ET-KINGのTENN自殺の原因…

「ET―KING」のTENNさんが25日午前、大阪市天王寺区の自宅マンション駐車場の車内で首つり自殺を図り、死亡した。

第1発見者は妻の上原多香子で、自宅には遺書らしきものが残されていた。

上原とTENNさんは約1年の交際を経て、2012年8月に入籍。

前日までの行動

24日昼前に「曲を、0から生み出す作業。なかなか難しいが、出来上がりは嬉しい」とつづるも、「さあ作りますか」とブログを更新し、翌日に自殺するとは思えない前向きな記述が。

午後9時から10時までは、メンバーとネット上のイベントに生出演し、ファンと“交流”。

亡くなる数日前にはフットサルチームの合宿で和歌山県を訪れていて、ブログには「お疲れ様でした。また来年！」と綴っていた。

21日のブログでは発売されたばかりの「iPhone6 Plus」を入手したことも報告していた。

8月23日には2回目の結婚記念日を祝っていた。ブログには2ショット写真とともに「気づけば世間をお騒がせしてから2年、早いような、気もします。これからも夫婦共々よろしくお願いします」と綴っていた。

回りは首をかしげている…

「ニュースを見て初めて知りました。信じられません…。真面目で社交的で、自殺をほのめかすこともなかった」

「何でこういうことになったのか分からない。最近も、おかしい様子を感じたことはなかったのに…」

上原は憔悴し、会話もままならないという。

27日には「ヒロウモンズ」としてボートレース尼崎でのライブも決まっており「自殺する理由がわからない」

「去年、たまたま子供の自殺の話題が挙がった時に、TENNさんは『自殺って、自分を殺すって書くよね。普通の人間だったら、そんなことできないよ』自分が企画しているライブイベントの来年以降の構想も、楽しそうに話してたのに…」

11月には、淡路島に旅行に行く予定で、ホテルの予約もしていた。

通夜にて

大阪市内の斎場で営まれ、通夜にはET‐KINGのメンバー6人が集結。突然の別れに全員が涙した。

通夜にはファン約500人を含め、赤井英和、三倉茉奈、たむらけんじら芸能関係者も駆けつけ、計約1000人が参列した。

今井絵理子に付き添われ上原は通夜会場に姿を見せ、報道陣に向かい頭を下げ、「お体は大丈夫ですか？」と気遣う声に一瞬微笑みを浮かべ、うなずいた。