The Kills(ザ・キルズ)の徹底解説まとめ
The Kills(ザ・キルズ)とは、Gt&Dr&Vo.ジェイミー・ヒンス(ホテル)、Vo&Gt.アリソン・モシャート(ヴィヴィ)により2000年に結成された男女のロックンロールデュオである。ガレージロック、ブルースロックに影響を受けた音楽スタイル、ローファイなギターサウンドとダブルボーカルが特徴。2002年にドミノ・レコーズから『Black Rooster EP』でデビューを果たす。世界中のロックファンだけでなく同業者からの評価も高い。
Black Rooster EP
2002年5月28日発売
1. Cat Claw
2. Black Rooster(Fuck And Fight)
3. Wait
4. Dropout Boogie
5. Gum
The Killsの記念すべき1stEP。2002年3月にトゥーラグスタジオで録音された音源が中心で、低音質なガレージロック、ブルースが聴ける作品である。「Cat Claw」、「 Black Rooster (Fuck And Fight)」、「Wait」は8トラックでレコーディングされた。「DropoutBoogie」は2002年4月に行われたライブ音源を使用、「Gum」はバンドが所有していた音声レコーダーで録音したものだ。
Fuck The People
2003年2月10日発売
1. Fuck The People
デビューアルバム『Keep on Your Mean Side』に先駆けてリリースされたシングル作品である。ブルーススタイルのギターリフとヴィヴィの「Fuck The People!」と呼びかけるような歌声が特徴の曲だ。
Fried My Little Brains
2003年4月12日発売
1. Fried My Little Brains
2. Jewel Thief
3. Sugar Baby
デビューアルバム『Keep on Your Mean Side』からの2ndシングルである。「Fried My Little Brains」はヴィヴィとホテルがユニゾンで歌っている。UKシングルチャートで55位を記録した。
Pull A U
2003年10月18日発売
1. Pull A U
2. The Search For Cherry Red
デビューアルバム『Keep on Your Mean Side』からの3rdシングルである。「Pull A U」は、ヴィヴィとホテルのダブルボーカルが特徴の曲だ。
The Good Ones
2005年2月7日発売
1. The Good Ones
2. Baby's Eyes
2ndアルバム『No Wow』から最初にシングルカットされた作品である。「The Good Ones」は、ローファイな音質とキャッチーなフレーズが聴けるノリの良い曲だ。「Baby's Eyes」はスローテンポな楽曲と、気だるく歌うヴィヴィのボーカルがマッチしている曲である。
Love Is a Deserter
2005年5月29日発売
1. Love Is a Deserter
2. Magazine
2ndアルバム『No Wow』からのシングルカット。「Love Is a Deserter」は、淡々と歌われるダブルボーカルが特徴的な曲である。「Magazine」はアルバム未収録曲で、The Killsの中ではテンポの早い曲だ。
No Wow
2005年11月29日発売
1. No Wow
2. Half Of Us
2ndアルバム『No Wow』からのシングルカット。アルバムのタイトル曲「No Wow」は、飾りっ気無しのストレートな楽曲である。「Half Of Us」と共に、ヒリヒリとしたスタジオの空気が伝わってくる作品だ。
U.R.A. Fever
2008年1月7日発売
1. U.R.A. Fever
『U.R.A. Fever』は、3rdアルバム『Midnight Boom』のからのシングルカットされた曲である。スローテンポで暗い雰囲気の楽曲で、絡み合うように歌う2人のボーカルが印象に残る曲だ。
目次 - Contents
- The Kills(ザ・キルズ)の概要
- The Kills(ザ・キルズ)の活動経歴
- The Kills結成〜1stアルバムリリース
- 2ndアルバム発表〜3rdアルバムがアメリカビルボードにチャートイン
- ホテルの怪我〜活動休止
- 結成10周年〜復活の5thアルバムリリース
- The Kills(ザ・キルズ)のメンバー
- ジェイミー・ヒンス(ホテル)
- アリソン・モシャート(ヴィヴィ)
- The Kills(ザ・キルズ)のディスコグラフィー
- シングル、EP
- Black Rooster EP
- Fuck The People
- Fried My Little Brains
- Pull A U
- The Good Ones
- Love Is a Deserter
- No Wow
- U.R.A. Fever
- Cheap And Cheerful
- Last Day Of Magic
- Tape Song
- Live Session EP (iTunes Exclusive)
- Black Balloon
- Satellite
- Willow Weep For Me
- Welcome to The Kills EP
- Future Starts Slow
- Baby Says
- The Last Goodbye
- Doing It To Death
- Echo Home Non-Electric EP
- List of Demands (Reparations)
- Cosmic Dancer
- アルバム
- Keep On Your Mean Side
- No Wow
- Midnight Boom
- Blood Pressures
- Live At Third Man Records
- Ash & Ice
- Live At Electric Lady Studios
- Little Bastards
- The Kills(ザ・キルズ)の代表曲
- Black Rooster(Fuck And Fight)
- Pull A U
- Black Balloon
- Future Starts Slow
- The Kills(ザ・キルズ)のミュージックビデオ(MV/PV)
- No Wow
- Love Is A Deserter
- List of Demands(Reparations)
- Siberian Nights
- Heart Of A Dog
- Doing It To Death
- The Kills(ザ・キルズ)の名言・発言
- ヴィヴィ「1stアルバムを作ったときのことを覚えてるけど、レコーディングに10日しかかからなかった」
- ホテル「アリソンを初めてライブで観た時はPatti Smithを観たような感じがしたよ」
- ホテル「距離感こそが長くバンドを続けるためのとっておきの秘密だよ」
- The Kills(ザ・キルズ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヴィヴィは左手に最初のコンサートの日付を入れ墨している
- バンドが始まった当初はヴィヴィはアメリカ、ホテルはイギリスでそれぞれ活動していた
- アルバム『Ash & Ice』制作のためにスタジオを作った