ようこそ、狂気の島へ！ 『ファークライ』シリーズ作品まとめ

ファークライとは？

ファークライは主に自然を舞台としたFPSです。建物や室内戦も当然ありますが、それ以上に自然のフィールドで戦うことが多いです。
ゲリラのような不意打ち・奇襲がポイントであり、相手に気づかれずに近づくことで一撃必殺の攻撃、『テイクダウン』を発動できます。ファークライの戦闘はこのテイクダウンを有効活用できるかどうかで決まります。もちろん正面から激しい銃撃戦を仕掛けることも可能です。

ファークライで使われている「CryENGINE」は、それまでのFPSで使用されていたエンジンよりもはるかに高性能です。
グラフィックが画面の奥まで描画されており、それでいて読み込みが遅くなったりしないというもの。そのエンジンが支えているため、ファークライはその世界観をしっかりと表現出来ているのです。

ファークライ

南国の架空の島を舞台としたサバイバルFPS。Crytek社の処女作。

『島に閉じ込められてしまった主人公が、島の秘密を解明し生きて島から脱出する』という、ファークライの基本といえるストーリーです。
ロード時間が極めて短く、洞窟内から広いところに出てもまったく処理落ちせず、遠くの木々や水平線も綺麗に描画されているという驚異的なグラフィックが話題となりました。
緊迫感のある戦闘システムとバラエティあふれる多くのサブクエストはプレイヤーを飽きさせません。海外のゲーマーからも高評価だったようです。

ファークライ2

アフリカの大地が舞台。
主人公は傭兵で、内戦の元凶となっている武器商人「ジャッカル」の暗殺を目的に、ジャッカルの罠とマラリアが蔓延する大地を駆け回ります。

本作は街やジャングルのほかに、サバンナや砂漠地帯といった新しいマップが登場します。
時間の経過によって朝から夜へ変化し、強風や雨が降るなど、時間・天候変化も細かく再現されています。

この世界で二大勢力から依頼される任務をこなしていくのがゲームの流れ。
もちろんサブクエストや戦闘など、あらゆる点で前作を上回るクオリティです。

ファークライ3

東南アジアに浮かぶ架空の孤島「ルークアイランド」が舞台。
この島に降り立った若者たちが重武装した海賊に捕らわれてしまいました。主人公は若者の中の1人であり、捕えられた仲間たちを救出し島から脱出を目指します。

島に住む原住民組織「ラクヤット」と協力しながら海賊と戦うすべを身に着けていきます。スキルを獲得するごとに力の証として刺青が増えていく感覚は、本当に自分が力強く成長しているかのような楽しさがあるでしょう。

ファークライ4

舞台はヒマラヤ山脈に囲まれた内陸国キラット。
一人でヒマヤラ山脈の奥へ旅立った主人公は、麻薬の生産国に作り変えられてしまったキラットを救うべく、強大な悪に立ち向かう。

本作は雪に覆われた山岳地帯で、チベット・ネパールをモデルにしています。
フィールドが山岳地帯となったため、新しいアクションが追加されました。垂直の岩壁を登るグラップルアクションや、山々を飛び越える小型ヘリコプターなども登場しました。