トラウマ級の衝撃映画まとめ!ハッピーエンドでも2度と観たくない!?

「ハッピーエンドでも終わるけど2度と観たくない…」と思ってしまうような、トラウマ級の衝撃がある映画をまとめてみました。子供たちが大人を襲って全滅させる異色のホラー作品『ザ・チャイルド』や、殺人鬼が巨大なハサミを武器に人々を惨殺する『バーニング』などを紹介しています。映画の告知動画や鑑賞した人の感想なども掲載しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

▼『アレックス』

出典: www.amazon.co.jp

”かなり感覚にクル斬新な映画の手法は凄いが、アノ描写も含めて悲惨すぎる。”

「カルネ」「カノン」といった、常に衝撃的で物議を醸す作品を作り出すフランスの鬼才ギャスパー・ノエが監督、モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセル主演による2002年の作品。ひとことで言えば婚約者をレイプされた男と友人が復讐を果たすストーリーであるが、起承転結を逆にした時間を遡る形の展開が斬新かつ鮮烈。

やはり物議を醸した壮絶なレイプシーンの暴力描写は、もう一回観たいという気が起こらない。それはもちろん、不幸から幸福へと遡ったストーリーは、余計に喪失感を助長させ、人の神経を逆撫でする残酷すぎる作品。

映画 アレックス 予告編 (''Irreversible'' Japanese Trailer)

この作品から何を感じ取ればよかったのか…分かりません。何を意図してこの作品を作ったのか。それも分かりません。ただ、決して興味本位で観るべき作品ではないことは確かだと思います。

出典: blog.livedoor.jp

一番救いのない状況から始まって、ラストは彼女が幸福の絶頂にいるところで終わるのです。前半が悲惨であればあるほど、後半の幸せなシーンが胸に詰まる…。

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マルキュスにしてもピエールにしてもアレックスにしても誰かへの愛なんて感じられなかったから後味は更に苦い。一見の価値はあるけれど個人的には二度と観たいとは思いません。

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▼『何がジェーンに起ったか?』

”サスペンスの名作だが、ベティ・デイヴィスの渾身の演技が痛々しく...。”

ロバート・アルドリッチ監督、ベティ・デイヴィス、ジョーン・クロフォード主演による1960年の作品。古い屋敷に暮らすブランチとジェーンの姉妹。ジェーンは名子役スターとして一世を風靡したが、成長してからは仕事も無く、美貌のブランチの下で鬱屈した生活を送っていたのだった。ある日、ブランチが事故で半身の自由を失ってしまう。その日を境に、ジェーンの壮絶な虐めが始まる。

ラストの大逆転も見事な、サスペンス映画の逸品。ですが、ベティ・デイヴィスの狂気の演技は、痛々しくって見てられなかったり...。

『何がジェーンに起ったか?』予告編

老醜をこれでもかとさらけ出し、それを狂気的なレベルにまで持って行ったベティ・デイヴィスの鬼気迫る演技は、映画史に歴然と輝く名演だ。

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怖いです。“狂気迫る演技”ってのは、このことを言うんでしょうね。サスペンスというより、ホラーに近いかも…。ベティ・デイビスの顔(表情)は、正に“ホラー”ですよ!

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オープニングの壊れたベイビー・ジェーン人形も、やたらと印象的なので、長いことトラウマでした。

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▼『マタンゴ』

『マタンゴ』予告編

実はマタンゴは救いだったという皮肉。放射能に犯され死を待つばかりの人間に与えられた最後の贖罪がマタンゴだった。

出典: summaars.net

冗談ではなくかなり精神的にダメージの来る作品なんじゃないだろうか?人間不信以外にもマタンゴ観てからトラウマで「キノコが食べられなくなった」って話も良く聞く。

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この映画は恐い。本当に恐い。これを超えるホラー映画を私は知らない。マタンゴの恐さではない。恐いのは人間の心だ。

出典: www.j-kinema.com

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