺体を埋めることにしたが、その場に残っていた一重は手を怪我してしまった為、三奈美が一人で遺体を埋める。そして残った二人は花房という男に絵のモデルにならないかと誘われ、それが原因で揉めていた。
証言をもとに掘り起こした白骨死体を観察する櫻子は、蝶形骨だけ抜き取られていることに気付く。そして蝶形骨を持ち去った犯人こそ、自分が長年追いかけてきた男「スフィーノイダ」＝花房だと確信した。櫻子は花房がどんな男なのか聞こうとしたが、花房に傾倒する三奈美は激高して後ろから櫻子を刺し殺そうとする。正太郎は身を挺して櫻子を庇い、瀕死の重傷を負ってしまうのだった。
一命をとりとめた正太郎だったが、櫻子は正太郎を危険に巻き込んでしまった責任を感じて正太郎の前から姿を消す。いつもは花房の危険から正太郎を護るため「少年」としか呼ばない櫻子だったが、去り際涙を流しながら「さよなら、正太郎」と呟いていた。
櫻子と正太郎の出会い
突然の別れに涙を流して呆然とする正太郎だったが、ふと櫻子と出会ったときのことを思い出す。
2年前古くから正太郎の家の隣に住んでいた谷内ハツ江というおばあさんが老人ホームからいなくなり、正太郎が行方を捜していた。神社へ行ってみた正太郎はハツ江を見つけるが、その隣になぜか立っていたのが櫻子だったのである。
「そこで偶然会っただけだが、返そうにも本人が認知症で場所がわからない」という櫻子からハツ江を引き取った正太郎だったが、数日後またもやハツ江が行方不明になってしまう。
櫻子に話を聞きに行くと、櫻子は大方の事情を察し神社へ向かう。そこには櫻子の予想通りハツ江が倒れていた。
正太郎がなぜハツ江の居場所が分かったのか尋ねると、ハツ江が桜の木の下を掘り返そうとしている姿を何度も見ていたという。そこで正太郎を連れて再び神社を訪れた櫻子が掘り返してみると、ハツ江の父親の遺体が発見されたのである。
認知症のハツ江は昔はずみで殺してしまった父親に謝りたくて、無意識のうちに神社へ通い掘り返すという行動を繰り返していた。父親はきちんと供養されたことを伝えるとハツ江は涙を流す。
我に帰った正太郎は、櫻子と初めて出会った神社に赴くと、そこで櫻子を見つける。正太郎を危険から遠ざけたい櫻子は突っぱねるが、正太郎は櫻子を正面から見据え「櫻子さんと一緒に居たいです」と優しく告げた。「君の骨なんか見たくない」と拒絶する櫻子だったが、正太郎は「あなたが僕を守ってください」と譲らない。とうとう櫻子は「私の負けだよ。わかった。私が君を護る」と折れ、正太郎の手にそっと触れると、優しく笑顔を見せたのだった。
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の登場人物・キャラクター
主要人物
九条 櫻子（演：観月ありさ／成宮しずく（幼少期）／大坂美優（高校時代））
CV：伊藤静／小清水亜美（ラジオドラマ版）
北海道旭川市に続く由緒正しき屋敷のお嬢様。幼少より骨を愛し、骨の知識はもちろんのことながら叔父の設楽より受け継いだ法医学の知識も豊富な標本士。様々な事件に遭遇し謎を解く櫻子だが、あまり首を突っ込みすぎると許嫁で警察の直江に叱られることもある。人付き合いをあまり好まないため携帯電話を持っていない。幼いころに弟のそうたろうを亡くしている。車を運転する際にヘビーメタルを大音量で流すことがあり、正太郎はいつも両手で耳をふさいでいる。
ドラマ版
骨を愛するドS気質のプロ標本士。並外れた推理力を持つお嬢様だが、男勝りで乱暴な性格。高校生の時に弟の祥太郎を亡くしており、その後母は病死、父は九条家と別に新しい家庭を持ち、愛猫のパテラも亡くしたことから、長い休みになると叔父の設楽眞理のもとを訪れていた。愛車はルノー・カングー。
館脇 正太郎（演： 藤ヶ谷太輔（Kis-My-Ft2））
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の概要
- 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』のあらすじ・ストーリー
- 高校生と標本士
- 迷子の少女・いいちゃん
- 百合子の祖母の遺体
- 呪われた男
- 準備室の骨
- 突然の別れ
- 櫻子と正太郎の出会い
- 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 九条 櫻子（演：観月ありさ／成宮しずく（幼少期）／大坂美優（高校時代））
- 館脇 正太郎（演： 藤ヶ谷太輔（Kis-My-Ft2））
- 沢 梅（演： 鷲尾真知子）
- 学校関係者と家族
- 磯崎 齋（演：上川隆也）
- 鴻上 百合子（演： 小林涼子）
- 鴻上 アサ （演：山口美也子）
- 百合子の祖父（演：志賀圭二郎）
- 今居 陽人（いまい はると）
- 警察
- 内海 洋貴（うつみ ひろき）
- 山路 輝彦（演：髙嶋政宏）
- 在原 直江（ありはら なおえ）
- その他
- 富永 柚胡香（演：吉澤梨里花）
- いいちゃんの母親（演：桜井ユキ）
- 内縁の夫（演： 増田修一朗）
- 藤岡 毅（演： 裵ジョンミョン）
- 藤岡 美幸（演：高嶋香帆）
- ヘクター
- 圓 一重（演：中村ゆりか）
- 一重の父親（演：永島和明）
- 一重の母（演：舟木幸）
- 西澤 二葉（演：三浦透子）
- 津々見 三奈美（演： 山谷花純）
- 三奈美の母（演：松沢有紗）
- 千代田 薔子（演：富田靖子／花田優里音（中学時代））
- 佐々木 篤郎（演： モロ師岡）
- 花房（演：窪寺昭）
- 設楽（演：柴俊夫）
- そうたろう（演：尾形颯太）
- 主要人物（ドラマオリジナル）
- 志倉 愛理（演：新川優愛）
- 八峰警察（ドラマオリジナル）
- 近藤 卓也（演： 細田善彦）
- 新井 隆太 （演： 田中聡元）
- 刑事課係長 （演： ヨシダ朝）
- 「自然の森博物館」職員（ドラマオリジナル）
- 谷上 和裕（演：近藤公園）
- 杉森 重男（演：渡辺憲吉）
- 第1話ゲスト（ドラマオリジナル）
- 藤木 達也（演：宇賀神亮介）
- 三島 多香子（演：原田佳奈）
- 三島 由岐（演：三倉茉奈）
- 第3話ゲスト（ドラマオリジナル）
- 入山 勇人（演：浦上晟周）
- 戸川 玲子（演：中村真知子）
- 岸谷 政美（演：黒坂真美）
- 弁当屋のスタッフ（演：長浜之人（キャン×キャン））
- 第4話ゲスト（ドラマオリジナル）
- 東藤 清治郎（演：佐々木勝彦）
- 東藤 君子（演：島かおり）
- 東藤 清哉（演：木川淳一）
- 晴美（演：三津谷葉子）
- 俊之（演：川久保拓司）
- 東藤 耕次（演：小久保寿人）
- 金沢（演：窪園純一）
- 第6話ゲスト（ドラマオリジナル）
- 水谷 留美（演：水城えま）
- 第7話ゲスト（ドラマオリジナル）
- 新谷 栄一（演：隈部洋平）
- 第8話ゲスト（ドラマオリジナル）
- 臼渕 沙月（演：櫻井淳子）
- 田口（演：八幡朋昭）
- 木田（演：岩谷健司）
- 日和の元先輩看護師（演：兎本有紀）
- 第9話、最終話ゲスト（ドラマオリジナル）
- 小山内 恵子（演：建部和美）
- 岡田（演：金時むすこ）
- 青葉 英世（演：林泰文）
- 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の用語
- クロヒカゲ
- 蝶形骨
- スフィーノイダ
- 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 櫻子「涙は血液から血小成分を抜いた液体だ。泣くと水分だけが失われ一時的に血液が濃くなる、体に悪い。」
- 藤岡「馬鹿だなぁ、藤岡！これは一生もんの貸しだぞ！お前はカラスの雛じゃねぇ、お前の巣はここにあるだろ！奥さんと赤ん坊と他に何が必要なんだよ！」
- 生死を選択する権利
- 愛情故に感情をさらけ出す櫻子
- 正太郎の祖母が望んでいたもの
- 櫻子のそばにいたいと願う正太郎
- 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 作中に登場する土地や施設のモデル
- 暑寒海浜キャンプ場
- セイコーマート
- 東光ラベンダー公園
- 山下整形外科クリニック
- 鍾乳洞グリーンパーク
- ティーハウス ライフ・ラプサン
- ウエスタンパワーズ
- 旭川駅北口
- 旭川明成高等学校
- 永山神社
- 平和通買物公園通り周辺
- 旭川医科大学病院
- 各話に登場する北海道グルメ
- 第1話・甘エビ
- 第2話・ビタミンカステラ
- 第3話・でんすけすいか
- 第3話・シフォンケーキ
- 第7話、第8話・かぼちゃモンブラン
- 第9話・ひよこプリン
- 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の主題歌・挿入歌
- アニメOP（オープニング）：TRUE『Dear answer』
- アニメED（エンディング）： TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND feat.大竹佑季『打ち寄せられた忘却の残響に』
- アニメ挿入歌： 歌 - 聖鬼Mk-II（ディアベル閣下 starring 冠徹弥 from THE冠）『DOKURO〜恍骨礼讃歌 第1章〜』
- ドラマOP（オープニング）：Kis-My-Ft2『PICK IT UP』
- ドラマED（エンディング）： BuZZ『LEAN ON ME』