もはや主役レベル!『デッドライジング』に登場するサイコパスまとめ

アクションゲーム『デッドライジング』に登場するサイコパスまとめ。ゾンビゲーでありながらホラーよりアクション要素がきわめて高いシリーズ作品ですが、中ボスである人間(サイコパス)のインパクトも強烈です。

かなりの大柄と、常にかけているサングラス、そして極度に汚い言葉遣いが特徴的な婦人警官です。

自身の肥満体型にコンプレックスを感じており、美しい女性を妬ましく思っていたようです。ゾンビ発生によって発狂したと同時にその鬱憤が爆発し、女性を目の敵にするサイコパスと化しました。
サディストの気質があるのか、紳士服店に立てこもり、若い女性を何人も監禁してスタンガンと警棒で拷問しています。

警棒・スタンガン・銃という警察官らしい武器を使用します。
もともとサディストだったのか、ゾンビ発生によってサディストとなったのかは不明。巨体に似合わぬスピードと、巨体に見合ったパワーを兼ね備えており、発狂前はそこそこ優秀な警官だったのではないかと思われます。

ロジャー・ホール、ジャック・ホール、トーマス・ホール(スナイパー家族)

スナイパーライフルで武装した狩人一家です。
エントランスプラザにおり、「自己防衛」という名目でゾンビや生存者を狙撃して“ハンティング”を楽しんでいます。囚人3人組と同じくこちらも3人同時に相手をしなければなりませんが、囚人達と違って3人バラバラに行動するので地味に苦戦させられます。

3人の中でトーマスだけは理性を保っているが、残念ながら救助は不可能です。兄と父に反論する度胸がなかったためにフランクを攻撃してしまうからかもしれませんが、できればトーマスだけは救出したいとおもった人も多いでしょう。

「銃での武装は当然の権利」など、アメリカの銃規制反対論者を思わせる言動が多いです。若干危ないネタのような気もしますね。

唯一正気を保っているトーマス。
勇気が無かったためにフランクを銃撃し、生存のチャンスを失ってしまった可哀想なキャラです。

ポール・カーソン(引きこもり体質の青年)

火炎瓶で武装した内向的な青年。
長髪・こけた頬・痩せている・色白・メガネ・メタルバンドのTシャツという、ステレオタイプでいかにもといったオタクの外見をしています。

アウトブレイクによって臆病な性格と常日頃から抱いているコンプレックスが爆発し、「全ての他人が自分を嘲笑している」という思い込みに囚われ、2人の女性を火炎瓶で襲おうとしていました。「襲おうとした」だけであり、登場時ではまだ人を殺害しておらず、人を殺める直前でフランクに発見されました。

火炎瓶と爆弾が武器で、体力は最弱だが移動スピードは異常に早いというキャラです。
倒すと火炎瓶による火が自分へ燃え移りますが、この時点では死んでおらず、消火器を使えば助けることも可能です。

救出後は火炎瓶を無限にくれるようになるので、投獄武器が継続的にほしいならぜひ助けるべきでしょう。

ショーン・キーナン(教祖)

カルト教団を率いる教祖です。
ゲームが進むとあらゆる所に緑の仮面と黄色いレインコートを着たキャラが登場しますが、あれらはすべて教団の信者です。

シネコン「Colby's Movieland」をアジトにし、「ゾンビ発生は終末の到来で、生存者を救済する」として捕まえた救済者を儀式の生贄にしています。

教唆術・洗脳術に長けているようで、カルト信者達は教団のために死ぬことを恐れなくなっています。ゾンビと違ってナイフ攻撃をしてくるほか、爆弾を抱えた自爆攻撃も仕掛けてくる厄介極まりない敵です。信者達も本来は正気の人間だったのでしょうが、感情がまったく無いようなキャラに変貌している辺り、教祖としての話術は確かなようです。
(なおショーンを倒すと「仲間が死を恐れず、積極的に攻撃するようになる」という効果のアイテムが手に入ります)

ショーン自身の戦闘能力も高く、長剣を武器とし、高威力の攻撃を繰り出してきます。剣が長いのでリーチも大きく、瞬時に距離を縮めるスピードの持ち主です。伊達に教団のトップをやっていませんね。

緑と黄色の信者達。

ラリー・チャン(肉屋)

地下の精肉所で働いている、ジョーのような巨体と首の後ろにある『肉』の刺青がトレードマークの肉屋です。
明るく人当たりのよい性格で、店長と同じく肉屋という仕事に誇りをもっており、高品質で美味しい肉を売ることを最優先しています。笑顔を絶やさずに接客するので、やはり発狂前は善人だったのでしょう。

しかしアウトブレイクによって発狂してからは、生存者を捕まえてはミンチ製造機へ放り込むという恐怖の肉屋と化しました。
作中の重要人物であるカリートも捕らえられており、もう少しでミンチにされるという所でした。

こんな状態でも肉屋の誇りは忘れておらず、フランクの事を「肉を買いにきたお客様」と思い全力で接客しました。肉へのこだわりもちゃんと持っており、「ゾンビの肉なんてお客様には出せないよ! やっぱり新鮮な肉じゃなきゃ!」というセリフを言う。仕事に対する姿勢は店長に通じるところがありますね。

こちらが敵対行動を取らない限り襲って来ないという変わったサイコパスです。フランクは”お客様”なので当たり前といえば当たり前ですが、ひとたび攻撃を加えると巨大な肉切り包丁やナイフで襲い掛かってきます。
距離が空くと人間一人分もある巨大な冷凍肉を投げつけてくる、とんでもない怪力の持ち主でもあります。

首の「肉」という刺青がトレードマーク。腕などのありがちな箇所ではなく首の後ろに彫っているのがポイントです。

ブロック・メイソン(特殊部隊の指揮官)

本作のラスボスです。
終盤に登場する特殊部隊の隊長であり、作中以前に発生したゾンビ事件の際も部隊を指揮していました。

性格はドライで、任務を忠実にこなす事を最優先する軍人らしい人間です。反面、残忍かつ好戦的で、任務の中での殺人も楽しんでいるかのような様子を見せます。フランクとイザベラをゾンビよりもしぶといと言い、対決を楽しむシーンもあるほど。
本来の意味での『サイコパス』に近いキャラと言えます。

マーシャルアーツの達人で、戦闘では武器を使わずに素手で格闘を仕掛けてきます。このときはフランクも武器を持っておらず、格闘のみで戦わなければなりません。さらに戦闘となる部隊は戦車の上であり、周りはゾンビに囲まれているため逃げ回ることも出来ません。低いレベルで格闘スキルを入手していないと強敵となります。

武器を全て失った状態で戦わなければなりません。
ここまでにレベルが上がっていないとかなり苦戦するでしょう。

最後に

デッドライジングはゾンビゲームにありながら、ゾンビはむしろ脇役です。本当の主役は個性豊かなサイコパス達だと言ってよいでしょう。
次回作『デッドライジング2』ではここで紹介したサイコパスの特徴を受け継いだ、新しいサイコパスたちも登場します。デッドライジングが人気なのも、これらサイコパスのキャラが立っていたからでしょうね。

【関連まとめ】

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@6bnarron

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