The Kills(ザ・キルズ)の徹底解説まとめ
The Kills(ザ・キルズ)とは、Gt&Dr&Vo.ジェイミー・ヒンス(ホテル)、Vo&Gt.アリソン・モシャート(ヴィヴィ)により2000年に結成された男女のロックンロールデュオである。ガレージロック、ブルースロックに影響を受けた音楽スタイル、ローファイなギターサウンドとダブルボーカルが特徴。2002年にドミノ・レコーズから『Black Rooster EP』でデビューを果たす。世界中のロックファンだけでなく同業者からの評価も高い。
Cheap And Cheerful
2008年3月3日発売
1. Cheap And Cheerful
2. Kiss The Wrong Side
3rdアルバム「MidnightBoom」からのシングルカット。1曲目の「Cheap And Cheerful」ではいつものノイジーギターは影を潜めているが、ドラムマシンを使ったシンプルなリズムは健在だ。「Kiss The Wrong Side」では、アメリカのロックバンドであるThe Velvet Undergroundを彷彿とさせるノイジーでシンプルなギターロックを聴かせてくれる。
Last Day Of Magic
2008年6月18日発売
1. Last Day Of Magic
2. Superpowerless
アルバム『MidnightBoom』からのシングルカット。「Last Day Of Magic」は、ヴィヴィとホテルの唸るようなダブルボーカルをフィーチャーした作品だ。
Tape Song
2008年10月24日発売
1. Tape Song
2. London Hates You
3rdアルバム『MidnightBoom』からのシングルカット。「Tape Song」は、ヴィヴィの魅惑的なボーカルが特徴のロックンロールである。「London Hates You」はアルバム未収録曲だ。
Live Session EP (iTunes Exclusive)
2009年発売(iTunes限定)
1. Getting Down (Live)
2. Pull A U (Acoustic Version)(Live)
3. Kissy Kissy (Acoustic Version)(Live)
4. Crazy(Live)
5. Sour Cherry(Live)
ライブ音源が収録されている5曲入りEP。iTunes限定のダウンロード販売でリリースされた。
Black Balloon
2009年3月12日発売
1. Black Balloon
2. Weedkiller
3. Forty Four
3rdアルバム『Midnight Boom』から3枚目のシングルカット。アコースティック曲「Black Balloon」は、アメリカのテレビシリーズ『Good Wife』の劇中で使用された。その他には未発表曲である「Weedkiller」、アメリカのブルースマンRoosevelt Sykesのカバー「Forty Four」が収録されている。
Satellite
2011年4月12日発売
1. Satellite
2. Satellite (Mixed by Mad Professor & Joe Ariwa)
3. Satellite Dub (Mixed by Mad Professor & Joe Ariwa)
4thアルバム『Blood Pressures』から最初のシングルカットされた曲である。アルバムバージョンに加え、2つの異なるバージョンが収録されている。
Willow Weep For Me
2009年7月7日発売
1. Willow Weep For Me
ダウンロード販売のみで発売されたシングルで、アメリカのジャズバンドであるModern Jazz Quartetのカバー曲である。アコースティックギターの弾き語りで、ホテルとヴィヴィのデュエット曲だ。
Welcome to The Kills EP
2011年発売
1. U.R.A. Fever
2. Future Starts Slow
3. Love Is a Deserter
4. Baby Says
5. Kissy Kissy
6. The Last Goodbye
3rdアルバム『Midnight Boom』、4thアルバム『Blood Pressures』に収録の曲からセレクトされた、6曲入りEPである。Apple Musicで発売された。「U.R.A. Fever」、「Love Is a Deserter」などの人気曲が収録されている。「Kissy Kissy」以外の曲はシングルとしても発売されている。
目次 - Contents
- The Kills(ザ・キルズ)の概要
- The Kills(ザ・キルズ)の活動経歴
- The Kills結成〜1stアルバムリリース
- 2ndアルバム発表〜3rdアルバムがアメリカビルボードにチャートイン
- ホテルの怪我〜活動休止
- 結成10周年〜復活の5thアルバムリリース
- The Kills(ザ・キルズ)のメンバー
- ジェイミー・ヒンス(ホテル)
- アリソン・モシャート(ヴィヴィ)
- The Kills(ザ・キルズ)のディスコグラフィー
- シングル、EP
- Black Rooster EP
- Fuck The People
- Fried My Little Brains
- Pull A U
- The Good Ones
- Love Is a Deserter
- No Wow
- U.R.A. Fever
- Cheap And Cheerful
- Last Day Of Magic
- Tape Song
- Live Session EP (iTunes Exclusive)
- Black Balloon
- Satellite
- Willow Weep For Me
- Welcome to The Kills EP
- Future Starts Slow
- Baby Says
- The Last Goodbye
- Doing It To Death
- Echo Home Non-Electric EP
- List of Demands (Reparations)
- Cosmic Dancer
- アルバム
- Keep On Your Mean Side
- No Wow
- Midnight Boom
- Blood Pressures
- Live At Third Man Records
- Ash & Ice
- Live At Electric Lady Studios
- Little Bastards
- The Kills(ザ・キルズ)の代表曲
- Black Rooster(Fuck And Fight)
- Pull A U
- Black Balloon
- Future Starts Slow
- The Kills(ザ・キルズ)のミュージックビデオ(MV/PV)
- No Wow
- Love Is A Deserter
- List of Demands(Reparations)
- Siberian Nights
- Heart Of A Dog
- Doing It To Death
- The Kills(ザ・キルズ)の名言・発言
- ヴィヴィ「1stアルバムを作ったときのことを覚えてるけど、レコーディングに10日しかかからなかった」
- ホテル「アリソンを初めてライブで観た時はPatti Smithを観たような感じがしたよ」
- ホテル「距離感こそが長くバンドを続けるためのとっておきの秘密だよ」
- The Kills(ザ・キルズ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヴィヴィは左手に最初のコンサートの日付を入れ墨している
- バンドが始まった当初はヴィヴィはアメリカ、ホテルはイギリスでそれぞれ活動していた
- アルバム『Ash & Ice』制作のためにスタジオを作った